すたーと
蘭side
やっぱり…この薬飲もうかな…。
そう思いながら俺は薬の瓶を握り締めていた。
どうしよ…春千夜に聞く…?でもなんか言われたら…。
もう…飲んじゃうか‥。
ゴクッ
蘭『ぃ”っ…あ”あ”あ”!!』
飲んだ瞬間頭に痛みが走った。
バタバタバタッ
がちゃ!!!
竜『兄貴!?』
蘭『あ”あ”あ”あ”あ”あ”!!』
りんど…助けて…。
俺はこの痛みの中で色々と思い出した。
竜胆と喧嘩したこととか。
一緒に遊んだり。
沢山のことを思い出した。
天竺や関卍の頃など沢山。
みんなが来た。多分俺の悲鳴に気づいたのだろう。
梵天も楽しかったな…。
蘭『りん……ど…ッッ』
蘭『みん…‥な…』
蘭『だいすき……ごめん…』
蘭『こんな…俺で……ッッ』
竜『兄ちゃん!!!!』
皆『蘭!!!!』
忘れたく…なかったな。
俺は苦しい中で精一杯の声を出した。言い終わった後俺の記憶はそこで途絶えた。
コメント
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とっても面白いお話でした💕