結局あの後何回シたんだろう……。求めあったのはいいけど……何が驚いたって、聖さん、絶倫ってやつだと思う。さすがに途中から少し怖かった。
「…ごめん、止まらなかった。」
「ううん……聖さんでいっぱいになれて幸せ。そういえば、さっきする前に飲ませてくれた錠剤って…?」
「…あれは泰揮が作ったDNAの抑制剤。花月の体には泰揮のDNAが入ってるから、俺のDNAが入っても柚の時みたいに暴走しないようにさっきもらった。」
「ふーん……。」
「…花月、左手を出してくれるか…?」
左手を差し出すと聖さんが薬指に指輪をはめてくれた。聖さんも同じ指輪を薬指にはめている。
「…いつかちゃんとした指輪を渡せるときまでの指輪だけど……これからも俺とずっといてくれるか……?」
「うん……ずっと、ずーっと一緒にいます。」
「…花月、ハッピーメリークリスマス……。」