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~監督生の夢~あれ、ここは…?
???「ついに、完成した!黒魔術を!これで支配でき、あいつらを見返すことができる!あはははは!!」(魔女みたいな人)
なんで、なんで?そんな事を…で、なんて、そんな事を…,ひどい…
???「アタシを仲間外れにしたやつを見返して、実力を見せつけアタシが全ての頂点に立つ!!あはははは!」
ダメ、ダメだよ!待って!
ー夢から覚めたー
〜オンボロ寮 自室〜
ユウ「今の夢…?」
グリム「ふな~、どうしたんだぞ?子分。いきなり飛び起きやがって」(眠そう)
ユウ「ごめん、なんでもない…」(あれは一体、何…?)
〜オクタヴィネル寮 セーラの部屋〜
セーラ「…ハァ…何とかしないと…」
ー翌朝ー
〜メインストリート〜
デュース「エース。セーラが来たぞ」
エース「おう。セーラ、おはよう」
セーラ「あ、おはよう。エースくん、デュースくん…」(2人の横を通り過ぎた)
デュース「セーラが元気がないの珍しいな、エース」
エース「だな」(セーラ…)
〜教室〜
ー魔法史ー
セーラ「…」(授業に集中している)
???「お前が何をしても無駄だ。闇は動き始めた」(セーラしか聞こえない)
セーラ(分かってる。でもお前の好きにはさせない)
???「それはどうかな?お前は時期に闇に包まれ、お前自身のその力で大切な人を、」
セーラ「うるさい!」(立ち上がった)
ざわざわ(急に立ち上がった事にざわついてる)
トレイン「アクウェリアス、どうした?」
セーラ「あ…いえ、なんでもありません。すみません…」(座った)
エース「…」(見守っていた)
ポタッポタッ(ブロットシーン)
〜廊下〜
グリム「セーラ、お前にしてはめずらしいんだゾ」
ユウ「大丈夫?」
セーラ「大丈夫、大丈夫。少し考え事してた…」
エース「セーラ」
セーラ「なぁに?エースくん」
エース「放課後、空き教室に来て。絶対」(行った)
セーラ「え、あ、はい…」(なんだろう?)
ー放課後ー
〜空き教室〜
セーラ「来たよ、エースくん」
エース「お、ちゃんと来たな」
セーラ「えっと、どうしたの?急に私をここへ呼んで」
エース「それはお前の方だろ?…んで、何を悩んでいるわけ?」
セーラ「ビクッ。な、何のこと?」
エース「お前さぁ、分かりやすく様子が変だったぞ。悩んでんなら、俺に話せよ。セーラさ、俺の悩み聞いてくれたじゃん。だから俺なりにさ、お前の力になりてぇんだよ」
セーラ「…ありがとう。今は本当に大丈夫なんだ。その時はお願いね」
エース「…ああ」
セーラ(ごめんね、言えない…)
ポタッポタッ(ブロットシーン)
〜オクタヴィネル寮 談話室〜
ジェイド「セーラ、今日は休んでください」
セーラ「え、なんでですか?」
フロイド「アズールから言われたの。今日の仕事は休ませてVIPルームに来るようにって」
ジェイド「なので、セーラお願いします」
セーラ「は、はい…」
〜オクタヴィネル VIPルーム〜
トントン(ドアのノック音)
アズール「どうぞ」
セーラ「失礼します。(入った)アズールさんどうされたのですか?」
アズール「セーラ、何か悩んでいるのではありませんか?」
セーラ「ビクッ。なぜそう思うんですか?」
アズール「何年貴女と一緒にいると思ってるんですか?ジェイドとフロイドも気づいてますよ」
セーラ「…そうでしたか。でも、大丈夫です。少し寝不足なところがあっただけです」
アズール「…そうですか。悩みがあったら、誰でもいい。あなたが心許してくれる人に話してください。僕じゃなくても、ジェイドでもフロイドでも。お願いです」
セーラ「はい…」(ごめんなさい、アズールさん。それは出来ない…)
ポタッポタッ(ブロットシーン)
〜オクタヴィネル寮 セーラの部屋〜
???「ふん、もうすぐお前はアタシに呑まれる」
セーラ「そうだな…」
???「これでお前は終わりだな」
セーラ「あぁ…」(お前もな…)
~監督生の夢〜
あれ?また?
???「クッ!しくった…。トルマリンめ、許さない…💢」
魂だけになってる…?
???「早く“器”を見つけないと、消滅してしまう…。ん?あれは…⁈(何かを見て驚いた)まさかこんな因果とはな…。仕方ない。こいつしか合わないからな」(赤子の中に入った)
器って何だろう?
ー夢から覚めたー
〜オンボロ寮 自室〜
ユウ(あの赤ちゃん、どこかで見た事あるような…?)
