私の恋人は彼岸花。

私には恋人がいます。

私の恋人は彼岸花です。

これを言うと皆、｢は？｣と言います。

でも、本当に彼岸花が私の恋人なのです。

愛しているのです。

この前、手を繋いで歩いていたら、皆が私達のことを見ていました。

私の恋人に見とれているのでしょう。

こんなに綺麗なんですもの。当然ですよね。

一昨日、一緒に散歩をしていたら、

｢好き。｣

と言ってくれました。

嬉し過ぎて飛び跳ねてしまい、皆が私を冷たい目で見ていました。

でも、嬉しかったのですもの。仕方ないですよね。

────────────────────────────────────────────────

今朝、起きると恋人が少し疲れた顔をしていました。

いつもより水を多くあげました。やっぱりぐったりしています。

枯れてる…？

もう、会えなくなってしまうのですか…？

嫌だ。いつまでも一緒にいたい。

一緒にいきたい。

｢大好きでした。｣

私は恋人を優しく噛んだ。

____彼岸花には毒がある____

登校中に考えた話です。

私、彼岸花好きなんですよね(*-ω-)