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摩浪と赤木が帰り、その数十分後に試合が終わった。選手はファンの人達や取材陣の対応に追われていた。
治「お疲れさん、ツム。ハイブリットサーブ上手いこといったやん」
侑「せやろ〜!あの感覚忘れられんわ〜」
治「あとな、摩浪来とったで」
侑「どこや!会いたい!」
摩浪がいた事を話すと侑は驚いた表情で周りを見渡した。
治「それがなファンに見つかりそうになって途中で帰ることにしたんやと」
侑「マジかぁ、でも仕方ないな」
摩浪がいた事を話していたのは宮兄弟だけではなかった。
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菅「いやー成長したなー」
影「あざす」
菅「さっき、摩浪と会ったべ」
菅「どこっすか!」
影山からサインを貰いに来た菅原。摩浪が来ていたことを話すと侑と同様、周りを見渡した。
菅「それがなファンに見つかりそうになったから帰ったべ」
影「そうすか」
菅「でも!サーブすげえって褒めてた!」
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田「来てたんすか!」
澤「おう。色々あって帰ったけどな」
ここでも同じ会話だ。
清「あの会見を見てから心配してたけど、元気そうだったのね。ホッとした」
谷「ですね!ほんとに良かったぁ」
運動障害を抱え、活動を休止の会見があってから心配する声が飛び交った。それはかつて戦った者たちも同じ。
東「また活動再開するって言ってたから、今のうちにたくさん休んでほしいって思うよ」
澤「だな」
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黒「そういえば聞いた?摩浪くん来てたの」
日「えぇ!?まじすか!」
黒尾と日向も同じ。
黒「俺は彼に戻ってきてほしい」
日「俺もです!」
バレーボール協会競技普及事業部で、日々バレーボールの魅力を伝えるために奮闘する黒尾。
黒「もちろんさ、1番大事なのは彼の意志。どんな選択したって俺は何も言わないよ」
日「大丈夫です。摩浪は戻ってきます!約束したんで!」
日本でバレーをして摩浪に勝つことも目標にしている日向。ブラジルで、「次は日本で勝負」と約束した。
黒「なら俺も信じて待ちますかね」
日「はい!」