ー翌日ー
〜オクタヴィネル寮 談話室〜
アズール「お前達、そろそろ行きますよ」
ジェイド、フロイド「はい/は〜い」
セーラ「あ、すみません。忘れ物したので、先に行っててください」
フロイド「え~。俺達待つよ?」
ジェイド「ええ」
セーラ「ありがたいですが、僕のせいで遅刻するのは嫌なのでお願いします」
アズール「…分かりました。行きますよ。ジェイド、フロイド」
ジェイド、フロイド「はい…/は~い…」(3人は行った)
パタン(部屋の扉を開けて閉めた)
〜オクタヴィネル寮 セーラの部屋〜
セーラ「これでいい…これが正解なんだから…」
〜メインストリート〜
エース「あれ?先輩方、セーラはどうしたんすか?」
アズール「セーラは忘れ物したそうなので取りに行きました。遅れるので先に行って欲しいと」
エース「そうっすか…」
〜植物園〜
セーラ「…ここでいっか」
???「小娘、何をする気だ⁈」
セーラ「そんなの私の勝手でしょ。私のやりたい事ぐらいやらせてよ。…スゥ…はぁーー!!」(強力な魔法を発動)
???「⁈」
セーラ(これで、皆を守れる…)
ポタッポタッ(ブロットシーン)
ー昼休みー
〜廊下〜
デュース「セーラ、教室に来なかったな」
エース「ああ」
グリム「休みなのか?」
エース「いや、忘れ物を取ってくるって言われたみたいだぞ」
グリム「にしては遅すぎねぇか?」
デュース「確かに」
ユウ(嫌な予感がする…)
デュース「なぁ、少し肌寒くないか?」
グリム「そう言えばそうなんだゾ」
エース「確かに」
ユウ(なんでだろう?)
ぐー(グリムのお腹の音)
グリム「それよりお腹が空いたんだゾ〜」
ユウ「そうだね、行こっか」
エース、デュース「ああ/おう」
〜大食堂〜
エース「…なんかここも寒くね?」
デュース「確かに。季節に合わない肌寒さだな」
リドル「やはり君達もそう思うかい」
エース「寮長⁈」
デュース「先輩方!」
レオナ「たく、なんなんだこの寒さは」
ジャミル「確かに肌寒い空間ですね」
ヴィル「ここだけじゃないわ。他の所も同じ状況よ」
イデア「はぁ〜…なんでどこも寒いんだか…」
マレウス「この感じ…」(セーラの魔力の気配?何故…?)
アズール「おや?皆さん勢揃いで」
ジェイド「珍しいですね」
フロイド「なんで皆プルプルしてるわけ?クマノミみてぇなんだけど」
リドル「君達はこの寒い空間に何も感じないのかい?」
ジェイド「僕達は深海出身なので」
フロイド「だから平気〜」
アズール「ええ。…ッ⁈」(何かに気づいた)
リドル「アズール?」
カリム「どうしたんだ?アズール」
アズール「まさか…(小声)君達、セーラは教室に来ましたか?」
エース「いえ」
デュース「来てません」
アズール「⁈まずい…この魔力の気配…ジェイド、フロイド」
ジェイド「ええ」
フロイド「うん。早く探さねぇと…」
リドル「アズール!まず今の状況を教えてくれ!そしてこの状況とセーラの関係性を!」
アズール「…今セーラは危ない状況です。そしてこの冷気はセーラの魔力が暴走寸前によるものです」
皆「⁈」(オクタ以外)
アズール「全く、僕としたことが…。セーラが苦しんでる事に気付かないなんて…」
フロイド「それはオレ達もだよ、アズール」
ジェイド「ええ。側にいたのに…」
エース「…やっぱり」
デュース「⁈エース、知ってたのか⁈」
エース「なんか変だなって思ったんだ。いつもと違くて。それで話したけど、はぐらかされた。だから、俺も後悔してる…」
ラギー「とりあえず暴走寸前なのは分かったッス。このままだとセーラくんはどうなるんスか?」
ジェイド「このままだとセーラはとんでもない魔力を解放し、自我を無くしてオーバーブロットしてしまいます」
皆「⁈」
デュース「で、でもセーラは普段の魔法を大量に使ってもブロットは貯まらないはずじゃ」
アズール「本来はそうです。ですが、セーラは力に溺れ、闇に堕ちそうな状態で魔法を使ったら心が蝕まれてしまいます」
エース「嘘だろ…」
ヴィル「なら尚更早くセーラを探さないと」
ルーク「ウィ」
エペル「セーラクンはたくさん僕の力になってもらった。だから今度は僕の番!」
イデア「ほ、本当はあまり関わりたくないけど、セーラ氏は拙者の友達だから。拙者も探す」
オルト「僕も!」
リリア「わしらもじゃ」
カリム「俺達も力になるぜ!な?ジャミル」
ジャミル「ハァ…まぁ、セーラには借りがある。力になろう」
レオナ「俺らも協力する」
リドル「もちろん、僕達も」
ジェイド「皆さん…ありがとうございます」
フロイド「人は多い方がいいもんね、アズール」
アズール「ええ。では、手分けしてセーラを探しましょう」
〜植物園〜
