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?「…あ、葛葉じゃん。やっほー?」
葛葉「や、やっほー…??」
扉を開けて見えた仲間の姿 数人。叶と社長と長尾景、三枝師匠、もちさん、ガッさん、夕陽さん、笹木、椎名、委員長。叶が真っ先に此方へ気付いて、手を振ってきた。それで周りの人も俺に気付いたっぽくて、次々に名前を呼んできた。俺は放心状態っつーか、扉を押し開けたその体制で固まってた。…どういうメンツ?? 多分明らかに表情に出てたのか、叶はあははと笑っていた。
叶「く、くーちゃん顔w えー…w 葛葉はどうやって此処に来たかわかる?w」
葛葉「うるせぇよw どうやって…??」
言われてみれば、目を覚ましたらあの部屋に居たって事しかわかんねぇな…。少し頭を横に傾けて、
葛葉「…わかんねぇ、覚えてないわ。」
加賀美「皆様同じ事を言うんですよね…、またスタッフが良からぬ事を考えているんでしょうか。」
叶「あのライブみたいに?w あれ面白かったけどなぁw」
剣持「あれは本当にろふまおを疑いましたよ、」
伏見「ま、まぁまぁ…無事だから良いじゃないっスかぁ!」
…何だ?なんの為に集められた?意味分かんねぇ。
取り敢えず扉から手を離して、周りを見渡してみる。普通に…スタジオみたいに見えるけど、違和感と言えば、扉が沢山有るって事。見た感じ20…かな? 開いてない扉は9個。まぁ気長に待つか。そう考えていた時、2つの扉が開いた。
甲斐田「うわ眩しッ?!…って、えぇ?!此処どこぉ?!」
星川「うわ…ちょうるさいんだけど燃えカスが!!!」
甲斐田「えぇ?!いや普通に仕方なくないっすか?!」
長尾「おぉ〜ハル〜!よぉ!」
甲斐田「景?!よぉじゃないでしょ何処だよ此処!!」
…騒がし。甲斐田側の耳を片手で塞いで視線を泳がせる。その後も人がどんどん増えていき、最終的に扉の数通りの20人が集まった。
弦月「えぇ…何メンツ…??」
不破「おー……うっす、」
夜見「おぉ皆〜!」
葉加瀬「…えぇ?いやいや…えぇ??」
社「…ちょ、社長、なんすかこれ…」
勇気「うぇ…?大会でもするの?」
夕陽「…はぁ?」
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葛葉「…で、何すんのこれ?」
今ん所ただ集まっただけ、なんの意味もない。カメラも無ければスタッフも居ない。撮影では無さそうだ。皆で円型に立って今話し合ってる訳だが、何も進展がない。他の皆も、困惑した表情の奴が多く、沈黙が時間を貫いた。
そしてその沈黙を打ち消すように聞こえてきたのはアナウンス。皆が一斉に顔を上げた。
『ジジ…、あー、失礼します。突然ですが皆さんには…
殺し合いをして頂きます。』
葛葉「…は?」
皆が困惑した。数人は顔を青くして、数人は変わらずぽかんとした顔だけ浮かべていた。