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【せっかく転生できたのでがんばって平和に暮らします】
第1話 せっかく転生できたのでがんばって平和に暮らします
道徳の授業でやった『平和』
先生は平和について考えましょうなんて言う
今がどれだけ幸せか考えましょう……
ふざけてる、みんながみんな今を幸せに思ってるわけないのに
………
みーんないなくなればいいのに
生徒A「お〜いしゅう〜な〜に帰ろうとしてんの?w体育館裏来いよww」
そう僕の名前を呼ぶの毎日のように暴力を振るってくる生徒の一人だ
どうやら珍しく一人らしい
いつもなら取り巻きが4人ぐらいついてるのに…
生徒A「返事は?」
しゅう「…分かりました…」
生徒A「んじゃw待ってるぜ〜」
は〜ぁなんで僕ばっか…いっそ…死んだほうが幸せか…
ネットでよく死にたいって呟いてるのを見るいじめられる前は死んだら意味ないのにって思うばかりだった
今はその人たちの思っていることがわかる
………そうだよね、死んじゃえばいいのか…
そう僕は思った。…体が勝手に動いていた
走って走って走って…無我夢中で走ってた…
しゅう「あれ…ここ…どこ?…」
どうやら迷ってしまったらしい…まぁ今更迷ってどうのこうの言わないけど…
しゅう「さてと…どうしよっな…」
そう考えていた…
……後から来る猛スピードのトラックに……
バンッッッッ
しゅう「!?」
一瞬何が起こったか分からなかった
ただ…死ぬということだけ分かった
あぁやっと楽になれるんだ…
そうやって僕の意識は途切れていった
しゅう「!!」
気がつくとそこは一面真っ白の部屋のような場所だった
だが病院と言うわけでもない、本当に真っ白な空間
そこで気づく…あ、死んだんだと
?「お〜やっと目を覚ましたかぃ」
しゅう「えっ?!」
見上げるとそこには全身真っ白の光り輝いた老人がいた
その姿はただの老人のはずなのに何か神秘的でまさに…神のような
?「そうじゃよ、わしは神じゃよ」
しゅう「えっ今僕の心…えっ?」
神「まぁ神じゃからなお主の心の中ぐらいわかるわい」
しゅう「……」
神「さて、お主の死因はっと…トラックに轢かれたようじゃな〜」
しゅう「あ〜はい…」
なんか、神にしてはノリが軽い…
神「え?じゃってノリ軽い方が話しやすいじゃないのか?」
しゅう「ん…まぁ…ん〜…」
まぁノリとかよくわっかんねぇし…
神「…どうやら生前は辛かったようじゃな…」
まぁ神と言うだけそれぐらい分かってるよな…
神「………よし転生さしてやろうじゃないか」
しゅう「は?てっ転生?」
えっまじで何言ってんだ?転生なんて漫画の中だけじゃねぇの?
てか…神が目の前にいる時点でか…
神「ところでどんなキャラがいい?」
キャラって言ってるし……
神「The主人公とかヒロインとかイケメン、なんでもなっていいぞ?」
なんでも…か…
しゅう「じゃあ平和に暮らしたい…欲を言うとただシンプルな愛が欲しい…です…」
神「なんじゃそんなことでいいのかい…まぁそういうことならすぐ転生できるぞい。そんで姿は…」
しゅう「今のままでいいです…」
神「よしじゃ平和な愛される世界に転生させてやろう」
すると僕の体は光り始めた
神「じゃ頑張るんじゃぞ〜」
僕は光の中に消えていった
しゅう「!!!」
って夢……か……ホントに現実みたいな夢だったな…
…てか…ここ…どこ、誰の寝室!?
ヒラッ
?なんだ?…紙?
[やっほ〜起きたかのぉ
ちなみにここは王がいる世界じゃ
そんでお主はどこにでもいる普通の農民じゃばあちゃんと2人暮らしじゃぞ
他、お主のことは前の体と一緒だからな
自分の人生歩むんじゃぞ〜〜 神より☆]
相変わらずノリ軽いな……
でもせっかく転生できたんだしがんばって
平和に暮らそ!!
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コメント
3件
うわ、読んだ読んだ! 神様のノリ軽すぎて笑ったけど、その軽さがしゅうくんにはちょうど良かったのかなって思った。 「平和に暮らしたい」「シンプルな愛が欲しい」って願うシーン、すごく胸にきたよ。 現実であんなに辛かった分、今度はちゃんと温かい世界で生きていけるといいな。 次の話でどんな農民生活が始まるのか、すごく気になる!