セーラ「…お願い…探さないで…逃げて…」
ポタッポタッ(ブロットシーン)
〜中庭〜
グリム「ふな〜、どこも見つからないんだゾ〜…」
リドル「僕達もだ」
レオナ「俺らもだ」
ジャミル「俺達も」
ヴィル「残念だけど、アタシ達も」
イデア「拙者たちも…」
マレウス「すまない、見つからなかった…」
アズール「そんな…」
フロイド「アズール…」
ジェイド「セーラ、貴方は今どこに…」
皆「…」(考え中)
ユウ「…あ!」
グリム「ふなっ⁈どうしたんだぞ?」
ユウ「地図!地図を使えば!」
アズール「!そうか。僕達が探したところに印をつければ、セーラの居場所が絞れる!」
フロイド「小エビちゃん、ナイス」
ジェイド「さっそくやりましょう(地図に探した場所の目印をつけた)出来ました。残るのは…植物園ですね」
ジャック「え、なんで、植物園が。そこならすぐ探しそうなのに」
レオナ「十中八九、セーラの仕業だろ?」
アズール「ええ。制御はしていましたが、本来ならマレウスさんと互角。これぐらいセーラには余裕でしょう」
皆「⁈」
トレイ「そ、そんなになのか?」
ジェイド「ええ。恐らくこれは強力な認識阻害魔法で撹乱させたのでしょう」
フロイド「多分、他にも仕掛けてるよ」
リドル「それでも行こう」
カリム「おう!セーラを助けないとな!」
〜植物園〜
セーラ「来ちゃ…ダメ…来ないで…!」
ポタッポタッ(ブロットシーン)
〜植物園 外観〜
グリム「よし!突入なんだゾ!」(つっこんだ)
ユウ「あ!ちょっと!」
グリム「ふなっ⁈」(入ろうとしたら見えない壁にぶつかった)
ジャック「これもセーラのせいなのか?」
セベク「なんだと⁈ならば!(魔法を撃ったが、はねかえされた)な、何⁈」
エペル「魔法がはねかえされた⁈」
トレイ「セーラはここまで仕込んでいたのか..」
ケイト「マジ⁈どうすんの?この見えない壁」
リドル「なんとか作戦を、って、フロイド。壁にノックして何をしてるんだい?」
フロイド「…アハァ、見つけた」
リドル「はぁ?何を言ってるんだい?」
フロイド「まぁ、見てて」(魔法を撃ったら小さな穴が開いた。しかし、すぐ塞がれた)
皆「⁈」
リドル「あ、開いた⁈」
アズール「流石に穴はしばらくして塞がれましたが…」
ジェイド「フロイド、貴方一体どうやって?」
フロイド「ん?セーラが前に教えてくれた。必ずこういうのには核があって、それを壊せば、崩れるって。多分セーラは完全に壊れないけど、核だけ残しちゃったみたい」
レオナ「つまり、そこは脆くて穴は開きやすいってわけだな」
ジャミル「しかし、修復が速い。どうするんだ?」
イデア「計算すると、全員で一点集中して魔法をやれば、1人分はいけるよ」
フロイド「どうする?アズール」
アズール「…」
ジェイド「アズール?」
アズール「…その作戦にはエースさん。貴方がその1人として中へ入ってください」
皆「⁈」
ジェイド、フロイド「!」
エース「え、なんで⁈絶対先輩の方がいいでしょ⁈」
アズール「それは分かってます。ですが、セーラは貴方の話をよくするんですよ」
ジェイド「ええ。貴方ならセーラを連れ戻せるかもしれません」
フロイド「それにそのお揃いのブレスレットが何より証拠。セーラはさ、お揃いが好きなくせに、しようって言う勇気がないんだよねぇ。だからさ、心許してんだよ、セーラは」
エース「俺に…?」
デュース「エース!マブを助けに行ってこい!」
エース「!…アズール先輩、俺に任せてください!」
アズール「ええ、お願いします」
フロイド「んじゃ、準備して~。皆は俺が魔法撃ったら、一斉に一点集中して魔法やって~」
ジェイド「皆さん、セーラのため、お願いします」
皆「おう!」
フロイド「んじゃ、いくよ」(魔法を撃った)
皆「はーーーっ!!」(一斉にフロイドの後に続いて撃った)
ドカーン!!(穴が開いた)
ジェイド「今です!」
アズール「行ってください!」
エース「はい!」(無事に中へ入った)
数秒後、すぐ穴が塞がれた
フロイド「行って。セーラを頼んだよ」
エース「任せてください、フロイド先輩」(植物園の中へ入った)
〜植物園 温帯ゾーン〜
氷の世界のように部屋全体が凍ってる
エース「寒っ⁈なんだよ、まるで氷の世界じゃねぇか…!セーラ!!」
セーラ「⁈なん、で、ここに…」
エース「お前を助けて皆のところに連れ戻しに来た。一緒に帰ろう、セーラ!」
セーラ「…出来ない…」
エース「⁈なんで⁈」
セーラ「僕はこのままだと、心は蝕まれて無慈悲な怪物になってしまう。そしたら、皆を、大切な人もそして貴方も傷つけてしまう…」
エース「そんな事ねぇって!ほら、皆が待ってる。帰ろう、セーラ」(手を差し伸べた)
