続き書きます
第2話 「沈黙の温度」夜の章
暗がりの部屋に、静かにレコードが流れていた。
古いジャズピアノの音が、空間をゆっくり染めていく。
ジヨンの背に、T.O.Pの手がそっと回された。
🔝「……逃げられないよ、ジヨン。」
その低い声が、耳元に落ちるだけで、体温が一度上がったような錯覚に陥る。
🐲「逃げてなんか……ない。」
振り返ると、そこにはもう何も隠していないT.O.Pの目があった。
欲望も、愛しさも、全てをさらけ出した瞳。
唇がふれる。
ただのキスじゃない、呼吸を奪うような深い口づけ。
息が乱れて、ジヨンの指が彼のシャツをぎゅっと握る。
🐲「……ヒョン……やさしくして。」
🔝「無理かもな。」
ソファに押し倒されたジヨンの下に、T.O.Pの影がゆっくりと重なる。
触れ合う体温。
指先が髪を撫で、腰を包み、喉元へ滑る。
視線は逸らさない。ジヨンのすべてを、目で、手で、感じ取ろうとするかのように。
ジヨンの声が、静かな部屋に漏れる。
🐲「……やだ、声…出る……」
🔝「出せよ。誰が聞いてるわけでもない。」
その声が命令のように響いた瞬間、ジヨンはすべてを委ねるように瞳を閉じた。
ソウルの夜が深くなるほど、ふたりの距離も静かに、そして確実に溶け合っていった。
あはは私性的な表現苦手、、、😭
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じゃあね
コメント
3件
何かもう、、表現が上手すぎて ドキドキしっぱなしでやばいです!続きがあるの最高すぎます!