テラーノベル
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「私の最寄駅で待ち合わせする?ごめんね、隼人君が大変になっちゃうけど」
「いえ、全然大丈夫です」
そんな話をしていると、外から激しい雨の音が聞こえてきた。
タクシー会社に電話してからそんなに時間経ってないし、この雨もすぐに弱まるよね。
「ねぇ、またゲームしてもいい?」
さっきは途中で代わってもらっちゃったし、今度こそ自分の力で勝ちたい。
「どうぞ。息抜きにチョコ食べます?食べるなら持って来ますよ」
「うん」
私はレースゲームを再開し、隼人君は冷蔵庫まで取りに行ってくれた。
「どれにします?」
「んー、どれでもいいかな」
買ってきたのはチョコミント味ばっかりだし。
コメント
1件
第214話、読み終えました。外の雨音と、部屋の中の穏やかな空気がすごく対照的で、逆に心が落ち着くような回でしたね。隼人君がチョコを取りに行ってくれたり、さりげなく気遣ってくれるのが伝わってきて、距離感が縮まってる感じがしてほっこりしました。主人公も「今度こそ自分の力で勝ちたい」って頑張ってて可愛い。急に日常が動き出す前の、こういう静かなひとときが好きです。安東さん、ありがとうございます🌙
夏目萌*優しい彼~コミカライズ
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