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ほんとに最高すぎでした🥹 フォロー失礼します!!
最高すぎ…( ´ཫ` )
kty side
カーテンの隙間から漏れる眩しい光りに目を覚ました。ぱち、と目を開けたらぼんやりした視界の隅っこに無防備なまぜちの寝顔がある。
こんなに近くでジッと見つめる事なんて 滅多になくて、それが嬉しいからなのか、寝起きのせいでぼんやりした思考がさまよってたからなのか分かんないけど、浮かんでくるのは
まぜちだーとかかっこいいなーとかめっちゃ好きーとか幸せだなーとか
そんな安易な言葉ばっかり。
まぜちが好きって気持ちは少しも小さくならなくて、むしろどんどん好きが大きくなっていくばっか。
今まで感じたことのないくらい今幸せだと思う。
まぜちという存在が本当に愛しくてたまらない。
「ん…」
触りすぎたのか、体がモゾモゾと動き出した。
そのまま起きるのかと思ったら、まぜちの腕が僕の体をぎゅっと引き寄せて、胸元にまぜちの顔がピタッとひっついてきた。
甘えるような格好のまぜちの頭をゆっくり撫でると、グリグリと頭を押し付けてくる。
え、やばいかも。まぜちかわいい。なんか子供みたい。
早起きしたくて目が覚めたわけじゃなかったんだけど得した気分。
こんなまぜち見れるの稀だからかな。そんな事を思って自然と顔が緩んでしまう。
「ん…けちゃ……?」
「おはよー」
あ、まぜちが起きた。
顔を下に向けたら少し寝ぼけたまぜちの顔。このままキス出来そう。なんて思ってたらすぐにぐいっと引き寄せられ、唇と唇が触れ合ってた。
ちゅっって感じの軽いキスかと思ったら、朝から濃いーやつ。しかもめっちゃ長いやつ!
後頭部と腰に回された手が僕を逃がさないようにがっちりとホールドしてくる。
苦しくてまぜちの肩をバシバシと叩いてもまぜちはキスをやめてくれない。
痛いくらいに唇を吸われて、舌が入り込んできて、歯列をなぞるようにしてからゆっくりと舌を絡める。
激しいのに甘くて、舌の先が痺れそうになった。
濡れたリップ音を響かせてようやく唇が離れた。
こっちは肩で息してるのにまぜちは何事もなかったような顔して
「……けちゃ、かわいい」
なんて言いやがった。ちょっと前まで可愛いとか思ったけど前言撤回。
ちょっとムカついたからぎゅうぎゅうと痛いくらいに抱き締めてやった。
「ちょっ、痛ぇって」
「痛くしてるし。朝からエロいやつしてくるから僕苦しかったし」
「いやあれはお前が悪いから」
「えぇ!?ぼ、ぼくなの?どう考えてもまぜちが悪いでしょー」
「目が覚めたら目の前に可愛い顔があったらキスするでしょ。それにキスして欲しいって顔してた」
「ちょ…ちょっとしたいなぁ〜とは思ったかもしれないけど、あ、あんな長いとは思わないよ〜」
確かにキス出来そうって思ったよ。でもお前のキスは僕が思ってたのと違うんだよー!
僕が思ってたのはちゅっって感じの軽いやつだったのー。
「嫌だった?」
不貞腐れてる僕の頬を優しく撫でながら少し甘ったるい声色で聞いてくる。
嫌じゃなかった、むしろまぜちもキスしたかったんだって思って嬉しかった。
「……別に…嫌とかじゃないけど」
そう答えると愛おしそうに微笑んできた。
まぜちのこの顔、好き。
僕の事が好きだって、愛してるって顔。
僕は思わず息を飲んだ。鼻先に触れる吐息と甘い声、触れた頬がじわじわと発熱していく。
まぜちに触れられれば熱は持つし、舐め上げられればゾクリと震える。
もっと触れて欲しい。
もっと抱いて欲しい。
今の僕の中を支配してるのは間違いなくまぜち。
「ちょっと早いけど出かける準備するか?」
「まだいい。もうちょっとまぜちとこのまま寝てたい」
「そっかそっか」
今はまぜちともっとゆっくりしていたい。さっきのキスで火がついたってのもあるかもしれないけど、イチャイチャしたいって思いの方が強い。
「ねぇ?まぜちはさ、僕とイチャイチャしたくない?」
「…はぁ…もう、あんまり煽んなって…」
溜め息混じりの声が聞こえたと思えば、少し困ったような顔して僕の目元を優しく撫でてちゅっとおでこにキスをした。
ゆっくり顔が離れると僕の頬を優しく撫でた。そして、親指で唇をなぞると真っ直ぐ僕を見つめて
「なぁ、キス、していい?次は止めて欲しくても止める自信ねぇからな」
と甘い声で僕を誘う。
「やめてって言ってもやめるつもりないでしょ〜?」
と言えば、すぐにまぜちの唇が触れてきた。口を小さく開けば、噛み付かれるかのようにキスに変わった。
熱く濡れた感触が好き勝手に動き回り、舌を絡ませる度にぞくぞくと頭の芯が甘く痺れる。
離れないように腕をまぜちの首に回すと、それに応えるように、僕の背に腕を回してゆっくりとベッドへ。
「けちゃ、すげぇー好き、愛してる」
「うん。僕も大好き」
唇が離れて一瞬視線が交差したあと、どちらかともなく唇を寄せ、口づけを深くしていった。
【気の済むまでキスして】
「まぜちのばかぁー!!!」
「はぁ?お前が可愛かったんだから仕方ねぇって」
「あーん、マジで腰痛いー!!」
「痛っ、ちょ、殴んなってw」
「僕怒ってるんだからな!!」
「ごめんってwww」
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