テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
7件
ドロドロの狂った愛が好きスギル💕
え、すちくんかわい...え?
おっと、ついに拉致……いや保護完了か。5人の「絶対に離さない」圧、それぞれのキャラが出ててよかったわ。こさめの服の裾ガシッ、いるまの現実突きつけ、らんらんの腰ホールド。男が怖いはずのすちが「温かくて」ってなるのは、めっちゃ納得。手が使えない状態での依存構造、上手いな。この「愛の檻」、次どうなっていくのか楽しみすぎるわ🔥
壊れた君を救うまで 13
友ぼ参加ありがとうございますっ♪
会計を済ませ、病院のロビーへ出たときだった。
すちは包帯の巻かれた両手を自分の胸の前にぎゅっと抱え、5人から少し距離を取って、ぺこりと頭を下げた。
「あの……病院まで連れてきてくれて、ありがとうございました。おれ、もう……自分の家に帰れます」
すちにとっては、他人にここまで迷惑をかけたことが申し訳なくて、これ以上優しくされると本当にキャパオーバーになってしまうからの言葉だった。
でも、5人からすれば、それは「また一人で死ににいく」と言っているのと同じだった。
その瞬間、5人の空気がすっと変わる。
「……帰る? どこに?」
らんらんが、どこまでも優しい、だけど一切の光が消えた瞳で首を傾げた。
「え……どこにって、お隣の、おれのお部屋……」
「ダメ。絶対ダメ」
こさめがすちの服の裾をガシッと掴んで、絶対に離さないという強い力で握りしめた。
その顔は、泣きそうなのに絶対に譲らないという、強い執着に満ちている。
「すちくんをあの部屋に帰したら、また一人で自傷しちゃうでしょ? そんなの絶対に許さない。すちくんは、もう僕たちのものなんだから」
「……え? 僕たちのもの……?」
すちが困惑して固まっていると、後ろからなつがすちの細い肩にぽんと手を置いた。
「お前に拒否権ねぇから。あんな血まみれのカッター刺さった部屋に、1人で帰すわけねぇだろ。今日からお前の家は、俺らのシェアハウスだ」
「ひ、暇ちゃん……? でも、おれの荷物とか、学校とか……」
「そんなもん、後で俺らが必要なものだけ取ってきてやるよ。学校だって、手が治るまで休めばいい」
いるまがニヤニヤしながら、すちの目の前に回り込む。
「っていうか、お前両手包帯ぐるぐる巻きで、ドアの鍵すら開けられねぇだろ? トイレも、ご飯も、お着替えも、全部俺たちがやってやんねぇと生活できねぇんだよ。……な?」
「っ……!?」
いるまの言葉に、すちはハッとして自分の手を見た。
確かに、これではスマホすらまともに触れない。
「そういうこと。すちくんは、俺たちに全力で甘やかされて、生かされてればいいんよ」
みことがすちの顔を覗き込み、どこか妖艶で、でも底抜けに優しい笑顔を浮かべる。
「あ、いや……、おれ、男の人が、こわ……」
すちが最後の抵抗として、小さく身を縮めて呟く。
けれど、らんはすちの腰にそっと手を回し、自分の身体へと引き寄せた。
「男の人が怖いなら、怖くなくなるまで、俺たちの愛で上書きしてあげる。嫌がっても、逃げても、もう絶対に離さないからね、すち」
らんらんの、どこまでも過保護で、狂気すら孕んだ深い愛の言葉。
すちは耳まで真っ赤に染め上げ、男の人が怖いはずなのに、なぜかその腕の中がひどく温かくて、もう「家に帰る」とは言えなくなってしまった。
こうしてすちは、自分の家に帰ることを永久に禁止され、5人の男たちが作った「過保護すぎる愛の檻」へと、なかば強引に連れ去られていくのだった。
次回♥️450💬1