続きです !
りうらにはもともと好きな人が居た。
それなのにりうらは自分の意見をしっかり持てないダメダメなやつだ。
ある日学年トップと言ってもいい子に告白された。
でも周りからの圧も感じてしまってその流れでYesしてしまった。
嗚呼、本当は別で好きな人がいるというのに。
こんな人よりも長くずっと想い続けた人がいるというのに周りの空気に流されて付き合ってしまう自分が憎い。
「りうらちゃん、どこ行きたい?」
付き合って初めてのデート。
そこまで好きな人じゃないからあまりおめかししてないけど失礼じゃなかったかな…?
…でもまぁ、いいか。
付き合ってどれくらいが経ったのだろう。
やはり長く一緒にいると好きって感じてきてしまってりうらは単純なんだなって思わされる。
優しく接してくれる彼が…ちょっと好き。だなんて。
彼からのお誘いで同棲も始めた。
でも家に帰ったときはそんな幸せなお話なんてものじゃなかった。
赤♀「…は?」
「…ぁ、ちがう…!!」
赤♀「…っ、なにが違うんだよ…!!」
赤♀「…さようなら…っ”!」
生憎にも最近はじめた同棲だったからまだりうらのものは少なかった。
今持っていけるものだけだったからそれを手に取り素早く家を出ていく。
一歩一歩大地を踏みしめるたびに涙が零れ落ちてきそうになる。
こんなんじゃ外に居られないしカフェに寄ったって変なものの扱いだ…
赤♀「…っ、ないくん……」
不意に求めたのは他の誰でもなくただただ今まで大好きだった人だった。
続く…
コメント
6件
えぇぇぇっ、もぶぅぅぅぅ!!!! なにやったんだよ… 単純な赤さん可愛いですね〜 桃さんのとこに行ったのないすです!!!

ええええええッ!? まさか、続きを書いてくださったとはッ、.....😭✨ 赤ちゃんって押しに弱そうだもんなぁ、....((( 後編も待ってますっ!!👍✨