「んむ……っ♡♡ちゅ……っ♡ん、ふぅ……♡はあっ♡あ゛ッ♡♡あ゛ぉ〜〜〜〜ッッ♡♡♡お゛っ♡おっ♡♡♡ひ、う……っ♡♡♡」
「れおっ、れお……っ♡かわいい、ほんと可愛い……ッ♡」
凪は玲王の体を抱きしめるように覆い被さると、その首筋に顔を埋める。熱い吐息が肌にかかり、くすぐったさに身を捩る。
湿った空気が部屋を満たし、二人の熱が絡み合うたびにその温度はさらに上がっていく。触れ合う肌の間にこぼれる汗が、部屋全体に湿度を漂わせ、まるでその空間すらも溶かしてしまうような錯覚に陥る。窓辺のチョキが、無言のままそのすべてを受け止めている。
「きもひぃっ♡♡ そこッ♡あ゛♡あ゛、あ゛〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッ♡♡♡ お゛っ♡ほ、ぉ♡♡んぉっ♡♡♡そこぐりぐりだめぇっ♡♡♡」
「なんで?気持ちいいんでしょ。れおの好きなとこ全部知ってるんだから」
「お゛ぉっ♡♡♡あ、あぁっ♡♡すきぃっ♡♡♡それ好きぃ……っ♡♡♡本当は好きっ♡♡♡お゛っ♡あ、あっ♡♡きもちい……ッ♡♡♡もっとしてぇっ♡♡♡」
「いいよ。即堕ちすんのも可愛いね」
彼らの熱気が揺らめくたびに、チョキの棘が微かに光を反射する。その鋭い輪郭は、一見冷たい存在に見えるのに、周囲の湿気を吸い込むようにその存在感を増している。まるでチョキ自身が彼らの湿度に反応し、その棘の先端に生まれる露が彼らの行為を吸い上げているかのようだ。
「あ゛っ♡お゛ぉっ♡♡んぉ……っ♡♡♡あ、あっ♡♡はげし……っ♡♡♡」
「れお、好き。大好き」
「おれもすきぃっ♡♡♡あ、あぁっ♡おれの腹っ♡なぎのでいっぱいになってる……っ♡♡♡あ、あっ♡♡お゛ぉっ♡♡♡きもちい゛……ッ♡♡♡」
「レオのお腹ポコってしてる。ここに俺のがあるの分かる?」
「わか、る゛っ♡♡♡あ、あぁっ♡♡お゛っ♡お゛ぉっ♡♡♡んぉっ♡♡♡」
凪が軽く腹を押すと、玲王はビクビクッと体を跳ねさせる。その反応に気をよくした凪は何度もそこを押した。まるで、レオレオパニックである。
「お゛っ♡あ゛、あ゛〜〜〜〜〜ッッ♡♡♡そごっ♡♡はいってるのっ、はいってるよぉっ♡♡♡あ゛っ♡あ゛、お゛ッ♡♡♡んぉ……っ♡♡♡」
「レオ、ここ押されるの好きだよね」
「すきぃ♡♡お゛ぉっ♡♡♡きもちいっ♡」
息遣いが重なり合い、汗の香りがかすかに漂う中で、チョキがそこにいることを強く意識する。まるでその棘が、二人の行為の証を記録する筆先であるかのように、彼らの湿った熱気を吸い込んでいく。
窓から差し込む夜風が、ほんのわずかにチョキの表面を撫でるたびに、その葉の奥に隠れた命が目を覚まし、彼らの湿度を貪欲に感じ取るような感覚を覚える。その静けさと鋭さが、逆に彼らの熱を際立たせる。
チョキの棘が語りかけているように感じる。「もっと熱く、もっと深く、魅せてみろ」彼らの湿った肌が触れ合う音に合わせて、チョキが生命そのものの儚さと熱をその冷たい静寂の中で吸収しているようだった。
そしてチョキの熱意を彼らは無視できずにいた。
「なぎっ…………♡はっ、んんっ……♡」
「れお、れお……っ♡」
「んぁっ♡あ、あっ♡♡なぎぃ……っ♡♡♡」
凪は玲王の体を強く抱きしめる。その体温が心地よくて、玲王もそれに応えるように彼の背中に腕を回した。二人の体は隙間なく密着し、お互いの鼓動を直に感じ取ることができる。それはまるで一つになったかのような錯覚を覚えさせるものだった。
「お゛ぉっ♡♡♡なぎっ、なぎっ」
「ん、レオ分かってるよ」
「んんっ♡あっ♡ああっ♡」
凪は玲王の腰にしっかりと腕を回し、その華奢な体を容易く持ち上げた。玲王の背中は凪の胸にぴたりと吸い寄せられ、脚は宙に浮かぶ。両腕で支えられながら、玲王の太腿は大胆に開かれ、凪のものを根元まで咥え込んでいる結合部が露わになった。
「…………っ♡♡♡」
「大丈夫、絶対に落とさないから」
重力に逆らいながらも、凪の腕の中で玲王は安定を保ち、背面からぴたりと身体を預ける。互いの鼓動が響き合うほどの距離で、凪は玲王を逃がさぬようにしっかりと支え続ける。そのまま、二人だけの世界がゆっくりと動き出していった。
「なんかいいねこの体勢。見せつけるみたいでいいね。なんて言うんだっけこれ駅弁?ねーレオなら知ってるでしょ?教えて」
「は、はっ、はいめん……」
「え?何?背面?」
また耳に舌をねじ込まれ、玲王の思考回路は散り散りになっていく。凪の声は耳に心地よく響くが、それすら刺激となって玲王を追い詰める。
「あっ♡♡また耳の中っじゅぽじゅぽって……っ♡あ、あっ♡♡んぉっ♡♡♡お゛っ♡♡」
「ほら言って。言えよ」
「は、背面駅弁、です……っ♡♡♡あ、あぁっ♡♡」
「へぇ、背面駅弁って言うんだ。特徴は?」
「あっ♡あっ♡結合部が第三者から見えやす、い……っ♡あ゛っ♡♡あ、あっ♡♡♡お゛ぉっ♡♡♡んぉ〜〜〜〜〜ッッ♡♡♡♡♡」
玲王が答えるとほぼ同時に、凪の剛直が激しく突き上げられる。最奥を抉るような激しいピストン運動に、玲王は舌を突き出し背中を仰け反らせた。
コメント
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書くの上手すぎて、夢中で読んでしまいました!めちゃめちゃ最高でした!!✨続き待ってます!