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にゃぽんが
「第二波が来ちゃうぅぅ!!」
と白目を剥いてのたうち回っているリビングの片隅。そこでは、これまた異色すぎる二人が、ピッツァを片手に極めて物騒な会話を繰り広げていた。
「へえ、そうなんだ。ナチスさんは、そこのソ連さんの目玉を食べたことがあるんだね」
ふわりとしたおっとり系の口調で話しかけたのは、アメリカの弟であるカナダだった。メープルシロップのように甘いオーラを放つ男の子だが、実はお薬がだーいすきで、いつも背中に不気味な「斧」を背負っている重度のサイコパス。現国の中でも一線を画す危険人物である。
「フン、そうだ。東の巨頭たるあいつの視界を我が身に取り込む、最高の儀式だったからな」
ナチスがギザギザの歯を見せてニヤリと笑う。カナダは
「なるほど、それは素敵な儀式だね」と、サイコパス特有の全く物怖じしない澄んだ瞳でナチスを見つめ返した。
「でも、さっきソ連さんの目玉は『死ぬほどウォッカ臭くて不味かった』って言ってたよね? 実際、どんな味だったの?」
カナダが興味津々で、懐から怪しげなカプセル(薬)を取り出して弄びながら尋ねる。
「……あいつの目玉は、とにかくアルコールとロシアの大地の味が強すぎたのだ。慣れない者には、ただの毒物(ケミカル)でしかなくて美味しくなかった。あれを平気で咀嚼(そしゃく)できたのは、世界中で私くらいだろうな」
ナチスが心底嫌そうに吐き捨てる。
「へえ、やっぱり。ソ連さんはお薬やアルコールが濃そうだもんね」
カナダはふむふむと納得し、今度は庭の縁側にいる陸(日帝)へと視線を移した。
「じゃあさ、日帝さんの『薬指』の方は、どんな味だったの?」その直球すぎる質問に、ナチスは一瞬だけギザギザの歯を噛み締め、視線をふっと逸らした。
「……日帝の方か。あいつの指は……」ナチスは思い出すように、声を少し低くした。
「あいつは生真面目でとことん純粋な男だからな。……あいつの肉体(概念)は、意外と美味しかったのだ。ソ連のような雑味(ウォッカ)がなく、どこか清流のように澄んでいて、ほんのりと桜のような……フン、これ以上は言わん」
ナチスは耳のあたりを少し赤くして、ピッツァを乱暴に口に押し込んだ。どうやら、敵(連合国)に渡したくなくて鬼気迫る表情で噛み千切ったはずが、味自体はかなりお気に召していたらしい。「へえ、日帝さんって美味しいんだぁ……」
カナダの目が、怪しくキラリと輝く。背中の斧をさすりながら、お薬のボトルをチキチキと鳴らした。
「僕、お薬の実験台以外で生きた国(概念)を食べる趣味はなかったけど、そんなに美味しいなら、今度日帝さんの他の指も一本もらってみようかなぁ? ちょうど新しいお薬のシロップ漬けに良さそうだよね」
「……おい、カナダ」
その瞬間、カナダの背後に、音もなく巨大な影が二つ現れた。
「ん……?。私の可愛い指に、何か用ですか? カナダ」お酒が抜けて大真面目に戻ったはずの長男・陸(日帝)が、猫耳としっぽを怒りで逆立て、神に戻してもらった「日本刀」をチャキ……と数ミリ抜いて笑顔で立っていた
「僕たちの陸兄さんに変な薬を盛ろうとしたら、僕の戦闘機で上空からお前の家ごと消し炭にしちゃうぞ?」
三男の空が、ゴーグルをギラつかせ、背中の純白の羽を大きく広げてカナダを見下ろしていた。「あはは! 二人とも冗談だよー、お兄ちゃんの真似をしてみただけさ!」カナダは全く悪びれずにケラケラと笑い、背中の斧をトントンと叩く。「(……ッッッッ!!! 【カナダ×ナチスのサイコパス&猟奇トーク】からの、【日帝の指は美味しかったという公式重愛告白】、そして【陸兄様を守る最強の兄弟ディフェンス】!!! 供給が多すぎて、私の命の灯火が消えるゥゥゥ!!!)」リビングの端では、にゃぽんが本日最大級の鼻血を噴き出し、ついにカメラを握りしめたまま「大満足……」と言い残して、今度こそ完全に気絶(尊死)するのだった。
コメント
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第16話、読み終わったよー!!😭💕✨ カナダ×ナチスのサイコパストーク、怖いのに癖になる…!「日帝さんの指、美味しかった」ってナチスが照れながら言うとこ、正直キュンときたんだけど!!?👀💥 しかも陸兄様と空の兄弟ディフェンスがカッコよすぎて尊死寸前…にゃぽんの気持ち、100億%わかる…!! 毎回カオスなのに愛が詰まってて、読むたびに脳がバグるけど幸せです!!次回も楽しみにしてるよ⋆♡