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読み切り
飲み会
💜🧡(付き合ってる)
活動してる
18禁を思わせる表現あり
本番×
「んふふ〜こぉたぁ!」
背中にずしっと重さがくる
「…邪魔、どいて」
「んふふ〜可愛いねぇ♪」
「はぁ…」
ちょっと動いてみるが全然変わらない。逆に抱きしめる力を強くされる。
なんなんだこいつは…
「大変だねぇw」
ゆうくんがグラスを片手に暖かい目でこっちを見てくる
ゆうくんの隣ではめずらしくめっちゃウトウトしてて今にも寝そうなれるちと、反対側にはもうそろそろ噛みついてくるころぐらいのちむさんがいる。
「ゆぅく、、」
「あーあーれるち寝ないで💦」
「れるちがここまで酔うの珍しいね?」
「久しぶりの飲み会だからテンション上がったんでしょ!」
「それちむが言えないかもね…」
ハイテンションでゆうくんと距離を詰めるちむさんにゆうくんが冷静にツッコミを入れる。
「ちょ、噛まないでぇ💦 」
「スゥスゥ…」
「肩で寝られたら動けないの…れるち〜?」
「あぁ…ドンマイ…」
ゆうくんに甘える二人を見てこっちもホワホワする。それと同時にちょっと大変そうなゆうくんを可哀想にも思う。
「こぉた!構え!」
やっば存在忘れてた(( ごめんな?
肩に頭をのっけて俺の顔を覗いてくる
「ねぇ久しぶりにヤろ〜よぉ?」
…自分が何言ってるかわかってんのかこいつは。俺の下でぐちゃぐちゃになりたいって宣言してるようなものだぞ?
「ね〜ぇ!こーた?こたこたこた!」
「はいはい…」
「んふふ〜♪」
うるさいなと思いつつ抵抗もせずなんなら頭を撫でてて、「あ〜俺くにおのこと好きすぎだろ」ってちょっと恥ずい気持ちになりつつくにおをとても愛おしく感じてる。
「はぁ…」
「こたのにおい落ち着く〜だーいすき♪」
こいつはどこまで煽ってくるんだろうか
お酒が入ってるのに酔っ払った好きな人がこんな近くにいるのが本当に危ない。外なのに手を出しそうなのをどうにか抑える
「……んぅ…」
首に頭を埋め込んでくる。正直ちょっとくすぐったい
「…」
首に水が触れる感覚がする
…まさか
「くにおちゃん?こっち向いて…?」
「…やだ」
あー泣いてるやつだ
くにおは酔うと情調不安定になって涙もろくなる。ふと嫌なことを思い出したのだろうか。
まあ無理矢理こっち向かせるか
少し動いてからくにおの顔を掴み、自分と目線をに合わせさせる
「…ッ…?」
涙目で少し赤面しながらきょとんとこっちを見ている
あ〜もういいや。我慢しない
「チュッ…」
あれから2時間後、わんにゃん組は爆睡。ちむさんはやっと酔いが覚めてきた…が
「やだぁ!れるさんずるい…」
ゆうくんに肩を貸してもらって爆睡してるれるちに絶賛嫉妬中。
その光景を見るのも微笑ましくてなにも口を挟まずに見ている。…膝の上に乗っている頭を撫でながら
「こったんもなんだかんだくにお溺愛してるよねぇw」
ゆうくんがニッコニコで話しかけてくる。れるちに肩かしてちむさんに抱きつかれてるからかすっごい嬉しそう
「…こんなに可愛い彼女、溺愛しない方が無理でしょ」
「うっわぁお熱いことで。え、でも冷たくなーい?なんで?」
ゆうくんに抱きついてるちむさんにいたいところを突かれる
「なんか柄じゃない言うか…?あと普通に恥ずいのもある。」
「確かにデレデレなこったんは想像できないかも…w」
「この前のひよこ組の飲みで寂しがってめっちゃ泣いてたよ〜?」
ちむさんから爆弾発言がくる。
「本人がいないところではデレデレだよねぇwそれを本人の目の前で言えばいいのに♪」
ゆうくんがケラケラと笑いながら行ってくる。まあそれは無理なんだけど
「…できるならしたいけどね。気持ちを抑えないとすぐ襲っちゃいそうってのもあるかなぁ?」
そう言いながらくにおの髪をいじる
綺麗でサラサラの髪…そう言えばいつからすごい綺麗になった気がする。肌も綺麗だし…元からだけどね
「…そういえばさ、いつからかくにおがすっごい美意識高くなってる気がするんだけど…一周年の少し後ぐらいから」
「だいぶ前だねw?」
「え、気づいてたの⁈」
…「気づいてたの⁈」って?
え、まさか
「ちむさん何か知ってるの?」
「あーいや、くにおに相談されてさ?」
「え、なんで?」
「こったんに嫌われないため」
「あらら」
「…一生嫌わないけど」
「さっすが〜♪でもくっつけるのに協力したちむのこと褒めて欲しい!美意識高くなったのはちむがあと推ししたからだし!それで自信ついたからくにおは告白できた訳なんだし!」
まあこの大天使さんには感謝しないとね。
「ありがとうねちむさん」
「んっふふー!いーえ!」
こういうところが甘え上手で末っ子感あるんだろうな…
すると、急にごそっとくにおが起き上がる
「んぅ…」
「…起きちゃった?おはよう」
「ん…まぶしぃ…」
そう言いながら俺の肩に顔を伏せる
寝ぼけてるのが可愛くて頭を撫でる。すると幸せそうに息を吐いた。
…好きだなぁw
「…可愛い、」
聞こえるか聞こえないかの声量で呟く。
くにおの体が急に起き上がってきた。耳まで真っ赤になってて可愛い。
「…wかーわいw耳まで真っ赤じゃんw」
「だって…不意打ちすぎたし///」
「可愛いねぇw」
「そんな可愛い可愛い言わないでぇ//」
そんなことを言いながらガッツリ抱きついてきた
「…相変わらず仲良いねw」
「こったんが素直…」
「俺だって素直になるよw好きなんだしw」
「…こたぁ?今日家行っていい?」
ふと外を見ると確かに真っ暗。6時から飲み始めたはずなんだけどなぁ…
暗闇の中帰らせるわけにはいかないし、それに…
「いいよwただ、しっかりやることはやってもらうけど」
「…もちろん//」
くにおちゃん、気づいてる?俺が今日後半ずっと顔が赤かったのはお酒のせいじゃないんだよ?…膝で眠ってる君か可愛すぎたから。