テラーノベル
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〜〜〜
「 えっと 、 何してるんですか ? 」
『 … えっとね 〜 。 』
リビングに着くと 、
台所が1目見るだけでわかる悲惨な状態になっていた 。
『 さっき確認したらパンが切れてたから 、 』
『 光のご飯も丁度無くなってたし 、 自炊しようかなと作ってたら … 』
「 はぁ 、 ? 」
「 … 僕が作るのでどいてください 、 」
『 え良いの ? 』
「 逆に僕以外誰が作るんですか 。 」
『 蒼井ありがと 〜 、… 』
『 … あそうだ 、 そこの棚だけ開けないでね 。 』
そう言って会長はキッチンの下から2段目の棚に指を指した 。
『 ちょっと 、 危ない物が入ってるから 。 』
「 … ? 分かりました 。 」
何だろうか 、 怪異の退魔具でも入れてるのか ?
でもキッチンにそんな物騒な物入れるとは考えれないけどな 。
『 じゃあ聞きたい事があったら聞いてね〜 。 』
そう言って会長は僕が座っていた椅子に腰掛けた 。
僕だってそんなに手の込んだ物は作れないけどな 、 取り敢えず冷蔵庫見てみるか 。
冷蔵庫の中は卵とジュース 、ウインナーとバター 、その他にも色々 、1食作るには十分過ぎる程揃っていた 。 一応自炊する用に揃えてるのか ?
「 … 作るとしたら卵料理かな 、 」
卵を2個取って台所を少し雑巾で拭い 、 フライパンをセットする 。
既にセットしてあった料理器具は焦げて居たのでシンクの中に置いた 、
「 えっと 、 塩は 。 」
食材は揃っていた為 、塩等の調味料はあるだろうと
棚を漁るが全然見つからない 。
そういや 、 開けたら駄目な棚って一体何が ?
そういや刃物も見当たらないし 、 危ないって包丁の事か?
僕子供じゃないんだけど 、 …
「 … 、 」
少し警戒しながら会長が開けてはダメと言った 棚を開ける 、…
「 … え? なにこれ 。 」( 小声
棚の中を見ると 、
何やら色んな薬?の瓶が沢山ある 。
1つの瓶を手に取って書いてある文字を見てみる 、
「 睡眠薬 ? … 」( 小声
他の瓶を見てみても媚薬とか惚れ薬とか書いてある瓶が並んでいた 、
料理には使わないはずの薬物がなんでキッチンにこんなに沢山 …
『 蒼井どうしたの ? 』
「 … !? な 、 何も無いですよ ! 」
会長が机に座りながら僕に声をかける 、
僕は棚を急いで閉め 、 手に持っていた睡眠薬は背中の後ろに隠す 。
『 そう ? 』
「 えっと 、 ちょっと調理器具探してて 、 でももう見つかったので大丈夫です ! 」
『 なら良かった 。 』
「 … 、 」
背中の後ろから睡眠薬の瓶をゆっくり前に出し見つめる 。
何でこんなもの … もしや僕に使う為とか 、 ?
でもこれはチャンスかもしれない 。
これを料理に混ぜれば会長を眠らせれる 、 そのうちに逃げれば 、 …
随分悪に染まった考えだが会長も僕の事を監禁しているし 、
睡眠薬を盛るぐらい大丈夫だ 。
でも 、 あの感の鋭い会長だし味でバレるかも 、…
あそうだ 、 味が濃めのだし巻き玉子だったらバレないかな 、
だったら調味料の場所聞かないと 、 …
〜〜〜
「 出来ましたよ 。 」
『 わぁ美味しそう ! 』
「 言っても手は込んでませんけどね 。 」
卵焼きとウインナーが盛り付けられたお皿2枚を
僕と会長の机に置く 、 会長の分の卵焼きには睡眠薬を混ぜている 。
ひとつまみ分しか入れていないし味が濃いから味でバレることは無いはず 、
あの会長に少量の睡眠薬が効くのかは少し心配だが 、 …
『 あ 、 そうだちょっと調味料取ってきてくれない ? 』
「 良いですけど 、 何の調味料ですか ? 」
『 塩胡椒をお願い ! 』
「 は〜い 。 」
卵焼きにでもかけるのかな 、
味結構濃めにしたけど 、 さらに塩胡椒かけて大丈夫かな 。
まぁ味でバレる心配が無くなるからいいけど 、
〜〜〜
『 んっ美味し ! 』
『 蒼井料理上手いね ! 』
「 会長が下手なだけですよ 。 」
「 普通ならこれぐらい作れるんです 、 」
『 えぇ 〜 ?? 』
〜〜〜
「 食器片付けますね 。 」
『 うん 、 ありがとう 』
会長が少し眠そうにしている 。
効果が出始めたのだろうか 、
今日は用事があると聞いているけど 、 そんなこと知らない 。
僕の事を監禁した会長が悪い 。
『 … 』( 寝
「 よし 、 」
僕が食器をシンクの中に入れて戻ると
会長が机で寝ていた 。
今のうちに 、…
廊下に出た 。
多分こっちに玄関が 、 ..… 何か眠いな 、
起きたばっかりだし眠いだけか ?
「 … あっ玄関 ! 」( 目輝 ・ 走
何とか玄関を見つけ 、
ドアノブに手をかけようとすると 。
『 あーおい ? 』( 掴
「 っえ 、 」
僕の手首が掴まれ 、 後ろに引き戻される 。
『 えっと 、 入れたのは 、 睡眠薬かな ? 』
「 なんで 、 … 」
『 僕のと蒼井のご飯入れ替えただけだよ ? 』
「 は 、 ? … 」
『 あの時調味料取ってきてくれてありがと ♩ 』
「 … あの時に !? 」
『 あの睡眠薬はね 、 後から効果が来るんだよ 。 』
『 でももうそろそろ眠くなって来てるんじゃない ? 』
「 … っ 」( 睨
『 残念だったね ♩ 』
… やば 、 もう眠気が …
『 はぁ 、 残念だな 。 』
『 まさか逃げようとしちゃうなんて 、 』
『 今すぐお仕置したい所だけど 、 』
『 これから用事があるし … 』
『 帰ってからたっぷり躾しようかな ? 』( 笑
『 … 先にちゃんと拘束しとかないとな 。 』
コメント
5件
茜くんには沢山逃げる作戦を練って沢山逃げるのに挑戦して欲しいものですねぇ〜(鬼畜)
さぁ一体次回はどんな躾が待っているのか。( 'ᢦ' )