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「何そんな顔しとるん?笑」
「隼人,,おかしいよ,なにか..」
「は,?」
隼人の地雷を踏んでしまったのか,急激に笑顔が消える.
「隼人..?」
「秋人は分かってくれるやろ.俺が,,俺がおかしくても愛してくれるやろ」
「隼人……」
「裏切るん?俺を…裏切るんか?」
「ねぇ隼人..僕達,どこから間違えたの?」
「何も間違ってなんか無いよ」
「違う..出会った時から間違ってた..」
「ごめん隼人..別れよう」
「は,,?ねぇ..何言ってんの?許さへんで..? 」
「いっつも思ってた..隼人.どこか変なの,隠し切れてなかった.」
「何..言ってんの」
「ごめん..」
「秋人ッ!!」
「はい..1名で,はい,203室ですね.はい 」
ホテルの廊下で溜息を零す.
隼人はあんなんじゃ無かった.
優しくて.来てって言ったらすぐ来るし,本当に,躾のよく出来た猫の様だった.
ホテルのベットはとても気持ち良かったが寝れそうに無かった.
無性に隼人とのLINEを見返したくなった.
でも,隼人から沢山LINEが来ていたので見たく無くなった.
そんな事を考えている内に朝日が昇る.
「これから..どうしようかな」
ベットから起き上がる気力も無く,ただ窓を見つめる .
駐車場には隼人の車があった.
「なんでだよ..,」
涙が止まらくなった.全て,全て
隼人の歪んだ愛が受け止められなかったから