テラーノベル
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2026/01/03
続きです。
更新早いなって思ったそこのあなた。
僕も思う。
今回がっつりAkpyです。
なんでも許せる人だけ見てください。
py視点
暗い……
ここ、どこだろう?
??『ピヤノ…』
「ぇ、っ…お母さん、ですか…?」
??『ピヤノ。』
「お、父さん…?」
sh『ごめん。ピヤノ。』
sm『もう育てられない。これからは独りで生きてくれ』
「ぇ…っ、どうしてですか…?」
sm『…ごめん。』
「…っ!いや…嫌だ…!捨てないで!お願い!」
「お父さん、お母さん……!!」
「やだっ……!!」
「ぁ…!」
手を伸ばす。見慣れた天井がうっすらと見えた。
??「ピヤノ…!」
「ぅあ…っ」
ぎゅっと力強く抱きしめられている。
「ぁ、きら…さん…?」
Ak「めちゃくちゃうなされてたから…!大丈夫、俺がいるからね…」
「っ…!ぅ、ああ…!あきらさんっ…!」
負けじと僕も腕に力をこめる。
Akiraさんもそれに応えるように、バラバラになってしまいそうな僕を抱きしめた。
Ak「捨てない…パパもママも、絶対にそんな事しないから…」
Ak「大丈夫…もしそんな事があっても、俺は絶対にピヤノと一緒にいるからね…」
「やだ…ゃだぁ…!すてないでぇ…」
Ak「大丈夫…苦しいね、俺がいるからね…」
「はぁ…っ、ぜぇ、けふっ…ぁ”…」
Ak「息しづらい?…ちょっと苦しいよ…ぁむ」
「っ…ぁ、ふ、」
Ak「ぷは、っ…もっかい…」
「ふ…ん、っ、」
必死に空気を取り込む。
呼吸が楽になって、Akiraさんの胸をぐっと押すと、その身体はゆっくりと離れていった。
Ak「大丈夫?苦しくない?」
「う、ん…だいじょうぶ…」
Ak「よしよし。はいこれ、ご飯。ひとりで食べれる?」
「たべたくない、です…」
Ak「ん、おっけ。」
ふわりと香るお粥の匂いが、僕のお腹を刺激して吐き気を起こしてた。Akiraさんは部屋の外にお盆を置くと、また僕の前の椅子に座って僕の手を握ってくれた。
ぐるぐるする意識の中、僕はその手を頼りになんとか意識を保つ。
Ak「じゃあ、えっと…どこが痛いとか言えそう?」
「あたまと、おなかと…からだ、だるい…」
Ak「頭とお腹と……身体がだるいのね。うん……お腹はどんな痛み?ズキズキ!って感じ?」
「…わから、ない…でも、おなか、つかまれてるみたいな、ぎゅーって…」
Ak「ぎゅー……掴まれてる感じ。おっけ…ご飯は食べたくないもんね?」
「いらない、です…はいちゃい、ますよ。」
Ak「吐いちゃうのね。」
木のバインダーに羽根ペンで何かを真剣に書き込むAkiraさんの顔をじっと見つめる。
意識が徐々に鮮明になっていくのを感じて、僕はぎゅっ、と握る手の力を強くした。
Ak「んふw…はい。これ飲んでね」
「…おくすりですか…?」
Ak「そう。ママに教えてもらって作った。」
「……苦いのはいやです」
Ak「んーん、だめ。飲まないと。」
「いやです…」
Ak「もー、普段はそんな事言わないのに…分かった。ゼリーあるから包んで飲もっか。」
「はい…」
Ak「……まぜ、てっと…はい」
「……」
Ak「…ピヤノさ〜ん?」
「…のませてください」
Ak「へっ!?」
「ひとりじゃのめない、です」
Ak「もー!本当に甘えたなんだから…はいはい。あーん」
「あー…んむ…んっ、」
Ak「ん、どう?」
「のめ、ました」
Ak「んふ、えらい。ちゃんとあったかくして寝なよ?」
「は、い…」
ゆっくり布団に全身を入れ込む。目を瞑るけど、さっき見た夢がこわくて眠りたくなかった。
「ぅ…」
Ak「だいじょうぶ、俺がいるからね」
リズム良くぽすぽすと刺激されるお腹。
ああ、この人がお兄ちゃんでよかった。
恐怖が温もりに溶かされ、僕は睡魔に身を任せた。
Akiraさんが作ったお母さんの薬の効力はすごくて、発熱以外の症状はあれ以来おさまった。
発熱は1週間経った今でも残ってるけど、お父さんもお母さんも、そしてAkiraさんもいるから、もう怖くなかった。
Ak「ピヤノーご飯持ってきたよ」
「ありがとうございます」
Ak「んー…熱もすっかり下がったね!よかった…」
「Akiraさん、その…ありがとうございました。」
Ak「え?なになに!どしたの、急に…」
「お父さんもお母さんもいない時、ずっとそばに居てくれて…その…嬉しかったです」
Ak「当たり前のことしただけだよ〜だって俺ピヤノの兄ちゃんだから」
「…ふふっ」
Ak「ねえなんで笑うの!かっこよくキメたかと思ったのに!」
「あははっ!」
今日も僕たちの家は平和です。
おまけ
Ak視点
「えーっと…薬飲ませたでしょ?とりあえずこれは洗って…」
「お風呂とかどうしよ…」
「とりあえず、ママの部屋にカルテは置いといて…」
わんちゃんに餌をやりながらぶつぶつとタスクを呟く。
ピヤノが倒れちゃったから、兄ちゃんとして面倒見ないと!と意気込んだのはいいものの、ものすごく忙しい。
パパとママって偉大だな…と思った。率直に。
ピヤノが起きちゃったらまた泣き出しちゃうかもしれないから、とりあえず洗い物とかは早く済ませないと…
「が、んばるぞ…!」
忙しくなる。そう思った。
その時。
バタン!がたがたっ
sm「Akira!ピヤノは…」
「わあおかえり!パパママ!静かにして!!」
sh「おいたぶんAkiraがいちばんうるさいぞ」
「うっ、ごめん」
ちょうどよくパパとママが帰ってきた。
俺は今の状態を軽くパパとママに説明する。
するとすぐにママが行動しだした。
sm「手紙に書いた通りにカルテ書いて薬も作ってくれたんだな、えらいぞAkira。」
sh「俺とりあえず洗い物とかやるわ。」
sm「助かる。俺はちゃんとポーション作るな。…よし、Akira。」
「ん、俺にできることあるなら!」
sm「いいか、いちばん大事な事だ…ピヤノのそばに居てやってくれ。今ピヤノは病気で弱っていてしんどいはずだ。だから、メンタルケアはお前に任せた。」
「…!うん!まかせてっ!」
sm「よし。じゃあ各自行動開始!」
好きな描写だけ詰め込んだらこうなってしまった。
改めまして、リクエストありがとうございました!
コメント
1件
神〜!!!! リクエスト答えてくれてありがとうございましたっ! いや〜…推しが弱ってるのは神!😇✨💕