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些細な気遣い
生理男子
注意
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生々しい表現有
生理男子
太中
甘めです
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朝起きてシーツの染みができてるのを見て来てしまったんだなと絶望した。
1ヶ月に一度だけ、 来てしまう
男なのに、 否 人間すら怪しい何かに性別を問いかけるのは愚問だろうか。
…
中 「 … しにた、 」
メンタルが酷く弱っているのだろうか。
思考が回らない
分かるのは痛みと自分の情けなさだけ
それがだす答えは 「 死にたい 」 という感情だった
でも、 今日は仕事の日だったから仕事に向かった。
今月は生理前の痛みがあまりなかった為休暇を取らずに過ごしてしまった。
そんな自分を今すぐにでも殺してやりたい気分だ
職場に行こうと歯磨きや着替えを済ませようとその部屋まで歩いた。
その間にもボタボタと血が流れ落ちるを感じた
急いで着替えの下着をとり トイレに篭もる
痛さで時折壁に腕をおいて 倒れそうになったりしながらも、 変えることができた。
準備を終わらせ 自分の家の前で待ち迎えが来るのをぼーっと待つ
その日 偶然だが 、 太宰が堂々と俺の家にやってきた
太 「 あれ中也 休みじゃないの? 」
中 「 仕事だ、 ばーか 」
なんでいるんだと聞く気にもなれず 適当に返事をする
太 「 えー 毎月 何日かは家で仕事してなかったっけ? 」
中 「 今月はとってねぇよ 」
貧血か分からないが軽く目眩がしてきた。
その直後 迎えの車がついた
あ”倒れる…
膝から崩れ落ちるように 倒れた
何も考える気分にも慣れず 地面に横たわった
焦った部下達もあわあわとしている
起きないといけない、 そう思う度に何故か涙が 溢れ出して止まない。
起き上がらないといけなのに、何故こんなに情けないことをしているのだろうか。
太 「 中也、 大丈夫 。 大丈夫だから 」
そんな言葉に安心する
でも迷惑をかけてしまった
情けない
五大幹部のくせに
自分で自分を追い込んでしまう。
ボロ泣きしている俺を慰めるかのような口調で
太 「 今日は、 もう休んでいいって 」
こう言ってくれた
仕事に行かないと と 切羽詰まっていた気持ちが無くなって いっきに安心した
太 「 … はぁ、、 これ私看病しないとだよね 」
中 「 ご”め、、 …ごめ”ん、 … 」
太 「 あ”、 ごめん 、、 別に中也は悪くないんだけどね 。 」
そうお腹をさすってくれた
太 「 その、 部屋入っていいよね? 」
中 「 …い、 」
いかないで、 なんて言える立場じゃない
太宰には体質のことは一切話したことがない
…どうせ この地面に置いてかれるんだろうな
中 「 嗚呼 」
太 「 じゃあ 背中乗って 」
中 「 え”、 … 」
太 「 早く、 」
太宰に従って 背中に乗った
中 「 今日だけなんでそんな優しいんだよ、 」
太 「 だって あれの日でしょ 」
中 「 な”んで、、 、? 」
太 「 相棒の体質くらい 見抜けるよ 」
理解者なんて居ないと思ってた
でも一番嫌っていて、 一番近くにいたやつが理解者だったんだと安心した
たしかに彼奴がポートマフィアにいた頃 俺がキツそうにしてるとコートを持っといてといいながらお腹にかけたり…
今思えば一つ一つが気遣いだったんだと気づいた
甘めでごめんなさいなんか🫵🏻
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それではー!!
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