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やぁ。データが消えたよ☆辛い


すまない「油断大敵…?」

ブラック「!!」


バチッ


その音とともに電気が消える。一瞬、場は混乱していた。しかし、一番最初に冷静さを取り戻したのは、やはりすまない先生だった。

すまない「ブラック!電気を戻せるかい!?」

ブラック「今やってます…出来ました!」

パチッ

すまない先生は自分の腕に力を入れることを忘れていた。思ってみると、腕に感じていた温もりがない。青色に逃げられた。すまない先生は、いくら強いと入ってもビビる時はビビる。その一瞬の隙を見て、青色は逃走した。

赤色「何ヘマしてんだよ、弟」

青色「兄貴だったらあの状況、どうする」

赤色「ピエンピエンする」

青色「きっしょ」

 意味不明な会話を繰り広げているのは兄弟。どうやら、逃げたと思った兄が弟を助けたようだ。これを、兄弟は言葉にしなくても通じていた。恐らく、こうなるのを想定して、作戦をねっているのだろう。兄弟は今、大きな窓の縁に腰掛けている。この美術館は、とても…いや、無駄にでかいから、すまない先生がジャンプして届くかどうかのところに、窓がある。

すまない「君たち!危ないから降りてきなさい!」

青色「やーだ」

銀さん「ほんとに危ねーぞ!」

すまない先生が心配するが、生意気な態度でその心配を突っぱねる。心優しい銀さんは、なおかつ心配する。

銀さん「お前らは何がしたいんだ?」

赤色「…は?」

銀さん「なんで物を盗むんだ?」

銀さん「家庭環境が悪かったのか?」

銀さん「金がないのか?」

銀さん「盗むことに依存しているのか?」

銀さんが質問攻めをする。間を開けずに。兄弟も、答える暇なくそれを聞いてる。元々答える気は無さそうだか。

赤色「…お前は何が聞きたいんだよ」

青色「まぁ、家庭環境は答えていいんじゃねーの?どうせどうにもなんねぇんだし」

赤色「そうだな」

兄弟は、答えないとめんどくさいと感じたのか。質問のうちの一つを返すことにしたようだ。

赤色「俺たちは家庭環境が悪いんじゃねぇ。」

赤色「死んだんだよ。親はな」

しんっと場が一気に静まりかえる。

青色「死んだかはわかんねぇんだけどな。俺たちを置いて、突然いなくなっちゃった。」

青色「捨てられたか…亡くなったか。」

誰が予想していただろう。ひとつの質問で、こんなにも重く、苦しい時が流れるのか。時計台の音が響く。


カチカチカチ


カチカチカチ


その静寂を破ったのは。

マネー「バナナよ、喋っても良いか?」

バナナ「…あぁ。あまりうるさくしすぎるなよ。」

彼に打たれるのを察知し、先に許可をとってマネーが発言した。この冷たい空気の中、話すのは重たいだろう。マネーはそういうの関係なしに話し始めた。


マネー「赤色と青色よ。」

赤色「あ?んだよ」

マネー「お前ら、今、ここで死ぬ覚悟ができているのか?」


青色「…は?」

唐突に喋り始めたと思ったら、急に恐ろしい質問をした。確かに、マネーはかけているメガネを外したら、普段とは違い、強くなる。いや、強くなりすぎるのだ。その力は、すまない先生と同格であるほどに…しかし、体の負担が大きく、使える時間は少ない。だから多くの時間は使えない。しかし、まだ子供の2人を倒すくらいなら、余裕だろう。まだ能力を完全に知っていない点もあるが。

マネー「今ここで死ぬ覚悟をしろ」

マネー「貴様らはものを盗んでるみである。いつ死んでもおかしくないのだ。警察に打たれて死ぬかもしれない。」

マネー「そして、一緒に死ねるとも限らない。どっちかだけが撃たれて命を落とし、どっちかが生き残る可能性もあるのだ。」

マネー「共に暮らして来た片割れ…。お前らは双子か?年の離れた兄弟か?」

赤色「…双子。双子だよ。それがなんなんだ。」

マネー「兄弟でも、双子でも一緒だがな。お互いだけしかいない家族をいきなり失うことになってみろ。貴様らはそれでも、聞いていく覚悟があるのか…?」



重たい空気…沈黙が流れる。マネーは、銀さんのように、気になることの質問攻めではない。一つ一つに重要な意味があるのだ。今、この場にいる全員が思っていた。自分もそうなったら…双子がいて、いなくなったら…だからこそ、誰も喋らなかった。

青色「…生きていけるわけねぇじゃん」

ぽつり。呟くように言ったのは青色だった。その声は、はっきりと喋らず。ただつぶやくような声だった。その声色には、さっきのような無邪気さはなく、悲しみと恐怖と…色々な感情に支配されているようだった。

