テラーノベル
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ちょっとした怪談話いかがですか?
👑side
👑「暑い…何で夜なんにこんな暑いんや…」
🍍「とけそう…」
📢「なつまじで溶けそうな声してんなぁw」
8月中旬の夏の夜。
溶けそうなくらいに暑くて、家の中でも誰1人余裕がなかった。
🦈「こんな暑いと、こさめ寝れないよ〜…」
🍵「でも寝るしかないでしょ?」
🦈「うっ、そうだけど…」
👑「でも、俺もこんな気温だと寝れる気がしない…」
🌸「だったらさ、みんなで怪談話しない?」
📢「余計寝れねぇわ。」
🍵「いや、でも案外良いかもねぇ〜」
👑「すちくんまで…」
正直俺は乗り気じゃなかった。
俺がビビリだからってのもあるだろうけど、夜に男が集まって怪談話をしているところを想像しても何も面白くないと考えられる。
🍍「…俺トイレ行ってくるわ…」
📢「あっ!ずりぃ!お前だけ逃げようとしやがって‼︎」
🍍「はぁ⁈逃げてねぇし‼︎」
🌸「行くなら2人で一緒に行ってこいよ…」
👑「…ハル…助けて…」
🦈「ハルちゃん何で家に置いてきたの…」
こんなとこ連れてきたらハルが死んじゃうに決まっとるからやろ…
🌸「よし、全員集まったね!」
📢「俺怖い話何もねぇけど、いいのか?」
🍍「もちろん俺もない!」
🦈「こさめもないよぉ〜?」
👑「俺もないなぁ?」
🌸「え、まじ?俺もないんだけど…」
企画倒れやんか…
🌸「すちは、ある?」
🍵「ん?あるよぉ〜?」
🍍「眠たそうだなw」
🍵「そうに決まってるじゃん…もう寝たい…」
🦈「やだ!こさめ、すちくんの怖い話聞きたい!」
👑「寝れるなら寝たい…」
🍵「じゃあ、みんなが寝るまで喋っててあげよっかな。」
📢「すちは良いのかよ?」
🍵「俺は昨日もよく寝てたし大丈夫でしょ、」
🌸「じゃぁ、すちよろしく〜」
🍵「はぁ〜い、」
1000年以上昔のこと。
谷の間にある、一つの小さな集落には、可笑しなことが起こっていた。
1年に一度、月の灯りがひどく明るい時村の子ども達が1人居なくなる代わりに村の人達が望んでいることが必ず起きると言うものだった。
いなくなった子供達の安否は分からない。だけど、大人は誰1人気にはしていなかった。
なぜなら、それが当たり前だったからだ。
夕方
「お母さん、お月さまが顔を出してるよ♪」
「ほんとねぇ、今日も誰が居なくなっちゃう見たいねぇ…」
「…また、いなくなっちゃうの?」
「…うん、…いなくなっちゃうんだって…ニコッ」
「僕をつれていってくれればいいのに…」
「ふふ、じゃあ、お母さんは貴方がいなくなったらどうすれば良いのかしら?」
「ぇ…う〜ん…じゃあ、お母さんもいっしょに行こう?」
「そうね、お母さんもいっしょにいきましょうかニコッ」
「うん!ニコッ」
小さな子ども達はこの村の本当の存在している意味を知らずに、過ごしていく。
夜
「お母さん…?大丈夫?」
「うん…大丈夫よ?ニコ」
「目がはれてるよ?」
「大丈夫大丈夫、今日はご馳走にしましょうか。」
「え!ご馳走⁈やったぁ‼︎」
月が一段とまるくて、綺麗な日。
この子が選ばれた。
月のようにまるくて綺麗な赤色の瞳を持った幼い少年は、この日から見つかることはなかった。
今はその村はもう無いけれど、そこで子ども達がずっとずっと人を待っているんだって。
「いっしょ遊ぼうよ!」
そう問いかけてるから。
一緒に遊んで子供達を満たしてあげられたなら、生きて帰れるかもね?
もし、そうで無いなら赤い目をした子ども達が体に取り憑いて遊び始めるかもね…?
👑「可哀想やな…」
🌸「怖いけど、悲しい方が勝つなぁ…」
📢「泣ける。マジで。(倒置法)」
🍍「泣いていい?」
🦈「こさめも泣きたい。」
🍵「え〜?そんなに泣ける?笑」
🌸「結構悲しいお話やったなぁ…」
👑「すちくんのお話はどこで聞いたん?」
🍵「え?あぁ…えっと…」
🍵「子供達から…?」
🍍「子供がこんな話知ってて大丈夫なのか?」
👑「確かに…結構悲しい話やけど…」
🍵「まぁ、別に良いんじゃない?あの子達も元気そうだったし。」
📢「なんか、こわいな…」
🦈「もう眠たい〜‼︎寝ようよぉ〜…」
🌸「もう良い時間だしね。寝よっか。」
👑「……」
子供達が俺の夢に出てきませんように…
周りと違う赤い目の幼い子供。
肌は白くて美しく透き通っているようだった。
その幼子は神の使いと村の人には囁かれている。
「死んでもあの方は、また我々の前に現れる。」
そう告げられてきた。
🍵「内緒だからね?ニコッ」
さぁ、意味深の物語ができてしまいましたがどうしましょう(?)
この物語一回2000文字くらい書いたのに保存できなくて全部消えて全てやり直ししました…
いやだぁぁー‼︎‼︎
イラスト描きたかったぁ…
コメント
3件
めっちゃ面白かったー!! なんでそんなに凄い物語が思いつくんだよ…脳みそどうなってるん? そういう物語創れるの羨ましいな~