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ゆうside
タレントとしてのテレビ出演。個人活動でこういうのに出てる人も少ないのかなとか思ってる
ゲーマーとしての活動もしてて割と色んなところで取り上げられたりもしてる。
…そんなゆうさんの個人活動で見かけたスタッフのとある女の子。ふわふわとした空気が印象的で多分高校生。バイト募集してたりしたからバイトかな?なんとなく、どこかで会った気もする
昔のゆうさんに似て異なるものを感じて少し気になっている。この番組もまあまあ出演させてもらってるしもうそろそろ話しかけてみたい
「撮影以上です。ありがとうございました〜!」
スタッフさん、タレントさんの声が全部「ありがとうございました」と重なる
話しかけるなら、今かな?
「…ねね。君!」
「え、あ、み…私ですか?」
言い直した…?一人称?
「うん!お名前は?」
「…」
少し焦るようなどうしたらいいのか分からない顔。
ゆうさんこういうの慣れてないんだよね💦学校では初日から話しかけられる側だったし…ん〜💦
「あ、ごめんね💦ゆうさんは如月ゆうって言います♪ゆさんとかゆうちゃんって呼んでくれたら嬉しいな」
少し表情が柔らかくなる。よかった…
「…七瀬美月、です。オーディションにも応募させていただいているんですけど、あの、話していいんですかね?私が、如月さんと」
オーディションに応募してる子⁈…にしては
「自信、ない?」
…嘘をつく目、なんとなく分かるようになっちゃった。かなめとは立場が違うとはいえ同じ環境で同じ心情。そりゃあ同じ特技も身につくよね
「…あのオーディションが“傷を翼に変えろ”じゃなきゃ応募してないです。アイドルオーディションは私にとって半分トラウマですから。」
近くにある荷物をまとめながら言う
ぎこちない言い方、抵抗のあるような表情。…こちらを避けたそうな行動。
「まあ原因となった人たちは大好きですしなんの後悔もないですけど、当時は絶対そこに到達できない自分が悔しくて」
…待って、そうだ、この子。実力上位のあの子の面影…何かが変わって全然わからなかった。今回のオーディションは配信されてなかったから尚更。
多分、その面影はゆうさんたちが変えてしまったのかもしれない。前回のオーディションでも注目を集めていた彼女…ちむさんたちと同じ練習生
胸が締め付けられる。でも、ここで手を伸ばさないと…
「美月ちゃん、ゆうさんたちと、同じオーディション、参加してた、?」
美月ちゃんは嬉しそうな悔しそうな瞳でこちらを見つめていた。