セーラ「…ごめん、出来ない…。ありがとう、バイバイ…」
エース「⁈セーラ、やめろ!」
セーラ「…永遠の絶対零度…(アブソリュート・エテル)」(氷の中に封印された)
ドゴーン(セーラの魔法が発動した音)
エース「ッ!…⁈そん、な…」
ポタッポタポタポタポタッ(オーバーブロットシーン)
〜植物園 外観〜
パリーン(植物園の天井と結界が割れた音)
シルバー「結界が…」
オルト「割れた…?」
デュース「エースが成功したのか…?」
フロイド「…ジェイド」
ジェイド「ええ、嫌な予感がします」
アズール「…行きましょう、お前達」
オクタ3人は先に中へ入った
カリム「アズール⁈ジェイド、フロイドまで」
ヴィル「アタシ達も行くわよ!」
他の人達もアズール達に続いて中に入った
〜植物園 温帯ゾーン〜
ジェイド「⁈これは…」
フロイド「うわ〜、めっちゃ氷」
アズール「!(セーラが氷の中で眠ってるのを見つけた)そんな…セーラ…」(膝から崩れ落ちた)
リドル「アズール?(アズールに駆け寄り、アズールの目線を追った)!セー、ラ…?」
レオナ「チッ、遅かったか…」
カリム「そんな…」
ヴィル「セーラ、どうして…!」
イデア「セーラ氏…」
エース「先輩方、すいません。なんとかしようとしたんですけど…」(状況を説明した)
アズール「そうでしたか。セーラが…」
フロイド「お人好しが発動したんだ。…馬鹿野郎(小声)…」
ジェイド「セーラ…」
オルト「生命反応をサーチ。セーラ・アクウェリアスさんは生きているね」
イデア「恐らくコールドスリープに近いものだね」
カリム「コールドスリープってなんだ?」
ジャミル「ハァ…簡単に言えば永遠に眠る事だ」
ラギー「それ、マジッスか⁈」
ジェイド「ええ。恐らくセーラは皆さんを守るため、自分を封じたのです」
ユウ「そんな…」(少しセーラに近づいた)
ピキ…
グリム「ん?今なんか音がしたんだゾ」
皆「え?」
ビキビキビキビキッ!パリーン!!(氷が割れた音)
エース「監督生!」
グリム「子分!」
デュース「離れろ!」
ユウ「⁈」(つ、潰される…)
レオナ「チッ!」(魔法で降ってきた氷を退かして助けた)
ジャック「大丈夫か?監督生」
ユウ「う、うん」
ケイト「なに今の⁈氷が降ってきたよね⁈」
トレイ「ああ。しかも凄い割れた音がしたな」
アズール「まさか…。だが、不可能のはず…」
セーラ?「可能だったらどうする?」(オバブロの姿)
皆「⁈」
アズール「セーラ、ではないですね。貴女は何者ですか?」
エース「え…?どういう、事?」
ジェイド「あれは姿はセーラですが、中身が違います」
フロイド「多分だけど、セーラの体を借りて別の奴がセーラの中で操ってると思うよ」
魔女「その通り。アタシはこの小娘を器にした。海荒らしの魔女と言えば、分かるか?」
2、3年生「⁈」
エース「海荒らしの、魔女…?」
デュース「先輩達、知ってるんですか?」
リドル「ああ…。強力な闇の力で海、陸を支配し、全てを恐怖に包んだ世界最悪の魔女だ…」
1年生「⁈」
ケイト「でも、封印されたんじゃ⁈」
トレイ「そのはずだ。何故なんだ?」
魔女「そうだ、トルマリンめ💢アイツのせいでアタシは封印され、肉体を失い、魂だけになった。魂も消えそうになっていた時、アタシにピッタリ合う器がいてここまできたのさ」
アズール「まさか、セーラが器だと言うんですか!」
魔女「その通りさ」
デュース「そんな…」
エース「嘘だろ…」
魔女「やっと、やっと、自由の身だ!あの小娘め、手こずらせやがって。しかし、やっと闇に堕ちた。もう小娘は戻ってこない。もうこの体はアタシのものだ!アタシの力だ!アハハハハ!」
ヴィル「なんですって⁈」
カリム「そんな…。セーラは戻れないのか⁈」
魔女「アハハ!小娘、お前の力で全てを壊させてもらう。まずはお前達を始末してからだ!」
ジャミル「来るぞ!」
レオナ「せいぜい、足を引っ張るなよ」
イデア「ハァ…なんとかやりますか~…」
ーバトル発生ー
シルバー「くっ、強い…」
セベク「ッ…このセベク、一生の不覚…」
オルト「全然が隙が生まれない…」
エペル「こんなのどうしたら…」
セーラ「…逃げ…て…」
エース「!…セーラ…?」
セーラ「皆…逃げ…て…」
エース「セーラだ!セーラの声が聞こえる!」
デュース「本当か⁈エース!」
エース「あぁ!セーラはまだ闇に堕ちてねぇ!セーラを助けることができる!」
魔女「くっ、そうはさせない!」(監督生とグリムに攻撃しようとした)
グリム「ふなっ⁈」
ユウ「グリム!」(グリムを抱きしめるように守った)
エース「監督生!」
デュース「 グリム!」
グリム「ッ…ふな?」
ユウ(痛く、ない…?)
