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【貴方となラ】
日帝視点・
今日も枢軸会議。
連合の鬼畜野郎どもへの攻撃を考える日。
私は言わずもがな、アジアの列強。
枢軸には列強では無い小国が沢山いるが、私は列強という立場で発言を許されている。
なんて快感なんだろうか。
いつもの3人…といえば聞こえは愛らしい。
枢軸のトップで毎回会議室に入る。
私の左には先輩こと、ナチス・ドイツさんがいらっしゃる。
そしてその隣にはイタリア王国がいる。
今日もピッツァピッツァとうるさいが、なかなかの切れ者なのでよしとしよう。
やたらに長く豪華な廊下の最果てにある重厚な扉を先輩が開ける。
ナ『これで揃ったな、粛に。会議を始めよう』
なんて厳粛のある物言いなのだろう。
そして会議は幕を開けた。
ナ『日帝。例の資料を』
日『はい。前回話した〜ですが、ーーーの影響でーーなることが見込まれており〜』
先輩に任された資料。列強として完璧以外許されない。緊張と少しの興奮と共に私はどうにか切り抜けた。
ナ『ありがとう。毎回日帝のはわかりやすくて助かる。』
先輩に褒めていただけた。これは帰って海と空に自慢ものだな。
ナ『ではこれを踏まえて意見があるものは〜』
のような感じで会議が進まされた。
会議は今日も先輩の素晴らしい統制により着々と進み、無事定時できっかり終わった。
ーー
私ははるか西方、沢山の技術、顔の良さを持つ貴方に一種の『憧れ』を抱いていた。
初めて会った先輩は私に『二等種』とおっしゃられましたね、
普段の私なら無礼者!!!!と、刀を抜き、床を血の海にしていただろう。
しかし、そのようなことをする必要もないぐらい、先輩は完璧な方だった。
その知性。
その技術。
その話術。
その科学力。
その兵器。
その戦車。
その兵力。
全てが私なんか比べものにならないほど素晴らしい。、
そんな先輩でも少ないものがあった。
それは『植民地』。
そもそも、先輩は優しいお方な故あまり作ってはいないのだ。
だがそれは起きた。
米国の野郎のところの株が大暴落したのだ。
色々な国に会社を出していた米国の株の大暴落は世界中に影響を出し始めた。、
それは枢軸も例外ではなかった。
国の金がどこかに消える。
そんな恐ろしい状況が長らく続いた。
しかも魔の手を広げるばかりだ。
英国や仏蘭西などの植民地が多い国は自国の中だけで貿易ができた、
でも私達には何もない。
為替なんて米国基準で、国の金の価値が下がる一方だ。
…。世界大戦で学んだ?
ふざけるな。
何を学んだんだ。
平和?
経済発展?
は。
甚だしい。
残ったのは世界恐慌と植民地と宗主国、それと苦しむ国ではないか。
だから…だから、我らが枢軸は…
『正義』を掲げて戦争を始めた。
ーーー
しかしそれは突然に起きた。
日『先輩っっ!!!!ハァ””、ぁ…!!』
息を切らして会議室に入った。
ナ『どうした、日帝!!?』
珍しく目を見開き、私の方に駆け寄ってくる先輩。
日『いた””、王がっっ!!!うらぎりま、した…っっ”””』
その瞬間、会議室が私の切れた息を残して、静まり返る。
ナ『…そうか、』
先輩は静かにお怒りになっている。
ナ『裏切り者の事はもういい!!!作戦は全部話されていると思って行動しろ!できる限り新しい作戦を立てて、備えろ!いいか!?』
枢軸『はいっっ』
あぁ、苦しいはずなのに。、
自分のことより先に優先すべきことがあるのを分かってらっしゃる、
ーー
状況は一気に厳しくなった。
でも私達枢軸は『正義』のため
戦った。
ーー
私はその最中、先輩の執務室に立ち寄っていた。
日『先輩!!この件なのですが〜』
ナ『それはこうした方がI』
ガタガタガタ
先輩が倒れ込んだ。
は?
え?
日『せんぱぃっ!!???』
先輩の方に駆け寄ろうとする。
否
先輩の赤い目を見る前に、
紅い何かが私を掠めた。
日『あぁぁぁぁぁあ”””ぁあ!?』
熱い
暑い
アツい
あつ”ぃ””!?
炎が私を包む、
痛い、
その場に崩れ落ちた、
這いつくばりながら、先輩の方へ向かう、
ナ『に、っ”” でぃ””っっ!?』
あぁ、こんな状況で私のことなんていいんです、
ナ『おま””、火…っ””』
日『もぅ…喋んないで”、くだ、ざぃ”』
先輩は頭から大量の血が出ている、
あぁ、私はもう助かりません、せめて貴方だけでも、
ナ『あ””、の”とき…二等種…”っていって…ァ”…、す、ま…”なぃ』
日『せん…”ぱぃ、?な””に、を…?”』
なんで、なんで謝るのですか、
ナ『…は、ハ…に””っ…てぃ”、のこと、””す、き””だった、ノ、だがな…っ”』
やめてください、泣かないで、過去形にしないで、死んじゃうみたいじゃないですか。
日『わ”、…たし”も…っ、ず…っと”おしタぃ”しt』
チュッ…
ナ『ニコッ』
先輩は私の頬に手を添えて、キスを落とした、
そして、わら、笑っ…てっ…
日『あぁぁぁあアぁ”ぁあああ”””』
いま私を取り巻いている炎なんて比じゃない、
身体があつい、
ー
あぁ、どうしようか?、なんて考えられないくらいに全てがどうでも良い。
段々私の視界から赤より黒の方が強くなってきてしまった、
死ぬのだな、
最期に私の顔にキスを落とした先輩の顔に、少し火傷の跡が残ってしまった、
あぁ、
申し訳ないな、
…
父上、日本男児として、貴方の息子として先に逝くことを許して下さい。
…もう一度あのおにぎり食べたかったなあ、
…
先輩、貴方は死んでも綺麗な顔をしていられるのですね、
後に見つかるでしょう、
…
男同士で抱き合った格好で見つかるなんて
大恥者です、
でも、
【貴方となラ】
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あぁぁぁあ””主です!?
あの、書いてて涙出たんです、作者のくせに、
作者のくせに!!!
なんなんでしょう、馬鹿なんですか、?
死ネタですがご満足頂けたでしょうか???
もし泣いた方いたらコメ欄で教えて下さい…泣
泣くの我慢したから♡700ほしいな…なんて、((((殴
あと2人は天国で再会して差別も偏見も無い世界で仲良く暮らします。
リクエスト欲しいです!!
地雷ないです、こんな文才でよかったらめっちゃ募集してます!!!!
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