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【僕だけの】
1945年8月6日、9日
『日本』にとって忘れられないあの日。
僕にとって忘れられないあの日。
その知らせを聞いて、
僕はあの人がいる病室へ駆け込んだ。
台湾視点・
ガララララ
僕はあの人に怒られてしまいそうなほど、不躾にドアを開けた。
『ハァッ””…ッァア””…っに…ティ””ざんっっ…っ』
見えるところだけでも、頭、腕、肩、首、手に包帯を巻いて、点滴を打っていた。
窓の外を見つめていたが、僕の音にびっくりしたのだろう、肩を跳ねさしていた。
そして振り返った。
『『…ぇ?』』
とても綺麗に声が揃う。あの人はもう、
いなくなってしまったようだ。
まだ呆けている日本に構わず、ドタドタとベットに近寄る。
『え…っと、こんにちは』
あの人と、全く同じ声。だけど、あの人じゃない。
『ど、どちら様…でしょうか?』
喋り方だって、全く違う。
『…台湾っていうの、僕』
昂る感情を抑えて、出た言葉。
『…台湾さん、ですか…よろしくお願いします、』ニコッ
あぁ、笑い方だって全く同じなのに、何でこうも違うんだろう?
『よろしく…、覚えて…ないんだね、』
『…申し訳ないです…台湾さんは、私とどのような関係なのですか?』
『僕は…』
なんていったらいいんだろう、こんな穢れなんてない国に、記憶がないこの国に。
愛していた…あの人に、
『…親日国だよ、』
僕はこの日、初めて君に嘘をついた。
『!!そうなんですね!!、!お友達…、ですね…!!!ええと、その…た、台湾君…とお呼びしてもよろしいでしょうか…?///』
表情がコロコロ変わる、あぁ、やっぱりあの人なんだね、日本。
『…!うん、いいよ!!!じゃあ僕は日本って呼ぶね!!!』
『わぁあ!!嬉しいです!!私このような身体なので…これからいっぱい遊びに来てくださいねっ!』
手をポンっと合わせ、天使の笑みをする君に…
また恋に堕ちた、
『ぅん!!無理はしない程度にねっ!…ねね、なんか欲しい物とかない???なんでも…ぃや、僕が買えるものだったら何でも買ってくるよ!!』
『えっっ!よろしいんですかっ!?じゃあ…紙とペンを頂きたいです…✨あ、紙はこのくらいのサイズで〜……』
『あははっっ!!そんなのでいいのっ!?!?』
僕の土地半分くらいは余裕であげるつもりだったのにな。
あまりに可愛いものを頼むんだから、爆笑してしまった。
『も、もうっっ!!台湾君、ひどいです!!やりたいことあるんです!!!ムンッ』
ぷくぅ〜っと、ほっぺを膨らませる日本はリスを彷彿とさして、とても可愛いと思った。
さっき日本に入れてもらった緑茶をこくんっと飲み込んだ。
『やりたいこと…??』
僕は聞いたんだ、
『はい!!!エロ同人を描きたくて!!』
『ブッフォォオォオオオオっっ!?ゲホッっゴッッホ!?』
『た、たたた、台湾君っ!?』
あまりの衝撃に、気管に入ってしまった。ぇ、えろ…エロ同人…???
え、人気の人とかをくっつけさして、エロい絵を描く、あれ…???
え、こ、こんな可愛い日本がそんなこというはず…
『えと…な、何描くの…?』
この時の僕はなんていう質問をしたんだろう。
『はい!!色々と考えたんですけど〜!!アメリカさんとソ連さんのカップルなんてどうかなって!!!アメリカさんが入れる側でもいいと思うんですけど〜、やっぱり個人的にはアメリカさんが入れられる側d』
『俺が何だって????』
噂をすれば何とやら、アメリカの野郎が来てしまった。最悪、
…というか、日本にそんな趣味が…泣
…まって???ということは、僕、全然守備範囲ってこと…っっ!?!?
あ、まって、アメリカのゴミがこっちに来た、日本守らないと、くんなくんな。
『アメリカさん…!こ、これは…そのぉ…』
『はぁ…変な話するんじゃねぇぞ…しかも俺で…、てか俺はソ連より中国の方がまだ好感度があr』
『なるほど!!その手がありm…っいひゃいれすぅううう』
アメリカが日本のほっぺを伸ばした、くそ!!!!僕のに何するんだよっっ!?
