数週間後、僕はまた廉真様に連れられて湖へ来た。
今回来たのは明確な理由がある。
_2人で凪様の所へいく。
『志緒、一緒に凪の所へいこう。』
僕は二つ返事だった。
『廉真様と一緒ならどこまでも』
ねぇ廉真様。
廉真様と出会ってから色んなことがあったなぁ。
一緒に双六をして、読書をして、
_凪様のお墓参りに行って。
気付いてたんだ。
廉真様が僕と凪様を重ねて見てるって。
廉真様が僕を好きだって勘違いしてるって。
「廉真様、愛してますよ。」
「_あぁ、俺も愛してる。」
そして僕らは暗闇の中へ落ちていった。
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