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あっぷるぱい
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橘 柚
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ごめ〜ん💦出すの遅れた!
すいませんでした!潔総受け見てたら完全に忘れてました!すいませんでした!
じゃ!どうぞ!
第6話「体育祭――潔をめぐるチーム争奪戦」
体育祭当日。
ブルーロック学園のグラウンドは、朝から大盛り上がりだった。
「うわぁ……!」
潔は目を輝かせる。
「すごい! 本格的だ!」
「潔」
隣にいた凪が呼ぶ。
「なに?」
「俺たち同じ白組」
「ほんと!?」
「うん」
「やった!」
潔が嬉しそうに笑う。
「一緒に頑張ろうね!」
「……うん」
凪は完全に満足した顔をしていた。
その瞬間。
「潔、俺も白組だぜ!」
玲王が入ってくる。
「えっ、玲王も!?」
「当然だろ」
「よかった!」
潔が玲王の手を握る。
「一緒に頑張ろう!」
「……おう」
玲王の顔が一瞬で赤くなる。
「玲王?」
「な、なんでもない!」
その後ろから。
「潔、俺も」
凛。
「千切もいるよ」
「雪宮も!」
「氷織もおるで」
「俺も」
「一緒」
「もちろん俺も」
次々に集まってくる。
潔は嬉しそうに笑った。
「みんな一緒じゃん!」
――その瞬間。
全員が思った。
(今日は絶対、潔と同じ競技に出る)
◆第一種目・二人三脚
先生が競技説明を始める。
「第一種目は二人三脚!」
その瞬間。
「潔!」
「俺と!」
「いや俺だ!」
「潔、こっち」
「僕と組まない?」
「俺も立候補」
「一緒」
「俺もええで」
一斉に手が上がる。
潔。
「えっ!?」
先生。
「……お前ら、なんでそんなに必死なんだ?」
誰も答えない。
そして結局――
くじ引き。
潔が引いた紙を開く。
「……凪!」
「よし」
凪がガッツポーズ。
「待て!」
玲王が抗議する。
「なんで凪なんだよ!」
「くじだからだよ」
凪が淡々と返す。
「玲王、残念だったね」
「お前……!」
潔は二人の間に入って笑う。
「大丈夫だよ! 応援してて!」
「…………」
玲王、撃沈。
◆二人三脚スタート!
「位置について――」
潔と凪は足を結ぶ。
「凪、行ける?」
「うん」
「せーの!」
「いち、に!」
「いち、に!」
最初は順調。
しかし――
「潔、右!」
「えっ、右!?」
「違う、左!」
「どっち!?」
「潔、こっち!」
「わぁぁ!」
二人ともよろける。
「危ない!」
凪が潔を抱き止める。
「……大丈夫?」
「う、うん!」
潔は笑う。
「ありがとう!」
「……どういたしまして」
凪の心臓。
ドクン。
観客席。
玲王。
「…………」
千切。
「…………」
凛。
「…………」
士道。
「……おい凪」
凪。
「なに?」
「今のわざとじゃねぇだろうな?」
「違うよ」
「……ならいい」
「でも」
凪が潔を見る。
「もう一回転んでもいいかも」
「凪!?」
◆第二種目・借り物競走
そして。
事件は起きた。
先生が紙を用意する。
「次は借り物競走!」
潔。
「楽しそう!」
「なお、紙に書かれたものを持ってゴールしてください!」
選手がスタートラインに並ぶ。
潔も参加。
「よーい――」
パンッ!!
全員が走る。
潔も猛ダッシュ。
「うおおおお!」
紙を引く。
「えーっと……」
開く。
「…………」
潔の顔が固まる。
そこには――
『好きな人』
「…………え?」
観客席。
「…………」
男子全員。
「…………」
空気が凍った。
潔。
「好きな人……?」
首を傾げる。
「えっと……」
そして。
「……誰にしよう?」
全員、立ち上がった。
「「「「俺!!」」」」
「「「「潔!!」」」」
体育祭史上、最大級の大声がグラウンドに響き渡る。
潔。
「えぇ!?」
先生。
「お前ら競技中だぞ!!」
しかし。
潔は困った顔で周りを見る。
凪。
「潔」
玲王。
「俺にしろ」
千切。
「……僕でもいい」
凛。
「……来い」
蜂楽。
「潔、俺!」
雪宮。
「僕もいるよ」
氷織。
「潔ちゃん、こっち」
烏。
「ほら、俺やで」
黒名。
「潔、好き。好き」
乙夜。
「俺に決まってるでしょ」
士道。
「潔ぇぇぇ!! 俺だろ!!」
冴。
「……潔」
全員が手を伸ばす。
潔。
「…………」
そして――
「みんな、友達だから……」
全員撃沈。
「「「…………」」」
潔は一人で考える。
「好きな人って……」
そして。
「……あ!」
何かを思いついた顔。
全員が息を呑む。
「誰か先生に聞いてみよう!」
「「「ズコーーーッ!!!」」」
体育祭会場、大爆笑。
潔。
「え? なんでみんな倒れてるの!?」
その頃。
生徒会長の冴は頭を抱えていた。
「……この学校、大丈夫か」
隣の烏。
「もう手遅れやろ」
氷織。
「完全に潔ちゃん中心やね」
乙夜。
「本人だけ平和」
黒名。
「潔、強い。無自覚、強い」
士道。
「最高じゃん!!」
そして。
凛が小さく呟く。
「……絶対、振り向かせる」
凪も。
「俺も」
玲王も。
「当然」
千切も。
「……負けたくない」
――体育祭はまだ始まったばかり。
なのに。
恋愛戦争は、すでに最高潮だった。
コメント
1件
みぅです🤍🥀 10話、めっちゃ面白かった! もう潔くんをめぐる争奪戦が熱すぎて、みんなの執着がダダ漏れで最高だったよ…特に借り物競争で「好きな人」の紙を引いた瞬間の空気、凍りついたでしょ!みんなが立ち上がって叫ぶとことか、思わずにやけたわ。しかも潔くんが「みんな友達だから」って無自覚爆弾投下して全員撃沈、本人は「先生に聞いてみよう」って平和すぎて笑った(笑) 凪が「もう一回転んでもいいかも」って言ってたのもズルすぎる…次回も絶対読むね!