あの日からおかゆの様子がおかしい気がする。
確かあの日はおかゆとちょっと話しただけで終わっちゃったけど…、、
なんか悩んでるっぽかったし、心配だな…。
そう、事務所のソファーに座って考えてると…
「…ちゃん」
「…バルちゃん」
「スバルちゃんってば!」
「へっ?あ、トワ。」
「何ボケっとしちゃってんの〜?」
「あ、いやちょっと考え事してたわ(笑)」
と、愛想笑いを浮かべながら言う。
「あっそ…、」
「え、なんかトワ冷たくね…?」
「別にそんな事ないし、てか今日の収録終わった?」
「うん。」
「じゃあ、今日トワん家来ない?」
「え?いいの!?」
そう、スバルが聞くとコクリとトワは頷いた。
そんな話を盗み聞きしている僕は最低だ。
「はあ…、」
最近スバルちゃんのことを考えると何故か苦しくなって、彼女のことを避けてしまう。
「そんなつもりないのになぁ…、」
「なんの話〜?」
「うわぁ?!ってころさんか…。」
「ごめん、驚かせるつもりはなかったんだけど…。」
「?」
「おがゆが扉の前にずっと突っ立てるから…」
「あ、ごめん…!邪魔だったよね…、、」
「ううん、大丈夫だよ!」
そんな他愛もない話をして、ころさんと事務所の中へ入った。
「お、ころねとおかゆか…?」
「なんでおかゆちゃん…、ころねちゃんの後ろに隠れてんの??」
そうトワちゃんが聞いてくる。
「…、、」
「今日のおかゆは甘えん坊さんだね〜?」
嬉しそうにころさんが言ってきた。
「こぉねあとちょっとで収録あるから行ってくるね〜!」
「え、ちょっ…!」
「ちょっと、トワもお手洗いに行ってくる〜。」
空気を読むようにトワちゃんは部屋を出ていった。
…
どうしよ、これ…。
「「…。」」
2人の中に気まずい空気が流れる…。
「あの、おかゆさ…」
「え、何っ…?」
「なんか、最近悩んでることでもあるのか…?」
「えっ、?」
「いやさ、なんかあの日ちょっとお前に元気ない気がしてさ、」
「へっ、?⸝⸝」
あの日と言うのは3日前に事務所でちょっと顔を合わせた時の事だろう。
「今も元気がないように見えるんだけど…、気のせいか?」
そう、言ってスバルちゃんは僕の頬を優しく撫でてきた。
「いや、心配しないで!僕、元気だから!!」
そう、返事すると…
「よかった。」
と言って僕に微笑んできた。
その笑顔のせいで僕の胸が高鳴りを抑えられなくなってしまい…、
「好きっ…⸝⸝」
スバルちゃんには聞こえないようにボソッと呟いた。
「今なんか言ったか、?」
「ううん、なんも言ってないよ。」
「スバルちゃんー、帰るよ〜?」
「わかった〜!ってことだからスバルもう行くわ。」
「あ、うん…」
もう行っちゃうのか…。
って僕何考えるんだっ!別に行ったっていいじゃん…、、
「またな、おかゆ!!」
「またね、スバルちゃん。」
…
「まだ、ドキドキしてる…⸝⸝⸝⸝」
もしかして僕って、 スバルちゃんのこと…、、
「今日カレー作ろうと思うんだけど、スバルちゃん家泊まってく?」
「え?カレー!?」
「うん。」
「今日は配信ないし…、トワん家にお世話になろうかな〜。」
「ふふっ、いいよ。」
「やったぁぁ!!」
子供のように無邪気に喜ぶスバルちゃんのことがトワは大好き。
だけど…、トワの大好きは一方通行。
スバルちゃんはきっとあの子が…。
「トワ?」
「え、何??」
「いや、なんかトワちょっと悲しそうな顔してたって言うか…。体調でも悪い?」
「ううん、ちょっと考え事してただけだよ…」
「そっか。」
こんな風にすぐに気づいてくれる…。
例え一方通行だとしてもトワはこの好きを隠して友人として彼女を応援する。
それが1番いいのかもしれない…。
——はい、一旦ここでストップー!!
なんかね、投稿した後に気づいたんですよね…。
途中で終わっちゃってるって…。
なので修正してもう一度投稿させて頂きます!!
今回はトワ様からスバルへの隠された気持ちも最後に入れちゃいました!
スバおかもスバトワ(イカロスジェットコースター)もいいっすよね…。
ではまたおつぬしー。
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