魔女「ッ…何故だ。何故動かない、何故手が動かない!」(攻撃しようとしてる手が氷のように固まって動けない)
セーラ「ダメ…ダメ!皆を、傷つけちゃ…ダメ!」
アズール「!聞こえました!セーラの声」
ジェイド「ええ。セーラの心が今、魔女の動きを止めてくれている」
フロイド「早くしねぇと、セーラが本当に闇にって、カニちゃん?」
エース「セーラ」(セーラに近づいた)
魔女「な、何する気だ!く、来るな!」
エース(セーラを優しく抱きしめた)「セーラ、戻って来いよ。皆、お前のことを待ってるぞ」
セーラ(なんだろう…暖かい…)「…エース、くん…」(元に戻り、倒れた)
エース「お、おい、セーラ!」(無事セーラをキャッチ)
魔女「よくも…よくもやってくれたなーーー!!💢」(魂がブロットの化身に強制移された)
アズール「!まずいです!」
リドル「エース!セーラを連れて早く来るんだ!」
エース「はい!」(急いで皆のところへ下がった)
魔女「このままで済むとは思うなよ。お前達を消して、小娘を取り戻し、世界を壊してやる!」
アズール「そうはさせません!」
ジェイド「昔から決めたんです!」
フロイド「オレ達がセーラを守るって!」
アズール「皆さん。セーラのため、お力を貸してください!」
皆「ああ!/おう!」
ーバトル発生ー
ラギー「ッ…強いッス…」
ジャック「ハァ、ハァ…全然効いてねぇ…」
魔女「とどめだ!」(全員に攻撃しようとした)
ジャキーン(巨大な氷壁が現れ、守られた)
魔女「⁈何⁈」
アズール「!この魔力…」
ジェイド「セーラ…」
フロイド「なん、で…」
倒れてる皆の前にセーラが立っていた
セーラ「それはもちろん、皆さんを守るためです」
魔女「はっ!目覚めたのか、小娘」
セーラ「もう二度としないと決めたんだ!この力で皆を守るんだ!」
キラーン(何かが光り始めた)
魔女「うっ!なんだこの光は」
セーラ「!マジカルペンが…」
セーラのマジカルペンがフルーレに変わった
ケイト「セーラちゃんのマジカルペンが…」
トレイ「剣に変わった…?」
エース「セーラ…」
セーラ「これはフルーレ…..(トルマリン様の使っていた、あの…)…ッ!(フルーレを掴んだ)これでお前と決着をつける!海荒らしの魔女!」
魔女「はっ!叩き潰してやる!」
ーバトル発生ー
セーラ「ハァ、ハァ..(ここだと思いっきりができない…そうだ!)」
魔女「なんだ?もう終わりか?」
セーラ「…いや、これで決める」(高く飛んだ)
デュース「と、飛んだ⁈」
エース「はは、相変わらずすげぇ~」
魔女「は!返り討ちにしてやる!」(同じく飛んだ)
セーラ「ニヤリ。かかったな!これを狙っていた!」
魔女「⁈何⁈」
アズール「セーラ、まさか⁈」
ジェイド「急降下でやる気です!」
魔女「ッ!はぁーーー!」
セーラ「…すべてを凍らせ、悪を滅し、光を照らせ!氷の支配者!(ジュエリング・ヴァルテン)」
魔女「ぐ、ぐわーーーーー!!」(消滅した)
グリム「…や、やった~!倒したんだぞ~!」
セーラ「ッ…」(気絶して空から落ちた)
エース「セーラ!」(落ちていくセーラを箒に乗って空中でキャッチ。ゆっくり着地)
リドル「!脈が遅くなっている…」
ユウ「そんな…」
アズール「セーラ!お願いです、戻って来てください!」
ジェイド「セーラ、目を開けてください…」
フロイド「セーラ、帰って来てよ…」
〜セーラの回想~
私はとても好奇心旺盛だった。だけど、一族の血が外へ出ることを許さない。とても魔力が強く、私はとくに強かった。先祖に筆頭するぐらいだ。そして、私には呪いがあった。そのため、私はずっと部屋にいた。自分の部屋から出られない。まるで鳥籠だった…
〜グレースキャスル セーラの部屋〜
子どもセーラ「ハァ…外の世界、行ってみたいなぁ…。よし!流石にずっと外は無理だけど、少し冒険だ〜!」
私は好奇心が勝り、少しの間だけ監視を潜り抜け、外へ出た。それがきっかけでジェイドさんとフロイドさんに出会えた…
〜珊瑚の海 海底の裏道〜
子どもセーラ「〜♪…いてっ⁈」(誰かにぶつかった)
怖い人魚「ん?お、ここに小娘がいるとはなぁ」
子どもセーラ「⁈」(こ、怖い…)
怖い人魚「俺なぁ、今気分が悪いんだ。だから、付き合ってくれよ〜」(子どもセーラを殴ろうとした)
子どもセーラ(頭を抱え、目を瞑った)「ヒィ!」(誰か…助けて…!)
