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ENFPside
あの事件から3週間が経った。ESFPにも笑顔が増え、少量の血液ならもう吐き気に襲われない程度には回復した。
ESFP「そろそろ学校行きたい」
遂に言われてしまった。ESFPがこんなに回復してるのを素直に喜べなかった。
「んー、でもまだ危なくない?」
ESFP「ENFPいるから平気でしょ、」
「……わかった。でもなんかあったら直ぐに俺のとこ来ること。」
ESFP「うん、わかった」
ESFPの願いは叶えてあげたいっていう気持ちと他の奴らがESFPの視界に入ることに対する嫌悪が同時に頭の中を駆け巡るがここまで築き上げた関係を壊したくなかった。
「今午前中だし午後からいってみる?」
ESFP「うん!」
内心は嫌だったがESFPの前と同じ笑顔を見れたから良かった。
「着いたね」
ESFP「なんかめっちゃ久しぶりだから緊張するww」
「大丈夫だろ笑」
ガラガラガラ
「おはざーす」
先生「誰だこんな時間かr…ってENFPとESFPか」
ESFP「先生おひさー!!」
先生「とりあえず席に座りなさい」
ESFP「みんなもおひさー!!!」
先生「授業だろ……ってまぁいいか、残り10分だしそこまでうるさくしないなら自由時間でいいぞ。」
ESTP「え?まじ?w先生やさしー!」
ENTP「ESFPおひさー!!まじ急に長期休みって言われてビビったわww」
ESFP「ごめんごめんww」
ESTP「ENFP…ちょっとこっち。」
「ん?」
元気に笑ってる様子を複雑な感情で見守ってたらESTPに手招きされた
ESTP「……治ったんだな。?!」
「まだ完全にでは無いけどね」
ESTP「ッまた遊ぼうな笑」
「おう」
なんかESTPの様子がおかしかった気がするけど気のせいか。 ESTPと話してるとESFPに呼ばれた。
ESFP「おーいお前ら!俺ら仲間はずれにする気かよww」
ENTP「そーだよ!話に混ぜろよww」
「ごめんってww」
そんなことを話してると気づけば休憩時間になっていた。 ESTPは休み時間になると席を外してしまった。
ENTP「あれ、お前らってそんな距離近かったっけ?」
「ん?なにが?」
ENTP「いや、なんでもない」
ESFP「なんだよww嫉妬かよww」
ENTP「違うわww」
3人で話してると急にスマホが鳴った。
「ごめ、電話だ」
ENTP「え?もしかして彼女?」
ESFP「……」
「おま、彼女いない俺に当て付けか?」
ENTP「冗談だってww」
「wwとりま出てくるわ」
ENTP「おけ!ん?ESFPどうかした?」
ESFP「なんも無いよ笑それよりさ今日どっか行かね?」
ENTP「いいじゃんアイツらも誘おうぜww」
そんな声を後ろに俺は教室を出た。
コメント
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ま!じ!で!よい