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続きです。
登や他の警察の居場所を聞いたがみとも達は
山の中の小屋を探していた。
「んー病院にいた奴らの話だとここら辺なんだけど」
「あっ、ボスありました。後小屋だと思います。」
「らっでぃーさすがー!!じゃあ行きますか!」
「ボス!小屋の敵は俺たちがやるからね!ボスは捕まってる人質をお願い!」
「はーい!らっでぃー、ぺんちゃんよろしくね!」
「「了解、ボス」」
そう言うと青井と伊藤が勢いよく扉を開けて入って行った。
「まぁあの2人なら大丈夫かぁ、じゃあ俺は裏からっと」
がみともは裏口から入り、犯人達にはバレない様に
登たちに近づいた。
「登くん大丈夫?」
「がみとも先輩!?」
「シー、犯人にバレるから静かにね。
ダウンはしてるけど他の怪我はなさそうだね。
とりあえずここにいる人達、皆んな病院に運んでくね。」
その瞬間
「がみとも先輩後ろ!!!」
登の声と共にがみともの後ろから殴りかかる犯人が居た。
それに気づいたがみともはすぐに振り返り返り討ちにした。
「ねぇ?今忙しいの、、邪魔しないでくれる?」
声はとても優しいのに殺気だってる事ががみともの後ろにいた登たちにもわかった。
「もぉーらっでぃー、ぺんちゃん!犯人逃さないでよ!こっちにまで来たんだけど!」
とがみともが声をかけた方を見た警察達は驚いた。
「らだお?」
「ぺいん?」
そこにはいつもとは違う2人が居たのだ。
被り物をしている為表情は分からないが、犯人達を楽しそうに殺しているのが見えた。
がみともの声かけに気づいた2人はこっちを見た。
「ごめーん!気づかなかった!!」
「すみません、夢中になりすぎちゃいましたー。」
「もぉー気をつけてよね!んでもう終わった?」
「はい、こいつら思ってたより弱かったですねー」
「えー!もう終わり!?」
「はいはい、帰るよー!運ぶの手伝って!」
「「はーい、、」」
そう言い2人はがみともに近寄って来た。
「登くんたちごめんねーお待たせ!じゃあ病院に帰ろっか!」
「成瀬、マンゴー大丈夫?」
「ミンドリー、さぶ郎ー大丈夫かぁ〜?」
それぞれ人質にされていた人達に声をかけて
ヘリまで運んだ。
「ボスーこれで全員です。」
「はーい!らっでぃーありがとう!」
「ボス!俺は?俺は?」
「うんうん、ぺんちゃんもありがとねー」
「棒読みやめて!!」
そんな会話をしながら病院に向かった。
がみともは登たちの方に振り向き言った。
「多分皆んな気になってる事があると思うけど取り敢えず治療が完了してからね!これまで我慢してて!」
「わかりました。」
そこで取り敢えずの話は終わった。
「病院着いたよー!お待たせ!」
病院に着きみんなをヘリから下ろし、中に連れていった。
「「がみとも先輩!!」」
「がみちゃん!」
「3人ともただいま。みんなの治療をお願いしても良いかな?」
「わかりました!」
イロハ、元難波、ぷぅは大部屋に向かい、ずっと事件対応で警察署にいた、てつお、葉風邪、ももあも着いていこうとした。
「あっ!てつおさん!葉風邪!もまー!全然連絡できなくてごめんね!あの後3人は大丈夫だった?」
「うん!俺たち3人は取り敢えず本署に居たから被害はなかったよ、がみとも君こそ大丈夫?」
「大丈夫だったよ、ちょっと虫対峙をしてただけだから。」
「、、?まぁよく分からないけど大丈夫だったならよかった。
俺らもイロハ達手伝ってくるな!」
「はい、お願いします。」
3人も大部屋に向かった。
「らっでぃー、ぺんちゃん集まって。」
「ボス、どうしたの?」
「なんすかー?」
「いやさ、今回結構な人数にバレたわけじゃん?そして多分言い訳は出来なさそうなんだけどどうする?」
「確かになー!でも隠してても結局はバレんじゃね?
俺らを探してる奴らも居るみたいだし」
「ぺいんとの言う通りだと思いますねー
まぁそれで受け入れてもらえなかったそれはそれでここから離れるだけだし」
「まぁそうだよねー、新しく過ごす場所を探すのも楽しいしいっか!」
3人で話していると後ろから
「「「え?」」」
と聞こえ振り返るとさっきまで大部屋に居た救急隊と治療された警察官が居た。
「「「あっ」」」
「新しい場所を探すってどう言う事ですか!?」
「がみとも先輩、嫌ですよ、居なくなるなんて!」
「らだおの居ない警察なんて嫌だからな!」
「お母さん、さぶ郎を置いてかないよね?」
「いやでも、元ギャングの俺らが公務員やるのも嫌でしょ?」
「そんな事ないです!!元だから今はやってないって事ですよね?なら良いじゃないですか!」
「んーらっでぃー、ぺんちゃんどうする?」
「皆んなが残って良いっていうなら残っても良いですけど
ボスはどうしますか?」
「俺も!別にギャングっつっても悪い事してた訳じゃないし!」
「でも俺らがここにいる事がバレたらまた今回みたいに狙ってくる奴がいるかもしれない」
「その時はがみとも先輩が守ってくれるでしょ?」
「うっ、まぁ守りますけど、それで良いの?」
「「「うん!/はい!」」」
「まぁ皆んなが良いならいいけど、でも隊長にも言わないとなぁー」
「てか公務員全員に共有しなきゃじゃね?」
「だなー何日か後に集まってもらいますか」
「そうだねー!じゃあ取り敢えず解散で!
皆んな巻き込んで本当にごめんね、」
「全然大丈夫です!助けて下さりありがとうございました!」
巻き込んでしまった事を全員に謝り、今日はこのまま解散となった。
青井と伊藤も警察署に戻り、がみともも病院で残りの仕事をした。
……To be continued