テラーノベル
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(……え?うるみやなんかまずい事言ってもうたかな???)ウルミヤはシャルロのその表情に思わず困惑してしまった。
「……ぇ……ぇっと……?……シャル、ロ……兄様……?」
全身が痛むがそう目の前の彼を呼ぶ。シャルロはそれには反応せず震える声で
「……うるが……“謝った”……?」
と呟いた。そのシャルロの言葉にウルミヤは心の中で思わず
(おい!何やってんねん!前のウルミヤ!)
と前の暴君王子のウルミヤに盛大にツッコミを入れてしまった。しかし同時に【暴君王子】と呼ばれていた事も思い出して納得してしまった。暴君なんて呼ばれている人が謝るわけが無い。
(めっちゃやりずらいわ……)
早くも諦めそうになったが、つい先程自分からした前のウルミヤとの約束を思い出す。
(……いや、うるみやは前のウルミヤと『残りの人生最高のものにしたる』って約束したんや)
そしてそれを聞いた前のウルミヤの“心の底からの嬉しそうな微笑み”も思い出して踏み留まった。
(もう諦めたらあいつの思いさえ踏みにじってしまうわ。何があっても諦めへん……!この人生を最高のものにするまでは……!)
まだ呆然としているシャルロを他所に静かに心の中で決意を固めるウルミヤ。
その時。
カチャ。
部屋のドアが開き二つの小さな人影が入って来た。
ピンク色のふわふわした髪を三つ編みハーフアップに纏めた翡翠のような瞳の可愛らしい少年と、濃い紫色の髪にアメシストのような瞳のまだあどけなさの残る少年。
これまた前世の仲間の『甘夢れむ』と『しの』にそっくりな少年だった。
「レム、シノ」
ようやく驚きから解放されたシャルロが、そうふたりの名を呼ぶ。
ウルミヤも痛む身体を無理矢理動かして何とか顔だけそちらに向けた。
「あら」
それに気づいたレムが声を上げる。そして口角を吊り上げると鈴を転がすように美しく、そして冷たい声で言い放った。
「……死に損ねたのね、暴君お兄様?」
「……っ!」
ウルミヤは軽く息を詰まらせつつも微かに笑みを浮かべた。
(早速、ハードそうな第一ラウンドやな)
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🪻Maika🫐@多忙
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夢好 しばらく読み専
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コメント
1件
うわああ、もう続き早く読みたいッス‼️😭💕 ウルミヤが「前の俺」と約束したっていうのがめっちゃグッときたよね…「残りの人生最高にしたる」って、暴君の面影ゼロじゃん!そこに来てレムの「死に損ねたのね、暴君お兄様?」とかもう辛辣すぎて笑ったけど、シャルロの動揺も気になるし、家族関係どうなってくんだろ…!これから修羅場確定な雰囲気がたまらんっす〜🔥