🤪さん
短編
不安定型愛着障がい
※🤪🦁さん
⚠️途中からside変えてません
🤪side
昔から愛されていると思ってた。
でもそれは表面上の愛で。心から愛してくれる人なんか居なかった。
いたらいたで重いって言われて離れていく。
人に嫌われないように、家族だろうが友達だろうが気を遣って過ごす日々はストレスで。
ずっと孤独で。1つ言葉を並べるのにも時間がかかってしまう自分が大嫌い。
やだ
嫌い
独り
もう人と話したくないよ
🤪「…はぁッ…….」[ベット寝っ転がり]
🦁side
今日のまろは明らかにおかしい。
会議でも発言は少ない、話しかけても上の空で元気がない。
その上普段は人がいるときにため息なんかつかない。
本当にどうしたのだろう。
こういう時こそ明るく、優しい声で話しかけてみる。
🦁「…まろ~!…」
🤪「……んん…?」
🦁「髪乾かした?…」
🤪「……乾かしてないけど…」
🦁「ほんま?乾かしたるからベット座れる?…」
🤪「…ぁ…….ぅん…」[座]
🦁「ん、軽く拭くな」
🤪「…おん……」
やっぱり元気がない。
返事が遅いし心做しか涙目に見えてくる。
とりあえず髪を乾かして話せそうなら話そう。
🤪「…ごめん…やっぱ自分で乾かす、から…」[ドライヤー持]
🦁「いやええよ、大丈夫。乾かしたるからじっとしとき?…」
🦁「迷惑じゃないから、な?…」[ドライヤー奪]
🤪「ぁッ…ぉ…んん゛~…」[目元こすり]
🦁「んん…ぼーっとしてて大丈夫やで。」
🤪「…ゎかった…ごめん、」
🦁「乾かすな~…」[スイッチオン]
🤪「……………」
🦁「…ん、終わったで」
🦁「ほんまにさらさらやね~…」[触り]
🤪「……ごめ、んッっ…ょこになりたい…いい…?」
🦁「あええよええよ、寝っ転がりな。」
🤪「ごめん…」
謝らんといてよ。
今日だけでまろからごめんって聞くの、何回目やろ。
少し自分に自信が持てなくなっちゃったのだろうか。
みんなまろのこと大好きやのに。
🦁「もう電気消す?…」
🤪「まろは…どっちでも…」
🦁「日付も変わりそうやしな、電気消して寝よか。」
🤪「………….」
🦁「隣入っても大丈夫?…」
🤪「…ぅん…….」
🦁「…ありがと。」
🦁「おやすみまろ。」
🤪「…….ん…」
🦁「…寝ても絶対離れへんからな、安心して寝ときよ?…」[お腹とんとん]
🤪「…ほんま、?…絶対離れへんの…?」
🦁「絶対離れへんから。ちゃんと寝なね。」
🤪「…ん゛~…泣…」[目元こすり]
🦁「どしたの…誰もまろから離れへんよ~?…」[撫]
🤪「ッゃだっ…きらい、ッっ…泣」[起き上がり]
🤪「…ひ゛とりっッ…泣…」
🦁「まろは独りじゃないよ。みんな大好きやから。」[背中さすり]
🤪「う゛そ、ッ…みんな゛きらぃっッ…泣…」
🤪「まろひと゛りっ…ぉ゛もいんだよ泣…」
🦁「嘘やないから…」[引き寄せ]
🤪「やぇ゛てッっ…もぉ嫌われたな゛ぃから…泣」
🤪「まろに、っッ…構わない゛でぇっ…泣…」
🦁「嫌われないよ、大丈夫やから…」[抱擁]
🤪「ぅ゛わぁああぁ゛ッ…泣」
🦁「ん~…だ~い丈夫大丈夫…」[布団かけ]
🤪「ぃ゛ややッ…おぃ゛てかんでっ…泣」
🤪「すてな゛ぃで、ッっ…」[服掴み]
最初は泣かないようにしとったのに。
泣いちゃったとしても静かにしてバレたくなかったのに。
あにきの優しさに甘えてしまう自分が嫌で、最悪で。
嫌な顔をせずにずっと撫でてくれてて。
落ち着かなきゃって思うほど涙が溢れてきて。
しんどい
こわい
ぜんぶやだ
そんな気持ちが大爆発してしまった。
🦁「捨てるわけないやん…俺の大好きな家族みたいなもんなんやから…」
🤪「あ゛ぇッ…ぅッ…泣…」
🦁「ねむたいなぁ…」[ゆらゆら]
🤪「ぅぅ゛んッ…まろ、のこと…すきっッ…?」
🦁「うんっ…大好きやで。笑…」
🤪「…ありがとぉな…泣…」[嬉し泣き]
🦁「あれ、笑…嬉しいん?…」
🤪「ぅれしいっ…泣…」[ぎゅっ]
🦁「嬉し涙でよかった~…」
🦁「もう嬉しいことでしか泣かさへんからな。」
🤪「…んふ…ぁにきらし~ね笑…」
🦁「そ~?…笑」
🤪「…うんっ…笑」
🤪「ぁの…ね…まろあにき大好き…」
🦁「…俺もやで。」
🤪「…大好きは…?…」
🦁「大好きやで。」
🦁「メンバーもリスナーさんも、スタッフさんもみんなまろのこと大好きやからね。」
🤪「…ほんまに…だいすきなん…?…」
🦁「ほんまに大好きやから笑…」
🦁「心配しなくて大丈夫。好きやなかったらぎゅーしないやろ?…笑」
🤪「うん、っ…ぁりがと…」
🤪「….ッぅ…ねむたい、ッっ…」
🦁「ねむたいな~…もう1時過ぎとうもん笑…」
🤪「…ん゛ん、泣…」[ぐずぐず]
🦁「ぁおお…寝な寝な…」[ゆらゆら]
🤪「……ん………」
🦁「おやすみ。愛してんで。」
幼い子供のように泣きじゃくっていたまろ。
安心してもらえただろうか。
まろを寝かせるために少し離れたら、目を瞑ったまま唸り声を出して俺を探すようにした。
余程溜め込んでいたんだな、そう思い横に寝転んで抱きしめた。
するとまろは安心したように微笑んでまた眠った。
我慢せずに相談してくれるようになるまで
毎日隣で寝よう、そう決心した__________
end
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コメント
14件
これ何回も見てます 好きだらけで爆発しそうですw最高の作品ありがとうございますっ!他の作品ももちろん大好きです
うわーーーすきっ🫶🏻💞 黒さんにすがる青さんがだいすき…🥹💕 黒さんの前だと素直になっちゃう感じとかもう他のメンバーにはない黒青の絆すぎる…らぶです😘
ほんとに大好きです好きでしかないです😭😭❤︎黒さんが青さんのサポートとというか慰めるというか優しくよしよししてくれる感じの関係大好きです、、