テラーノベル
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この世界には、異能力というものがある。
そして、異能力を操るものを異能力者という。
異能力者が集う組織
その名を____シエル
そのシエルを目の前に4人の青年が立っていた。
「…ここであってますか?」
「大丈夫〜!!あってるから!!俺に任せてよ〜!!!」
「にしてもここおっきいね…」
目の前にあるのはとても大きい門だった。
黒曜石のように重厚な門は、彼らの影を長く引き伸ばし、その威圧感は空気に張り詰めていた
「…何メートルぐらいあんだ??俺の数倍はでかいな…」
「数倍って…もっと大きいでしょ〜?なんてったって、そやは俺よりちっさいし?」
「あ?うっせぇな、てめぇに関係ねぇだろ、大体な…」
そやが話そうとしたところで門が開いた。
「えっと、始めまして〜君たち、もしかしてシエルに入りたいのかな?」
そこにはにこやかに笑いながら、話しかけてくる1人の青年がいた。
「はい!!俺達シエルに入りに来ました!!!」
1人の少年が元気よく返事をした隣で、他の三人は無意識に一歩下がり、肩を寄せ合うようにして身構えた。
「ちょ、いつり…この人怪しいよ…」
視線を足元に落とし、落ち着かない様子でナルキと門を交互に見ている。
「君は元気がいいねぇ〜いつりっていうんだ?いい名前だねぇ〜俺はナルキって言うんだ、皆よろしくね〜」
終始笑顔だが、こちらを見る目はまるで使えるかどうかを見定めるようにじっくりと見てきた。
この男は青紫色をしたきれいな瞳をしている。
その瞳と同じ色をしたその髪は肩まで伸びていて、とても綺麗だった。
「はい、よろしくお願いします。」
「君は淡々としてるねぇ…名前なんて言うの?」
「僕はりれんといいます。」
「りれんくんね、覚えたよ〜それじゃあそこのこっちを睨んでくる君とちょっとおどおどしながら様子を伺ってる君、名前は?」
「………別に睨んでねぇよ…そや、俺の名前な…」
「え、えっと…れいです…」
「そやにれい、ね!オッケイ!!覚えたよ、それじゃあ…ようこそシエルへ!これから君たち4人を審査するから!!それまでまっててね!」
えっと、これから書いていきます。よろしくお願いします?
きっとめっちゃ不定期です。気分が乗ったら続き描きます。
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