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お姉ちゃんといつものように買い物をしている休日のある日。僕は”彼ら”と出会った。
咲「もらる、次こっちな!」
もらる「はいはい…」
いつものようにお姉ちゃんに生返事をしながら『無下限空間』にさっき買ったものを放り込む。…なお、お姉ちゃんはゲーセンに行きたい模様。
いつものことながら行動が分からないな、と思っているとゲーセンの横の脇道に男女の話し声が聞こえた。お姉ちゃんにその事を伝えると、「もらるの好きなようにやりな」とのことなので一応、裏道に入ったと同時に”隠密魔法”を使って足音を立てないように接近する。
男「〜〜い〜〜よ」
?「〜〜なら〜〜〜ください!」
近づいて言い争う…というかナンパ現場を視認した。
男「ねえ、一緒に遊ぼうよ〜」
?「…しつこいですね、だから成功しないんじゃないんですか?」
…ド正論だな。と心のなかで思いつつ、あと数歩動けば止められる位置まで接近する。
男「…ッチ、お前ら出てこい」
男がそう言うと物陰から男がぞろぞろと出てきた。
男「さあ、選べ強姦されるか。大人しく着いてくるか」
?「――――ッ」
もらる「はい、そこまで」
隠密魔法を解除して男と女の子の間に立つ。
男「な…!?お前どこから出てきやがった?!」
もらる「そんなのどうだっていいでしょう?…とりあえず恐喝及び強姦容疑でここの全員、逮捕しますね」
男「はっ?wガキが何いってんだ?ww」
と、言われたので仕方なく証明証を見せることに。
もらる「政府公認組織。魔法騎士団、階級『輪廻』騎士名”黒猫”」
男「はははwww偽物まで作って健気だな!wwww」
相手の物わかりの悪さに憤怒の念が溜まっていく。それを感じ取ったアズが心配した声色で呼びかけてくる。
アズ『も、もらる〜…』
もらる「…流石に限界…💢」
男「ん〜?wwなんか言ったか?騎士サマ?www」
もらる「…動かないでください」
もらるがそういった瞬間、先程まで余裕の表情を浮かべていた男たちは顔をしかめて体の異変に気づく。
もらる「…どうしました?」
男「お前…何しやがった…?」
もらる「…まさか、”ただの『言霊』だけで動けなくなった”…なんて、言わないでしょうね?」
男「『言霊』…だと…!?」
もらる「信じなくて結構。もう応援は呼んでありますし、そもそもこんな単純な魔法も無効化できない位の実力で戦うつもりなら…」
もらるは薄い笑みを浮かべ、いつもとは違う少し殺意が混じった声色で、
「死にますよ?」
そう、言った。その言葉に男たちは表情を先程よりも強張らせる。強張らせたと思ったらすぐに諦めたような表情になって抵抗をやめた。
もらる「…さて、応援も来たことだし…君、大丈夫だった?」
??「え?…あ、はい!お陰様で…」
もらる「ううん、ちょっと脅しただけだからお礼なんていいよ。」
??「いえ、でも…」
もらる「ところで自分の家、分かる?一応”騎士条規”に従って送らなくちゃいけないから」
??「あ、はい」
もらる「じゃあ、付き添うから教えてくれる?」
少女はもらるの質問に答えるために立とうとして脚に痛みが走ったらしくバランスを崩し、そのまま彼女は尻もちをついてしまった。
??「はいっ?!―――ッ」
もらる「だ、大丈夫?💦」
??「はい…揉めたときにちょっとくじいただけですから…」
もらる「でも…痛いんでしょ?」
彼女は無言で頷き、肯定の意を示す。
もらる「ちょっと今から僕がやることは他の人にはナイショね?」
もらるは優しいの笑顔でそう言った。少女はその顔に一瞬、動揺したがすぐに先程の安心したよう表情に戻り、はい、と短く返事をした。もらるは彼女の返事を聞くと少女に背を向けしゃがんでこう言った。
もらる「じゃあ、背中に乗って、送るよ」
??「……へ?」
はい!どーも主でーす!
久しぶりに出てきた気がするw
だからといって何か話したいことがあるわけではない ドヤァ
…みんなコメントしてくれたら嬉しいなあ(切願)