ドカッ、ドカッ!(何かを殴った音)
子どもセーラ(ゆっくり目を開けた)「え…?いない…」(あと、誰…?ウツボの人魚…?)
子どもフロイド「俺らに負けたからってさぁ、他の奴に手を出すなんて、ダサッ」
子どもジェイド「ええ、そうですね。大丈夫ですか?」
子どもセーラ「は、はい…。あ!助けていただきありがとうございます」
子どもジェイド「いえいえ」
子どもフロイド「ん〜」(セーラの周りをぐるぐるとじーっと見つめた)
子どもセーラ「な、なんでしょうか?」
子どもフロイド「ねぇ、綺麗な髪だね~。ね、パールちゃんって呼んでいい?真珠みたいに綺麗だからさ~」
子どもセーラ「え?」
子どもジェイド「すみません。フロイドはあだ名をつけるところがありまして」
子どもセーラ「あだ名…はじめて!嬉しいです。もちろんいいですよ」
子どもフロイド「やった~」
子どもジェイド「ふふっ。そう言えば、貴女はこの辺りではあまり見かけませんね。近くに来たばかりですか?」
子どもセーラ「あ、はい(あ、名前とかなんとかしないと)私セーラ・アクウェリアスと言います」
子どもジェイド「セーラと言うのですね。素敵な名前です」
子どもセーラ「ありがとうございます」(なんかすいません…)
子どもフロイド「ねぇねぇ、遊ぼうよ~」
子どもジェイド「えぇ、どうですか?」
子どもセーラ「!…時間までならいいですよ」
この時から2人と仲良くなった。しばらくして、私が5歳の時にアズールさんと出会った
〜珊瑚の海 砂の公園〜
子どもセーラ「海の、魔女…?」
子どもアズール「は?」
子どもジェイド「ふふっ、セーラ。彼はアズール・アーシェングロットと言います」
子どもフロイド「俺はタコちゃんって呼んでる」
子どもアズール「って、お前達か。しかも1人増えてる…」
子どもフロイド「可愛いでしょ〜?パールちゃんだよ」
子どもセーラ「あははは💧はじめまして、セーラ・アクウェリアスと言います。よろしくお願いします」
子どもアズール「…そうですか。僕の邪馬はしないでくださいね」(行った)
子どもセーラ「あ…行っちゃった…」
子どもジェイド「彼は色々あって、あのように魔法の勉強しているのです。もしかするとアズールはセーラのことが苦手かもしれませんね」
子どもセーラ「…そっか」
最初アズールさんは私自身じゃないけど、私みたいな人魚を避けていた。でも、私は仲良くなりたくてアズールさんのところによく行った
〜珊瑚の海 アズールの家〜
子どもセーラ「こんにちは〜」
子どもアズール「…また君か。そんなに僕のところ来て何が目的なんだ?あのウ
ツボと遊べばいいじゃないか」
子どもセーラ「…確かにそうかもしれません。でも、私はあなたと仲良くなりたいし、一緒にいたいです」
子どもアズール「…!」
子どもセーラ「それに未来の海の魔女を見習って私も魔法の勉強したいのです」
子どもアズール「…仕方ないですね。貴女を認めますよ、セーラ」
子どもセーラ「!はい!ありがとうございます!」
子どもジェイド「よかったですね、セーラ」
子どもフロイド「よかったね~、パールちゃん」
子どもアズール「うわっ⁈お前達、いつの間に⁈」
私はアズールさんに認められ、私達4人でよく過ごすようになった。本当に平和で楽しくて幸せな日々。しかし、突然私にとって現実を突き付けられた…
〜珊瑚の海 海底の裏道〜
子どもフロイド「遅くなっちゃったね〜」
子どもジェイド「そうですね」
子どもアズール「絶対怒られる…」
子どもセーラ「大丈夫ですよ。私もですから」
子どもフロイド「アハァ、皆一緒〜」
子どもジェイド「ふふっ。ですね」
子どもセーラ「アハハハ!…!ヒィ!」(アズールの後ろに隠れた)
子どもアズール「?セーラ?…(セーラの目線を追った)⁈誰だ!」
怖い人魚「おや。久しぶりだなぁ、ウツボ共とお嬢ちゃん」
子どもジェイド「まさか⁈」
子どもフロイド「あのときの雑魚、なんでここに」
怖い人魚「偶然だ、偶然。でも、ちょうどいい。あの時の俺とは違う今の俺の実力で叩きつぶしてやる!」
子どもジェイド「この方、オーラが違う…。恐らく違法の魔法楽の可能性が…」
子どもアズール「セーラ、貴女は逃げなさい!」
子どもセーラ「⁈で、でも!」
