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「また!何でこんなところに、、」
『良いの、、僕はまたここで生活するから』
「だめだよ!」
『僕が良いって言ったら良いの!口出ししてくるなよ、、』
今の時刻は夜の23:50分。残り10分で日にちが変わると共に僕達の関係は終りを迎える。そんなことはないと思いたい。だけど僕より年齢が低い子に口出しするのもなって。こうなったのは丁度1年前のこと、、
〜1年前〜
「何でこんなところにいるの?」
『親に虐待を受けているんです、、だからここで親に見つからずに生活をしています』
「お名前は?」
『佐藤景瑚って言います。あなたは?』
「與那城奨です。」
『そうですか、、僕に関係ないですね。さようなら』
「無理だよ、、こんなところで1人にするの、、」
そう。この子の名前は佐藤景瑚。小さい頃から虐待を受けているんだなって感じられる。だって景瑚の身体の至る所にあざがあるから、、こんな子を放っておけない。だから引き取ることにした。
「はい。食べな?」
『大丈夫です、、』
「遠慮しなくて良いんだよ?身体もきれいになったからご飯美味しいんじゃない?」
『じゃあ、、いただきます。(´~`)モグモグ』
「どう?」
『めちゃめちゃ美味しいです』
「良かった」
『ありがとうございます、、引き取ってくれて』
「良いんだよ?これからも一緒にいようね?」
『はい、、ウルウル』
「ナデナデ」
って、、楽しい1日から始まり、生活を共にするようになった。でも急に景瑚が居なくなった。探しているとカフェの路地裏に一人でちょこんと座っていた。
「家に帰ろう?」
『良いんです、、もう僕たちの関係は終わります』
「何でそういう事を言うの?」
『親に見つかったからです、、』
「いつ?」
『ショッピングモールで奨くんがお会計をしているときに偶然遭い、後で覚えとけよと言われました』
「それとこれって関係あるの?」
『はい。だからもう家に帰らなくちゃ、、』
「だめ!虐待受けているんでしょ?」
『もう良いんです!』
「チュ」
『ん!』
ここで僕は1度景瑚に深いキスを落とした。何でかって?景瑚はこれに弱いから。
「まだ一緒に居ちゃだめなの?」
『、、何があっても僕を守ってくれますか?』
「うん!一生景瑚を守る。」
『チュ』
「!」
『ずっと一緒に居たいです、、』
「うん!」
日が明けると共に甘いキスをし、僕達の第2の生活が新たに始まった。