…というか、なんで知ってるんだろう?アメリカを、僕より先にあったってことだよね、
…最悪。
アメリカは日本のほっぺをつねるだけつねって帰ってった。
『うう…いたかった…笑』
もちっ…
『た、たいわんくん…?』
気がついたら、僕も日本のほっぺを掴んでいた。申し訳ないという気持ちどころか、やばい、気持ち良すぎてやばい、もっちりしすぎじゃない????、
『に、日本の…すんごいもちもち…』
日本の手がにゅっと伸びてくる、あ、やば…怒られるかも
『えいっっ!!!』
僕の考えとは裏腹に、日本は僕のほっぺを両手で挟んだ。
『…はえぇ?』
『変な声!!!wwww』
『ちょ、うるさい!!!!ぅうう、もちもちしてやるぅううううううう』
『ぅわっっ!?!?、まけませんよぉおお!!!』
ーーー
『今日からお邪魔さしていただきます!』
日本は退院後、いったん家が完成するまで僕の家に泊まることになった。
『わ!!!!よーこそぉおおお!!!』
何しよっかな、トランプ??
『台湾君!!こんな漫画持って来たんですけど読みません!?』
終戦後、日本ではたくさんの漫画が生み出された。しかもめっちゃ面白いし、エロいのもある。どっちも好き。笑
『えー!!!ありがと!!!!って、また寝取られBL!?!?好きだねぇええwww』
『た、台湾君も好きなくせに!!!』
漫画が入った紙袋を抱えながらぷんぷん怒る姿はとても可愛い。
『あ、夕飯作りますね!!』
『え、いいよいいよ!?』
と言いながらニヤケを隠すのに精一杯。
ー
『はい!!できましたよ!!』
自信満々で持ってこられたのは、
おにぎりだった。
そのおにぎりはよくみる三角じゃなくて、まんまるの。
ノリがついてない、ちょっと変わったおにぎり。
もう、あんなに経ったのに、
もう、忘れたと思ってたのに、
あの人を彷彿とさせる、
…何も反応しない僕を心配に思ったのか日本が僕の顔を覗き込んでくる。
『おにぎり…お嫌いですか…?』
言葉なんて出なくて、首を横に弱々しく振る。
『…むかし、好きな人が、作ってくれて、』
『…すっ…!?…そ、そうなんですね、』
日本が抱きしめてくれる、
慰めのつもりなんだろうけど、
君が、その人なんだよ、泣
でも、違うんだよね、
わかってる。
ーー
僕は日本が好きだよ、
僕の憶測かもしれないけどさ、日本も僕が好きだよね、
でも、やっぱり僕はあの人が、忘れられないのかもしれない
あの人と日本が同じだから、勘違いしてるのかもしれない、
でも、僕は、紛れもなく日本が好きなんだよ
僕が、ぼくが、この腐った感情に終止符を打つまで待っててね、
【僕だけの】日本っ…♡
ーーー
主です☆(((
リクエストの台日です!!!
久々にもらったから、めっちゃ頑張っちゃった☆
長い分、意味がわからなかったり誤字脱字半端ないと思うけど許してください…(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
リクエスト何回でも何でもください””””泣
地雷なんて無いです、ください泣(((
分からなかった方向けの要約!
日本と日帝は同一人物だけど、日本は日帝の時の記憶を失ってるよ、
台湾は日帝の植民地で、日帝さんが好きだったよ、で、再開した時自分は貴方の親日国って嘘をつきます
台湾は日本にもう一度恋して、日本も台湾のことを段々好きになるし、台湾も告る覚悟があるけど、
台湾は日本が日帝さんだから好きになってるんじゃ無いかって思って告白できないんだよ、
でも台湾君なら絶対逃さないよねっていう、
ーー
頑張ったから♡500ほしぃな…なんt(((殴
コメント
9件
うん。台湾君が尊すぎるんじゃ。神すぎるんじゃ。尊すぎるんじゃ。
台日って意外と良いなあ~ ( ` -´ )b✨