一 話 目 🗣
ある日の朝
私は御館様に呼ばれ柱合会議の行われている場所へ急ぐ ___
「 御館様、ただいま到着致しました。
綾瀬です。 」
静かな場所に綾瀬は声を出す。
そして聞こえたのか、御館様は綾瀬に話し掛ける。
「 良く来たね、綾瀬 」
「 急だけど任務だよ 」
「 任務 」という単語に綾瀬はビクッとし御館様に問い掛ける。
「 任務ですか、 内容は? 」
「 雄英高校 1年A組の護衛だよ 」
、その瞬間綾瀬はドキッとした。
「 、理由を伺ってもよろしいでしょうか? 」
「 嗚呼 、 」
「 現在ヴィランと鬼が協力関係にあるらしい。 」
「 それはこちら(鬼殺隊)にとっても向こう(ヒーロー)にとっても不利でしかない 」
「 ということでこちらがヒーロー生がいる雄英を護衛することになってね 」
「 実力や実際の経験を見た結果綾瀬に言ってもらおうと思って 」
「 ヒーロー嫌いのこともわかっている 」
「 だけど力になってくれないか? 」
御館様が申し訳なさそうな声でそういうと綾瀬はすぐさま返事をした
「 勿論です、日にちを教えて頂いても? 」
「 、ありがとう 」
「 明日だよ 」
「 ただ、明日は綾瀬が任務をする代わりの条件と注意事項等説明しに行ってもらうだけだからね。 」
もっと早めに教えて頂ければ良かったのに、と思いながら
「 御意 」
と一言返事をし一旦屋敷に戻る
「 はぁ 」
ため息が出るのもおかしくない
私の嫌いな人たちがうじゃうじゃいるところに私は明日行かなくてはならないのだから。
ほんとは行きたくない
だけど御館様の頼みだから、
と思いながらも明日の準備を進める
次 の 日 __ ⤵︎
🚪コンコン
「 鬼殺隊 〜柱 綾瀬です 」
「 任務のため来ました 」
と言うと中から 「 入ってください 」と一言
🚪がちゃ
中へ入ると校長らしい人が一人、教師らしき人が二人中に入っている
「 綾瀬です。本日は注意事項と条件を話にこちらに伺いました。 」
私は顔色を一つも変えず述べる。
「 やぁ君が綾瀬君だね 」
「 よろしく頼む 」
と校長らしき人が握手を持ちかけるが私は無視をし話始める。
「 私はヒーローが大の嫌いです。 」
「 なので特別仲良くなろうとか思っていませんので其方もその気でお願い致します。 」
そうすると三人は気まずそうにこちらを見る。だが気にもしない綾瀬はどんどん話始める。
「 最初に注意事項です。 」
「 鬼が現れたら一番に体育館へ避難、教師達が誘導をし私の邪魔をしないよう遠くにいてください 」
「 被害がそちらに行っても自己責任 」
「 死にたくなければじっと指示に従ってください 」
「 そして、血を出さないこと。 」
「 次は条件です 」
「 私は大人なので授業には出ませんし、任務のため此方に来ているので生徒ではなく副担として来たということにしてください。 」
「 そして私が鬼殺隊であることはこの三人以外告げ口等しないでください 」
「 もしした場合護衛は中止なのでご了承を 」
「 以上が条件、注意事項です 」
「 何か質問は? 」
「 何も無いさ 」
「 全部大丈夫なのさ! 」
「 そうですか、では話はもうないので私はこれで。 」
🚪ガチャ
🚪バタン
黒瀬は校長室を後にした __ 。
次 回 ま た
🤍
⌒
❤
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