子どもフロイド「ここは俺らに任せてよ。パールちゃん」
子どもセーラ「…うん」
私は置いて行くことができず、逃げるフリをし、岩陰に隠れていた。それが災いを呼ぶとは思わなかった…
子どもアズール「うっ…」
子どもジェイド「ッ…」
子どもフロイド「…クソッ…」
3人はやられ、倒れてる」
子どもセーラ「アズール兄!ジェイド兄!フロイド兄!」(駆け寄った)
怖い人魚「さぁ、とどめだ!」
子どもセーラ「ッ…いや…いや…いやーーー!!!」(強力な氷魔法発動)
怖い人魚「グハッ、なんだこいつ、ぐわーー!」(倒した)
子どもセーラ「…え?何が、起きたの?あ、アズール兄!ジェイド兄!フロイド兄!」
そこからあまり記憶がなかった。私は自身が発動した魔法で敵を倒しただけではなく、3人を傷つけてしまったと思い、助けを呼び、そして私はその場から離れた…。今回また同じ事になりそうだと思った。だから、皆を避けた。でも、失敗してまた傷つけた。許されないのは分かってる。だけど、謝らせて…。ごめんなさい、ごめんなさい…
エース「セーラ、頼む!目を覚ましてくれ!セーラ、セーラ!!」
〜回想終了〜
〜植物園 温帯ゾーン〜
エース「セーラ、頼む!目を覚ましてくれ!セーラ、セーラ!!」
セーラ「…ッ…(目覚めた)エース、くん…?」
エース「!セーラ!良かった、目を覚ましてくれて」
セーラ「…皆、無事…?」
アズール「無事?じゃないですよ!全く、あなたっていう人は!」
ジェイド「アズール、今は」
フロイド「言葉、違うんじゃね?」
アズール「!ハァ…そうですね」
皆「?」
アズール、ジェイド、フロイド「おかえり、セーラ」
セーラ「!…ただいま。アズール兄、ジェイド兄、フロイド兄…うぅ」(涙目になり、3人に飛び付いて抱きしめた)
アズール、ジェイド、フロイド「!」
セーラ「ごめんなさい、ごめんなさい!また貴方達を傷つけて。ごめんなさい…本当にごめんなさい!」
アズール「…そんな事ですか。貴女はそんな心配しなくていいんですよ」
ジェイド「そうです。あなたは心から笑って過ごしてくれればいいんです」
フロイド「そうそう。あ、でも少しは俺らのこと頼ってよ。絶対ね!」
セーラ「はい、ありがとうございます。皆さんも、ありが、とう…」(倒れた)
皆「セーラ!」
エース(気絶したセーラをキャッチし、お姫様抱っこした)「俺、セーラを部屋まで運びます」
アズール「ええ、お願いします」
〜オクタヴィネル寮 セーラの部屋〜
ーセーラが部屋に運び込まれて数分後ー
セーラ「…ん…(起きた)ここは…?」
エース「お!目覚めた?ここはセーラの部屋だ」(セーラの部屋の椅子を借りて座ってる)
セーラ「そっか。…皆は?」
エース「談話室にいる」
セーラ「そっか…。よいしょ」(起き上がり歩き始めた)
エース「え?あ、おい!セーラ!」(追いかけた)
〜オクタヴィネル寮 談話室〜
レオナ「おい、説明しろ。アイツのこと」
アズール「アイツとは?」
ヴィル「セーラのことよ。アンタ達何か隠しているんじゃない?」
ジェイド「さて、何のことでしょう?」
ガヤガヤ(険悪な雰囲気)
エース「うわっ⁈何、この険悪モード⁈」
セーラ「アズールさん!」
皆「⁈」
フロイド「セーラ⁈なんで、休んでろって!」
セーラ「大丈、夫…(倒れそうになるがエースに支えられた)ありがとう」
エース「 おう」
ジェイド「セーラをここに座らせてください」
エース「はい」(セーラをイスに座らせた)
アズール「セーラ、なぜここに」
セーラ「少し感じたのです。皆さんの険悪の気配。そしてその理由が私が話さないといけない内容であることを」
レオナ「んじゃあ、話してくれるか?お前は何者で何を隠しているのか」
セーラ「ええ、全て皆さんに話します。ですが、話す内容は内密にすることを心して聞くことをお願いします」
皆「ゴクリ」
セーラ「…私は海の陸を救った英雄 トルマリン・セレナーデの子孫でセレナーデ家の第一皇女です」
皆「セ、セレナーデ家の第一皇女⁈」
デュース「セーラは女の子ってだけではなく、キングスカラー先輩と同じ王族⁈」
ケイト「マジ⁈セーラちゃんすご!」
トレイ「あぁ、確かに。…だが」
リドル「トレイの言いたい事は分かる。英雄の一族であり、長年命を狙われてあまり外に出ないお方が何故ここに?」
