テラーノベル
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「ん、何?」
「いや、やっぱなんでもない」
「そっかなんかあったら言ってね…」
「おぅ」
なんだろうと心の中で思った。
「ここが美術室であそこが理科室だよ」
「おぅ大体はわかった」
「なら良かった」
「そういえばここの中学は屋上行っていいのか?」
「あ、うん全然行っていいよ!」
「わかったありがとな」
「うん学級委員だしなんでも頼って」
「おう!」
「授業始まるから急ぐよ!」
「わかった」
そして私たちは教室へと戻った。
1時間目から6時間目まで終わった。
「葵!」
「うわぁびっくりした!」
「どう?」
「何が?」
「転校生だよ転校生っ!」
「あぁ泉野くんね」
「何か発展あった?」
「発展って?」
「恋に落ちたとかないの!?」
「恋に落ちたとかあるわけないじゃん」
「桜少女漫画見すぎだよ」
「ちぇっ面白くないの~」
「あ、そういえば部活のこと言い忘れてた!ごめん桜今日、部活遅れること言ってくれない?」
「うん、いいよっ」
学級委員は大変だね~
と桜は心の中で思った。
「ありがとう今度アイス奢ってあげるっ!」
「え、嘘まじありがとう期待してる〜!!頑張!」
桜は振り返らず走って手が見えるように振って教室を出た。
「ねぇ泉野くん部活のことなんだけどさ、」
「あ、うんそのことならもう決めてある」
「ほんとっ!部活どこに入るの?」
「陸上部」
「分かった笑おkこれに書いて先生に渡してねてっきりバスケ部なのかと思った笑あ、なんかごめん仲良い人みたいに喋っちゃって、」
「おぅ全然大丈夫お前別にそっちの方がいいと思うけど」
「え」
「やっぱなんもない気にすんな」
「あ、うんわかった」
「よし今から出しに行くか」
「え、何を」
「何をって部員届けだよ」
「あ、そっかもう決めたんだよね。職員室行ける?」
「行ける行けるじゃあまた後でな」
「あ、うんまた後で」
って私泉野くんに部活陸上部って言ったっけ?まぁいいやっ
そう葵は思った。
「さぁ部活行こう」
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