うさぎのプロポーズ

校外学習当日

「まさかの雨ですか」

気温は今年1番の寒さらしいし、最悪

挙げ句の果てに渋滞に巻き込まれ1時間も予定が遅れてる。

「よしみんな、走ろう！」

「えー！？」

さすが陸上部のエース(班長)

ていうか、私以外全員運動部なんですけど！？

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息を切らしながらなんとか体験先に到着した。

「結構難しいんだね」

「うわ、曲がった〜」

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そして1時間後。

みんなでなんやかんや苦戦しながらやっと完成した。

「うわ、音水の指輪超ハイクオリティ！」

「ほんとだ！キレー」

「えへへ。ありがとう」

ネックレスにもなるし、男の人でも付けられるデザインを選んだ。

「こことか月の飾りがはめてあるよ！」

やっぱ褒めてもらうって嬉しいな( *´꒳`* )

「よし！次の体験先までダッシュ！」

「また！？」

という感じで全ての体験先への移動は走ることになった。

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帰りのバスが到着し、学校に戻る時間になった。

「はぁ、疲れた〜」

「どうかした？」

バスに戻り席に着くと、隣の席の恋雪ちゃんに不満をぶつけた。

「なるほどね。お疲れ様…って月！？」