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「「いただきまーす」」
青「大丈夫?美味しい?」
橙「うん。」
橙「アクアパッツァなんて初めて食った」
青「ほんと?」
青「美味しいでしょ?」
橙「うまい」
橙「オシャレの味がする」
青「そっか」
急に家に泊まることになった。めちゃくちゃ気まずい。
いつものように会話が弾まなくて。
なんとなく、しゃるとの壁を感じて。
青「もうちょっとトマト入れればよかったなぁ…」
俺はつい数時間前まで実家暮らしだったのに。つい数時間前まで家族みんなで暮らしていたのに。
1人で買い物に行って、1人でご飯作れるしゃるが大人に見えてしまった。
青「ご飯おかわりいる?」
会話もせず、1人で黙々と口にご飯を詰め込んでいたからいつの間にか茶碗が空っぽになっていた。
橙「もらう」
青「はいよ」
青「なんか味付け変じゃない?」
味見してるときあんなに美味しくできたねって言ってたのに美味しくないだなんて…
橙「変じゃない」
橙「しゃるが作ったのは全部美味しいで」
青「そっか、よかった…」
橙「よかった…?」
青「だって…うるみやがずっと怖い顔して飯食ってるから……」
そりゃそうだよな。
傍から見たら無愛想な顔でご飯食べてるだけ。
美味しそうに食べなきゃ。とっても美味しいから。
橙「美味しいで!ニコ」
青「大丈夫だよ」
青「ありがとう」
橙「ごめん…」
青「ごちそうさまでした!」
青「うるみやの食器も洗っちゃうから早く食べて!」
橙「うるみやがやる!」
ご飯作ってもらったし、泊めてもらうし、それと…
なんとなく、うるみやがなんにもしなかったらただの邪魔みたいに思えて嫌になる。
青「いやいやw」
青「お客さんに洗い物なんてさせられないよw」
橙「ええの!」
橙「うるみやご飯作れんし、洗い物ぐらいしかできんねん」
橙「手伝わせてや…」
橙「お願い……」
青「そこまで言うんだったらお願いしようかな?」
いつもは嬉しいしゃるの優しさもちょっとだけ、煩わしく感じた。
ごめんな。
橙「明日の朝ごはんリクエストしてもええか?」
ほんとに少しだけど、いつもの生活でうるみやを意識してほしくてリクエストしてみたり。
青「うん」
青「何がいい?」
橙「卵焼き、甘い卵焼きがええ」
青「甘い卵焼き?」
橙「うん」
青「わかった」
青「いいよ」
青「卵焼きなんていくらでも作ってあげる」
橙「ありがとう」
♪〜お風呂が湧きました〜♪
青「あ、お風呂わいたよ」
青「入ってきな」
橙「うん」
青「入浴剤好きなの入れていいよ」
青「シャンプーとコンディショナーは見たらわかるから」
橙「ありがと」
チャポン
橙「はぁ…」
今日は色々ありすぎた。
両親が遠くなって、代わりにしゃるが近くなって。
橙「これからどうすればええんかな…」
きっと俺の頬が濡れているのは湯船に浸かってるせい。そういうことにしよう。
皆さんにお聞きしたいです!
私ノベル始めたばっかで、1500字目標にして書いてるんですけど長すぎますか?
てか1500にするとリアルの時間考えて2〜3日かかるんですが1000行かないぐらいだと1日で書き終わるんですね
投稿頻度上げて、最終的には毎日投稿するには800字とかになるんですけどそのまんまのほうがいいですかね?