この作品はフィクションです。実在の人物や団体などとは一切関係ありません
岩本→「」
深澤→『』
______________________________________
岩本side
あのわけのわからない告白から数ヶ月。早いことにふっかは卒業を迎えようとしていた。俺の家で二人きり、いつも通りの何気ない放課後の日常を過ごしていたはずだった
『俺も明日で卒業かぁ、』
「卒業したらどうすんだっけ?」
『ん?県外の大学行こうかなって。まだ結果出てねえけど』
「え。え、居なくなんの?」
『言ってなかったっけ?』
「聞いてない聞いてない」
『ま、そういうことだから。…寂しい?』
「…そりゃ寂しいでしょ、」
『あは、かわいー、わら』
うりうり、と頭を乱雑に撫でられる。髪はぐっしゃぐしゃになっているけれど手付きはどこまでも優しくて、この手にずっと触れていたいと思った。まあそれも叶わないのだけれど
「遠距離なっても俺だけ見ててね」
『そりゃもちろん、照以上のいい男しらねえもん』
「浮気したら浮気相手ぶん殴りに…」
『怖すぎんだろ、浮気なんかしないから大丈夫だって』
「いやほんと、した暁には物理的に相手の首が飛ぶと思ってくれたら…」
『だから怖えって、わら』
その後も他愛の無い会話をして、何度も念押しして、たくさん好きを貰って。それだけで十分だったはずなのに、なんか…魔が差したと言うか。ふっかのことを離したくなくて、どうしても家に帰したくなくて。
『んじゃ良い時間だし俺そろそろ…』
「…あのーさ、」
『ん?何、あ寂しいって?』
「まあ…うん。まだ一緒がいいなって」
帰ろうと立ち上がっていたのに、俺の言葉を聞いて満足げに笑みを浮かべながらまた隣に座ってくれた。かと思うとその直後、彼がグッと距離を縮めてきて唇に柔いものが触れた
「…、?え、ふっか…」
『それ目的だと思われたくなくてしてなかったけど。ちゃんと照のこと好きだから』
プツンと何かが切れた気がして、気がつくとなんだかとんでもないことになっていた
______________________________________
『っぁ、も、やめてひか、ぁ…気持ちいのやだ、いらな、ぃ♡』
約1年前はあれだけ女の子と遊んでいたくせに、快楽には弱いらしい。はじめてだと言うのが嘘のように俺のものをぐっぽり咥え込んでいる蕾は、畝りを止めることを知らないようだった
「ほんとに初めて?めっちゃ柔らかいけど」
『は、じめてだって、…照以外の、男に、…なんて、抱かぇて、ない…し、』
「ふぅん…そっか、」
ほんとはいつこうなってもいいようにって一人で解してたんだろうなと思うと愛おしくて堪らない。スマホの検索履歴にそういうワード入ってたの、俺知ってるからね。何かしらの刺激を与える度にびくりと震える身体をぎゅ、と抱き締めて奥の方まで侵入していく
『…?!ふ、ぁ…ちょ、お、奥…、??♡ぉ”、あ”、♡』
ぴゅる、と吐精してへたれた彼のものを片手で包み込むと追い討ちを掛けるように扱きだす。息をするのもやっとな彼の様子に口角を上げ、俺のものだという印をいくつもつけていく。白い肌に紅い印はとても映えて綺麗だった
「かわいい…あーもうまじで、離したくねえ…」
『…っ、は、離れない、から。てか、離したら許さない、わら』
安心させるような口づけと共に自身の背中に彼の腕が回される。今日だけは片時も離れまいと決めていつもより少し強めに抱き返した
______________________________________
『やべっ落ちてたわ!わら』
その一言で深澤の県外への進学がなくなったことを知り、岩本が大喜びしたのはまた別のお話
コメント
8件
最後ふっかさんすぎて好き😂😂
ふっかさんのはなしたら許さない刺激が強すぎません❓ 最高,です、‼️
落ちるんかい!🤣