TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

――――


モートは少女が裏路地を抜けてノブレス・オブリージュ美術館方面へ走って行った後、即座に正面の二体のゾンビの首を狩り、その後ろのゾンビの胴を返す大鎌で斜めに狩った。


そして、右側にくるりと身体を一回転させてから、銀の大鎌で大振りに裏路地の奥のゾンビの群れを斜めに狩り込んだ。


地中から更に這い出したゾンビの群れへ、銀の大鎌で全て首を円を描くように狩ると、雪の積もる地面には不死者の汚れた血の海と首の山ができていた。


裏路地の奥からドタドタと複数の男の走る音が聞こえてくる。武装した男たちだった。モートの姿を見つけると、手に持った銃やトンプソンマシンガンを撃ってきた。銃弾の雨あられがモートの身体を通り抜けていく。


モートは男たちに向かって右腕をヒュッと真横に振った。


全員の男たちの首が瞬時にふっ飛んだ。飛んだ首が至る所の壁に音を立ててぶち当たっていく。男たちの首を失った胴体からおびただしい鮮血が巻き上がった。


「今日の収穫も凄いな」


モートはそう呟き。ノブレス・オブリージュ美術館の方へと走って行った少女が、無事に美術館へ辿り着いていることを祈った。モートはその少女には聖痕があると確信していた。

夜を狩るもの 終末のディストピアⅡ meaning hidden

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

36

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