赤side
赤「紫ーくん、騙しちゃってごめんね」
流してた涙を拭いそう声をかける
紫「ぁ…あぇ……え?」
黄「ちょっと今日は話がありまして」
橙「ちょっと聞きたい事あんねん」
青「ねぇ、ズバリ聞くんだけどさ」
紫「ぁッ…えとッ…なに……?」
桃side
家に入り込んだ途端玄関でメンバーが
一斉に詰め寄る
よく見ると紫ーくんは小さくプルプルと
体を震わせ怯えているようだった
桃「あのさぁ…お前ら責めんなって」
赤「ちょ、桃ちゃん!?」
黄「別に僕ら責めてなんて…!」
青「そーだよ!責めてないって!」
桃「紫ーくんはそう捉えたみたいだけど?」
紫「ッ…プルプル」
紫「ごッ…ごめッ…」
紫side
怖いッ…ただただ怖いッ…
泣いてる赤くんが家に来たからッ…
出たらみんなが居てッ…
そのまま玄関で詰め寄られてるッ…
原因は自分でもよく分かってるんだけど…
それでも怖いものは怖いッ…
恐怖からか体が震える
その震えは全く治まることがなくて。
紫「ごッ…ごめッ…」
何を言えばいいのか全く分からなくて
とりあえず謝罪を口にするも
声が掠れてまともに喋れない
フワッ
不意に目の前が真っ暗になる
何が起こったのか理解するのにそんなに
時間はかからなかった。
誰かの腕が俺の背中に回されたから
桃「大丈夫、大丈夫だから」
それと同時にかけられた大丈夫という声
それだけで状況は全部把握出来た。
目の前が真っ暗になったのは、
桃くんの胸板に顔をうずめたから
背中に手を回してきたのは、
俺を正面から抱きしめた桃くんの腕
段々と体の震えが治まってくる
それと同時に上がっていた息も少しづつ整う
紫「スーッ…ハーッ…」
桃「大丈夫。上手い上手い。」
桃「そう、そのまま深呼吸して。」
紫「ごめん…もう大丈夫…」
そう言って桃くんからそっと体を離す
気を抜くとまた体が震えそうだから
胸元に手を当て深呼吸を意識する
青「ごめんね、紫ーくん…」
黄「責めるつもりは無かったんです…」
橙「ごめん…怖かったよな…ごめんな」
紫「ううん…大丈夫だよ…ごめんね」
桃「も〜、だぁいじょうぶだって」
紫「へッ…?」
続き1000♡
コメント
2件
うん…急に入られると紫くんも混乱するよねw