テラーノベル
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晴天の霹靂とはこういう時に使う言葉なのだろう。僕は先生を誘ってみたけれど、この先どうしていいのかわからなかった。そしてなぜ、今、こんな状況になっているのかも。
確か先生が『筆おろし』を聴いていて、まさに今から本番、という時に僕にバレちゃったものだから、つい、抱きしめてしまったけれど、ほんとに続きしてもいいのかな?
ええい四の五の言わずにやろう!
実践あるのみ!!
「先生…」
僕は佑里香先生を見つめ、口づけた。甘いバラのような香りに思考は早くも砕ける。理性なんて初めからなかったかのように吹っ飛び、目の前の彼女しか見えない。
「んっ……」
甘い声にぞくぞくとする。本能が彼女を欲して抱こうとする。
もつれあったままソファーに倒れこんだ。
ちゅ、ちゅ、と音を立てて彼女の唇を吸い、首筋に舌を這わせる。本能に突き動かされている状態で、もう、僕には止められない。
「ま……まって……」
「待たないよ。先生が僕と続きをしたいって思ってくれているなら」
「ち、違うの! これは、その……っ誤解だから!」
誤解という二文字に一気に頭がさえた。
どういうこと?
「ほ、ほらっ。睦月君私のこと先生って呼ぶし、たまたま広告で流れてきて、どんなのかな~って思ってみただけだから! ごめんねっ」
「こんな状態になったのに止められると思う?」
僕は先生に迫った。ここで引いたら負けだ。男がすたるっ。
最大のチャンス到来、なんとしてもモノにしたい!!
「あ、そのでもっ、こ、こういうことは…っ、ちゃんと順序というか、段階を踏んでからいきたいというかっ……」
「今がその時でしょ?」
僕は先生の指に口づけした。「どう考えても僕のこと誘ってる」
「や、ちがっ……!」
「違わないよ。僕は誘ってくれて嬉しい」
僕は自らのガウン紐を解いて床に落とした。上半身があらわになると、先生がもっと焦りだした。ふふ、かわいい。
「ち、違うの。そんなつもりじゃなくて……。あの、私、まだ、睦月君とデートもしてないのに! そうデート! 一緒にお出かけしたいの!」
「デート……?」
デートもしたいけれど僕はこの続きを早急にしたい。
「僕はデートもしたいけれど、先生を完全に僕のものにしたい」
「~~~~~っっ」
先生は顔を真っ赤にして俯いた。お、効いたのかな。
よし。今回は押せ押せ作戦だ!
もう今までの弱虫君じゃないぞ! 今日から年下の野獣君だ!!
「ご……ごめんなさい……」
先生が真っ赤になって俯いた。「わ……私、初めてだから……その…もう少し、ちゃんと、向き合って……したい……です」
「は……初めて!?」
俯いたまま先生が頷いた。
うっそ!
初めて!
そんなことってある!!??
「安心して、先生。僕も――」
僕も童貞ですと言おうと思った瞬間、ピリリリリ ピリリリリ とリビングの上に置きっぱなしだったスマートフォンが鳴った。
ちっ。誰だよこんな大事な時に!
今一大事だから、取らなくてもいいよね。
雨鈴蓮花🫧ラムネ中毒者🫧
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コメント
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わあああ第64話!睦月くんまさかの押せ押せモード炸裂!😭💕佑里香先生の「初めて…」に焦る展開、めっちゃときめいたし、最後のスマホ着信のタイミング悪すぎて笑ったwww でもこれで終わらないよね?続きが気になって仕方ない…!ふたりのデートとかも見たいし、頑張れ睦月くん🔥✨