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第三弾いっちゃえー!!(適当)
長時間に渡る、討伐任務後。
保科が刀を納めた瞬間、10号がぼそっと言った。
「ホシナ」
「んー?」
「左脚を引きずるな。鬱陶しい」
「……引きずってへんよ」
「引きずっている。三十分前からな」
うわー細か、と苦笑する保科。
「…..よう見とるなあ」
「当然だ。俺は貴様の戦闘データを常時観測している」
「…..今日の貴様、動きが鈍い。刀の精度も微妙だった」
「辛辣〜」
「事実だ」
少し、間を置いて。
「……何を隠している」
保科は黙ったまま、着替えを始める。
「別に。昨日寝れてへんだけ」
その手が、少し震えてることに気づく10号。
「嘘だな」
「筋出力の低下率、呼吸、反応速度。疲労ではなく痛みに近い」
「……」
「いつ負傷した」
はぁ、と息をついて、口を開く
「……昼の任務で、普通のスーツやった時に、ちょい脇腹やった」
「“ちょい“で内臓側を庇う動きになるか阿呆」
「細かいねんお前」
「貴様が自分を無下にしすぎる」
10号が低い声で続ける。
「……次の戦闘で反応が遅れれば死ぬぞ」
「死なんよ。僕強いし」
「知っている」
ふう、と間をおいて。
「…だから厄介なんだ、貴様は。」
その言葉に、保科は一瞬目を見開く。
「無茶を押し通せる強さがある。だから限界までごまかす。違うか。」
「……」
「隠す技術もあるから周りが気づかない、よくない癖だ。」
保科の笑みが少し止まる。
でも次の瞬間には、いつもの調子で肩をすくめた。
「……何、心配してくれてんの?」
「していない」
「うわ即否定」
「血で濡れたらこっちが迷惑なんだ。」
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「…それはすまん。」
「壊れるなよ、保科」
少し黙ったのち、保科は小さく笑った。
「……なんや不器用な言い方やな。スーツのくせにそういうとこあるよな」
「なんだその評価は」
保科は、ふふっと笑って、脱いだ10号スーツに背を向ける。
「でも、….ありがとうな。」
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