「実桜さん、今日これからご飯食べに行きません?」
更衣室で着替えを終えたわたしは帰ろうとする実桜さんにそう声を掛けた。
「いいね、行こうか!」
「はい!」
いつもなら早く帰宅してご飯を作るのだけど、今日旺汰はバイトの後、みんなで飲みに行くから用意はしなくていいと連絡が来ていた。
1人でご飯も寂しいから、実桜さんを食事へ誘う事にしたのだ。
旺汰と同棲を始めて数ヶ月、旺汰の就職も無事に決まった。
同棲する前は些細な事で喧嘩をしていたけれど、最近はそれもなくなった。
元から家事が好きな事もあって仕事と家事の両立も苦ではないし、バイトが休みの日は旺汰も積極的に手伝ってくれるからストレスも溜まらない。
まさに 順風満帆(じゅんぷうまんぱん)の日々を過ごしていた。
「どこに食べに行こうか?」
「そうですね~」
職場を出たわたしと実桜さんはどこに食べに行くか話しながら街中を*******
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