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本作品には hnnm/BL/ケモ化/森ちょん 要素が含まれます。
これらの意味が分からない、またはご理解いただけない方は閲覧をご遠慮ください。
なお、本作品はすべて書き手の妄想によるフィクションで、実在の人物・関係者等とは一切関係ありません。
併せて、転載・スクショ・パクリ等はご遠慮ください。
以上をご理解のうえ、自衛できる方のみ閲覧お願いします。
僕の体がおかしいと気づいたのは、朝、目を覚ました瞬間だった。洗面所で顔を洗おうとして、ふと鏡を見たら……、
頭の上に、ふわふわの猫耳が生えていた。
それだけじゃない。
腰のあたりからは、灰色の長い尻尾が伸びていて、勝手にゆらゆらと揺れている。
「……え?」
声を出した瞬間、耳がぴくりと動いた。
まるで自分の声に反応しているみたいで、余計に現実味が増す。
「僕……猫?」
夢だと思って、耳を引っ張ってみる。
じん、とした痛み。
……夢じゃない。
どうしていいかわからず、部屋の中を行ったり来たりしていると、
ドアが開く音がした。
「ちょんまげ、おはよう……って、あれ?」
森くんだった。
目を丸くしたまま、ゆっくりと近づいてくる。
そして、ためらうことなく、
僕の猫耳に指先を伸ばした。
「……可愛い。猫耳」
その声が、やけに楽しそうで。
僕は反射的に一歩、後ずさる。
「ぼ、僕……猫になっちゃった……どうしよう……」
耳がぴくぴくと動き、
尻尾が勝手にぱたぱた揺れた。
恥ずかしさで、思わず視線を逸らしたくなる。
けれど、森くんは何も言わず、じっと僕を見つめていた。
その視線に耐えきれなくなって、
「……僕は」
「犬派だから……」
こんな状況で言うことじゃないのに、
気づけば、そんな言葉が口からこぼれていた。
「どうせ……なるなら、犬が良かったというか……」
言い終わる前に、
森くんの指が、またそっと耳に触れる。
「へぇ」
含みのある声。
「でも……僕は猫派だから、猫でよかったかも」
その言葉に、
ぴくっ、と耳が反応する。
森くんは微笑んだまま、
逃がす気のない目で、僕を見ていた。
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