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それから、すまない先生やブラック達は目が覚めるとすまないスクールの地下で目が覚めた。
すまない先生は怪我も全て感知し、今では落ちた体力を戻そうと運動をしていた。
・・・正直、体力が落ちたとは思えないレベルでドア破壊したり、相手を殴り飛ばしたりしていたが。
✵✵✵✵✵
結構、“彼女”については一体何者なのか分からなかった。
妖怪か悪霊の類か、宇宙人などといった類の者だったのか・・・
それとも“観測者”だったのか・・・
それは誰も知らなかった。
✵✵✵✵✵
すまない先生が、屋上で一人で黄昏ている背中を、ブラックは話しかけた。
「・・・すまない先生、あの時、助けてくれてありがとうございました」
ブラックの言葉に、すまない先生は振り返り、答えた。
「ん?・・・あぁ、別にいいよ?ブラック達が無事で何より」
とすまない先生はブラックの頭を撫でた。
ふと、ブラックはすまない先生に聞いた。
「・・・どうして、すまない先生は、こっちの世界に帰ることを望んだんですか?・・・だって、すまない先生が見ていた世界では、両親も、大切な人達だって生きていたのに・・・」
その言葉に、すまない先生は口を開く。
「・・・そうだね。あっちの世界はとても良かった。両親が生きていて、あの二人だって・・・けどね」
すまない先生は柔らかく笑った。
「・・・あっちの世界は確かに楽しかった・・・けれど、ブラック達とは顔さえ知らない、ただの他人だった・・・それが凄く嫌だった・・・こうやって話して、教えて、笑って、泣いて・・・
僕は、この世界で生きていく。両親が愛したこの世界を、あの二人と出会えたこの世界を。ブラック達と会えたこの世界をね」
夕焼けに照らされたすまない先生は、そう微笑み、答えたら。
「・・・ま、まぁ・・・Xもある意味いいライバルだし?Xと会えたことも一応ね・・・?」
とブツブツ言い訳をこぼす。
そんなすまない先生に、ブラックは思わず仮面の下で笑った。
「?ブラック、今笑った?」
「・・・いえ、気のせいでは」
「えー!」
すまない先生は頬を膨らます。すると、
「すまない先生ー!」
銀さんの呼ぶ声が聞こえた。すまない先生は屋上を降りようとし、ブラックはその背中を見ていた。
すまない先生は足を止め、 ブラックに手を伸ばした。
「ほら、行こっか!」
そう笑うすまない先生に、ブラックは笑い、すまない先生と一緒に教室へと戻って行った。
──・・・こうして、すまない先生達は、いつもの日常へと戻って行ったのだった。
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