セーラ「それは私が城から抜け出したからなんです。私は皇女ではなく、セーラという少女として過ごしていき、ここまで来ました。ここに入れたのは学園長の手違いです」
アズール「確かにセレナーデ家は命を狙われていますが、多少の外出は大丈夫です。ただ…」
セーラ「私だけある意味特別なんです」
エース「え、どういう事?」
アズール「セーラは本来城から出られません。一族や強力な力もありますが、彼女には呪いがあります」
ジャック「呪い?」
ジェイド「ええ。セーラには1000年の呪いというものがあり、セーラはセレナーデ家において1000年に1人の女性なんです」
フロイド「しかも歴代での三人目」
皆「⁈」
レオナ「んで、呪いの内容は?」
ラギー「ちょっ、レオナさん⁈」
セーラ「…私が恋愛での意味でその想い人に思いを伝えるとその場で私は永遠の氷に封印される」
ジャミル「永遠の氷…あの時みたいにか」
カリム「でも、なんでそんなものがセーラにかかっているんだ?」
セーラ「その呪いをかけたのは私の先祖トルマリン・セレナーデ自身なんです」
皆「え、え~⁈」
エペル「嘘⁈」
ヴィル「本当なの?セーラ」
セーラ「はい、本当です」
ルーク「オーララ…」
イデア「セーラ氏もなんか色々大変ですな…」
オルト「でも、その呪いかけられたのって理由があるんでしょう?」
セーラ「うん。実は私の先祖は少し女性に関して問題があったの。海荒らしの魔女を迎え討つ何日か前に先祖にとって心から愛する人が出来た。しかし、その人は魔女のスパイだった。その後、その人は先祖によって裁かれ、魔女を倒したあとにこのような呪いという試練を与えた…」
魔女「少しだけ違うぞ、小娘」(セーラの背後霊のように現れた)
皆「⁈」
セベク「お、お前は⁈」
シルバー「海荒らしの魔女!」
リリア「なぜじゃ⁈確かにあの時、消滅したはずじゃ」
魔女「確かに消滅した。だが、アタシはこの小娘を魂の器としている」
マレウス「…つまり?」
セーラ「たとえあの時のように消滅したとしても私が死なない限り魔女は完全滅しない」
皆「⁈」
魔女「まぁ、今回の事で小娘の序列は完全に上位になった。闇に堕ちたとしても、もうアタシは小娘を操れないから安心しろ」
セーラ「そういえば、少しだけ違うって魔女、どういうこと?」
魔女「あのスパイはアタシから離れようとした。あのスパイ自身もトルマリンを愛してしまった。その現場をトルマリンに見つかってしまったんだ。結果、小娘は呪いにかけられた」
アズール「どちらにしても尚更ですね 」
セーラ「そうですね。魔女、戻りなさい」
魔女「はいはい」(セーラの体に戻った)
ジェイド「セーラ、大丈夫なんですか?体とか魔女の影響とか」
セーラ「大丈夫ですよ。長年こんな感じです」
フロイド「…はい、今日からセーラの監視を強化したいと思いま~す。セーラが無茶しないよう手伝ってね~」
セーラ「え、ちょっ、フロイドさん⁈」
エース「賛成〜」
デュース「だな。僕もマブのこと心配だから」
グリム「まぁ、俺様も手伝ってやるんだゾ」
ユウ「しっかり監視します」
セーラ「え、ちょっと〜」
ジェイド「セーラ。今日から僕達の事、昔の呼び方で呼んでください。1週間」
セーラ「1週間⁈なんでですか⁈」
アズール「いいですね、ジェイド。セーラ、貴女の罰みたいなものですよ」
セーラ「えー…うぅ…わ、分かりました!ア、ア…アズール、兄…///」
アズール「なんですか?聞こえなかったので、もう一度お願いします」
セーラ「いや、絶対聞こえてるでしょ⁈もう〜意地悪!!」
皆「…プッ、アハハハハハ!!」
セーラ「…アハハハ!」
ー次の日ー
〜オクタヴィネル寮 談話室〜
セーラ「あの〜…。今更ですが、学校行きづらいです…」
アズール「大丈夫ですよ。いつもの日常に戻るだけですから」
ジェイド「ええ。セーラは変わらず普段通りでいいんですよ」
フロイド「そうそう。ほら、行こ〜」
セーラ「…はい!」
〜メインストリート〜
エース「セーラ、おはよ。体はもう大丈夫なの?」
セーラ「うん、大丈夫」
エース「そっか、良かった」
皆「セーラ!!」
エース「んじゃ、行くか。セーラ」
セーラ「うん!」
〜to be conteneu〜