この作品はいかがでしたか?
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はあいキューリですぞお~。
もうノベルに慣れ切っちゃった笑。
てかさ、最近nrkrし過ぎだよね、流石に…笑。
まあ、話したければいつでも来てね。
オレは矢張り太宰が弱ってるのを見るのが好き。
だから、適当に書く。
書きたいことをありのままに。
「はぁ…」
つい溜息をついて仕舞った。
原因は何か。
太宰だ。
真面目に仕事はしない。
自.殺だと言ってふらふらと何処かへ行く。いつの間にか。
女を平気で口説く。
意味が分からん。
俺の理想は何人にも崩させん。
今は未だ太宰は来ていない。
いや、太宰以外の全ての探偵社員が来ている。
「大方入水に勤しんでいるんだろう」
乱歩さんは如何でも良さそうに流す。
俺はつい本音を溢して仕舞った。
「…太宰に「ぎゃふん」と言わせたくは無いか…」
半分疲れていたのも相まって、そう呟いた。
「………嗚呼…」
乱歩さんは少し顔を上げて俺を見た。
「…良いね其れ」
む。
意外な反応が返って来た。
「太宰にもっとちゃーんと仕事をして貰わなければ!」
乱歩さんは勢い良く立ち上がる。
「皆んな!大作戦会だ!」
乱歩は探偵社員を集め、
「如何すれば太宰が真面目人間になるのか」
という会議を始めた。
敦が、
「一度、太宰さんに痛い目に遭って貰うのは?」
と発言した。
「でも何らかの作戦を立てても、太宰さんには直ぐに看破されて仕舞うと思います」
其の敦に発言に、皆こくこくと頷く。
「なので、日常から色々していけば良いのではないでしょうか」
「例えば…?」
谷崎が問う。
「んー…無視だったり、仕事を無理矢理押し付けたり…あと、嘘の陰口を叩くとか」
一瞬、沈黙が走った。
其の後。
「おお、!良いね其れ!」
皆が納得した反応を返した。
「じゃあ、今日から早速やってみようか」
という結果になった。
「お早うっ!」
太宰は元気良く挨拶をする。
しかし、会議の結果として、
皆は返事をしない。
「?あれ~…」
太宰は笑顔の儘、扉の前で止まった。
あれ…返事が無い…?
聞こえなかったのかな?
太宰は国木田に近付いて、
「くにきいだくぅーんっ!おっはようっ!」
と言った。
しかし、態度は塩である。
国木田はちらりと太宰を一瞥しただけで、
「漸く来たか、やれ」
と書類を太宰の机に叩き付ける。
「ん……?」
何かいつもと違う。
いつもなら、国木田は太宰を強く揺さぶって、
『此の唐変木がァッ!』
と言う筈なのに。
「ん、分かったよ」
とだけ言って、太宰は椅子に座る。
乱歩はにこにこしていた。
「太宰 ~」
乱歩は太宰を呼び出す。
「はい、何でしょう」
太宰はてくてくと乱歩の席に駆けて行く。
「コレ、やっといて」
と、仕事を押し付けた。
乱歩はとても不機嫌そうな表情をしていた。
「んえ…了解です」
いつもの様に頷いて、書類を受け取った。
此の表情も態度も、全て演技である。
(んまあ、僕だからっていう理由で、演技なんて信じてないよね!)
「あの…乱歩さん?」
太宰がおずおずと聞く。
「あ”?」
乱歩は態と低い声で返事をした。
「終わったら駄菓子でも買って来ましょうか…?」
少し怖がっている表情だ。
まるで、乱歩の機嫌を伺うかの様な。
「別に要らん、仕事だけ熟せ。
分かったか」
太宰を睨み乍ら言った。
「…ッ…」
少し怖気付いた様子だった。
「はい…行って参ります」
太宰は乱歩を後にし、仕事に行った。
「ん…はははッ!まんまと騙されてるね太宰!」
乱歩は笑い出した。
「そうですね!流石乱歩さんです!」
目をきらきらさせ乍ら、賢治が言った。
「んー…まあ、此れを1ヶ月位続けてみようか」
「ですね…其処迄やって漸くネタバラシ!って感じですね!」
「そうそう!きっと吃驚しちゃうね…」
「はあ…」
太宰は溜息をつく。
「今日は皆んな変だったなぁ…」
とても冷たかった。
無視もされた。
私何かしたっけ…。
(でも、明日にはきっと皆んなも元に戻るよね!)
そう、自分に言い聞かせた。
「只今帰りましたー…」
今度は小声で入る。
もう夕方で、人も疎らだ。
窓から夕陽が差し込む。
眩しかった。
「じゃあ僕、もう帰りますね、!」
敦が立ち上がる。
「お、そうか、お疲れ様 ~」
「嗚呼、又な」
と、皆が敦に声を掛けた。
太宰はすれ違う時に、
「じゃあね敦君!」
と言った。
しかし、
「……」
敦は返事をしなかった。
「ぇ……?」
太宰が帰る時でさえ、皆んなは太宰を見すらしなかった。
勿論挨拶なんて無い。
何かおかしい。
其の疑いは、此の瞬間にはっきりした。
何かどす黒くて重いナニカが、
自分にのし掛かって来る様な感覚。
苦しい。
でも、きっと明日は大丈夫。
そう信じて帰路に着いた。
お帰りー!
重いのが大好物なんだあ…。
共感出来るかい??
また新しいキャラクターを描いたんだ!
絵だけ載せるね!
一枚目:「右手(めて)」
二枚目:「左手(ゆんで)」
だす。可愛いだす。
文スト25巻のラストのドス君の台詞が由来。
続きは❤️1000でお願いします ~!!!!!
コメント
34件
絵うますぎ…なぜそんな美しいんだ???? 太宰様が不安がってるの尊いって…!敦君、中々すばらしい提案だな
絵が...上手すぎる...!!!!!!!!!!!!!!!!!!