青色「生きていける…わけ…」

段々と声が小さくなる。声も震えだしていた。…泣いているのだろうか。分からない。ただ俯くだけだ。

赤色「…弟もこんなんだし。俺ら帰るわ。」

ブラック「…そうですか」

すまない「…君たち!」

すまない先生が我慢の限界を感じたのか、大きな声で兄弟に告げる。

すまない「僕は、いつでも待ってる!ずっと、ずっと、この先も!待ってるからな!すまないスクールで…!」

全力の訴えに、その場にいた生徒が、うおっと気圧される。兄弟は黙っているが…

赤色「気が向いたらな。」


そう言い残して。


兄弟はいなくなった。

ブラック「…失敗、ですか」

すまない「…いや、赤色は嫌だと言わなかった。気が向いたらって言ったよ。ってことは、僕たちに少し気を許したってことだよね!」

すまない先生のポジティブ差に生徒はまた驚く。そして笑った。

こうして、すまないスクールの平穏(?)な日々がまた始まった。

すまない「また何かを盗む時は、今度こそ、僕たちの生徒にしよう!!」

赤ちゃん「…何があったんだ?途中から寝てたわ☆」


…しかし

すまない「ちょっと待って!」

ブラック「どうしたんです?」

すまない「あれから2ヶ月経つよ!?」

すまない「あの子たち、全っぜん来ないじゃん!!」

 あれから2ヶ月。どこかに盗むに行くという予告状もなければ。すまないスクールに訪れるということも無い。ただ何も無く。2ヶ月が。過ぎた。期待させるような返事を聞いて、ドキドキとした気持ちを味わっていた。2ヶ月。そう。2ヶ月もの間。しかし、待っても待っても来ないため、我慢しきれなくなったようだ。

バナナ「平和はいいじゃないですか。」

赤ちゃん「平和が1番だぜ!!」

銀さん「…さっき女の人ナンパして断られて彼氏出てきて。その彼氏ぶん殴ったお前が言うかよ」

今日も平和が続いている。これにて…しゅうりょ

ハァ━━━━(^q^)━━━━ン!!

うるっせぇな。ここの世界にまで来れるなんて。…どうやら、外で何かあったようだ。

すまない「なんだ!?」

外を見てみると、渦巻きの模様の布のようなものを被った村人が、ダイヤモンドを盗んだようだ。

マネー「はァァァァァ!!」

マネー「あの村人を助けなければ、いけぬなぁァァァ!!」


ダダダダダ


スクールのみんなが廊下を走る。先生の注意も聞かずに。やばいことが起こってるんだ!と言ったら、あ、すまない先生が言うならそうですね。と了承されてしまう。

泥棒「フゥーン!このダイヤモンドは俺がいただく!」

村人「何言ってんだよ!これは俺のもんだ!」

すまない「…いた!」

走ってその場に行こうとした。その時。

───バシュッ

泥棒「いてぇぇぇぇ!!」

泥棒の足に矢が刺さった。スピードが尋常でなかった。遠距離武器の活躍所、だ。しかし、スクールのみんなは、1人も矢を放っていない。このことから推測されるのは、第三者の存在だ。

???「ばーか!何してやがる!」

その…どこか聞き覚えのある声が泥棒を捕える。

???「兄貴…矢を当てたの俺なんだけど。」

この声もどこかで聞いたことがある。目を輝かせたのは。

すまない「赤青兄弟!?」



兄弟「…あ。」

兄弟は目を見開く。2ヶ月前の敵がいたからだ。兄弟は、姿が大きく変わってる。長かった髪は、短く切っている。兄は前髪をセンター分けにして、目がはっきりと見えるようになった。弟も、前髪を切ってしっかり目が見えるようになっている。(2人とも公式って思ってください)はっきりと顔が見えるようになったのだ。

泥棒「とりあえずこれはなせよ⤴︎⤴」

赤色…?「あー、おらよ」


バキッ


泥棒「ハァ━━━━(^q^)━━━━ン!!」


すまない「き、君らが赤青兄弟…?」

青色…?「…そーだけど」

泥棒の腕をおったあと、警察を呼んで、しっかり回復させてから連れて行ってもらった。しれっと帰ろうとする兄弟を背後から笑顔で捕まえたのはすまない先生だった。

ブラック「随分と雰囲気違いますね」

赤色「ったりめぇだよ。…そこの金色が言っていたのが頭から離れなくてな。…よく見る漫画みたいなもんだ。」

どうやら、良く漫画とかであるように、マネーのありがたい(怖い)言葉で、兄弟は盗むのを辞めたらしい。こんな綺麗事、本当にあったんだな、と赤色は言う。

赤ちゃん「おいおい!もう赤色とか青色っていうのはやめといた方がいいんじゃないか?」

バナナ「そうだな。お前ら、名を教えろ」

レッド「………………………………レッド」

ブルー「ブルー。これでいいだろ?」

兄…レッドが沈黙の末、ボソッとその名を口に出した。それを見て弟…ブルーも安心したのか、自分の名を言う。

銀さん「そのままだな!」

ブラック「それ、あなたが言えませんよね。」

バナナ「特大ブーメランぶっ刺さってるぞ」

すまない「これからよろしくね!レッド!ブルー!」

ブルー「だから!仲良くする気はねぇって!!」

赤色「まぁ…入ってやらんこともないが」

こうして、なんとも強引な感じですまないスクールに新しい仲間がやってきたのだった。




…続きいる?個人的には思いついてる

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