オーメンズBL小説（ノベル版）

何となく車中泊がしたいと思ったおかめ。兵庫に行く予定を立てて恋人である狐を誘った。

「きっつーん！車中泊で兵庫行かない〜？」

「兵庫ですか？いいですよ！」

「やった！じゃあ決まりね！」

「おかめさんの出身地、楽しみです！」

当日

ご飯を食べ、車に乗り込んだ

「おかめさん飲み物いりますか？」

「いる！」

「どうぞ！」

「ありがと〜！」

「おかめさん運転交代しましょうか？」

「大丈夫だよ〜！」

「おかめさんお菓子いりますか？」

「貰おうかな！」

「どうぞ！あーん！｣

「ん、うま！」

「良かったです！」

「おかめさん！」

「おかめさん！」

「おかめさん！」

あの、狐の気遣いが止まんない、えなにこのいい子俺の彼女ほんとに最高すぎでしょ、

「今日寝るサービスエリア着いたよ！」

「ほんとですか！！車中泊だぁ〜！！」

えなにこの純粋に喜んでる可愛い生き物。いや、俺の彼女だ、やばいな、ほんとにかわいい、

布団の準備が終わり

「きっつんおいで！」

「はい！」

おかめの腕の中にダイブする

「大丈夫？寒くない？」

「おかめさんのおかげで暖かいです！」

だんだんと絡み合う足、密着する体、おかめは限界に近かった

「おかめさん大好きです、！」

おまけにこんなことまで言われたらもう、無理じゃんか、

「俺も大好きだよ！」

「ふふ、やったぁ〜♡」

ん、？今の声的に語尾に♡ついてるよね？？いっつも一緒に寝る時よりも密着してるし、あまあまな声で喜ばれるって、車中泊効果すごいな、

「おかめさん、わがまま言ってもいいですか？」

「どうしたの？」

「あの、腕枕、して欲しいです、」

「え？｣

思わずえ？って声に出ちゃったじゃん、

「おかめさん、？」

こんなの反則じゃん？え？まじで可愛いしほんとにいっつもよりも甘えん坊なのはなんで、？嬉しいけどね？俺の彼女が可愛すぎる件について5時間くらい語れそうだけど？

「おかめさん、！」

「あ、ん？どうしたの〜？」

「反応無いから、」

「あ、ごめんね、腕枕だよね！はい！」

腕を差し出すおかめ

「ありがとうございますっ！」

「いえいえ〜！」

「おやすみなさい！」

「うん！おやすみ〜！」

めっちゃハグしてるし足絡め合ってるし、腕枕してるし、何この幸せな時間、寝顔可愛すぎでしょ、まつ毛なっが、顔整いすぎでしょ、可愛すぎ、

キス

「狐おやすみ」

次の日

「おかめさん、？」

「ん〜？」

「朝ですよ〜？」

「やだ、まだ起きない」

「起きて観光しましょうよ〜、」

「きっつんさぁ、今の体制わかって言ってる？」

「ハグしてるだけ、じゃないんですか、？｣

「だだだだだだけ！？」

「え、？そうですけど、？」

不思議に見つめる君は本当に何も知らないんだね

「昨日あんなに腕枕して欲しいとか大好きとか、色々やっておいて、記憶ないの、？笑」

「あれは〜、せっかくの車中泊じゃないですか、いつも寝るベットよりも狭いし、密着できるじゃないですか！だからですよ！」

「…」

ん？？？？（語彙力皆無）

「俺は狐の罠にまんまとハマったのかぁ、」

「罠、？」

「知らないでいいよ笑」

「そうですか〜、」

キス

「んっ、！？」

「じゃあ起きよっか！」

「はい、！」

観光中

「六甲ビール買ってこ、」

「またお酒ですか〜？笑」

「そんなこと言ってるきっつんはチョコじゃん！笑減量中じゃなかったっけ？笑」

「今はいいんですー！！」

「そっか！w｣

観光を沢山楽しみ、帰りの車の中

「観光楽しかったですね〜！」

「ね！お土産買いすぎちゃったね、w」

「おかめさんお酒買いすぎです！」

「一緒に飲もうよ〜、」

「こんど、ですよ？笑」

「絶対飲ませてやるw」

「怖いですねぇ、w」

そんなたわいのない会話をしていると家に着いた

「おかめさん！」

「ん〜？」

「行き帰りの運転ありがとうございます！」

「全然大丈夫だよ！ほら！お風呂入ろうか！」

「はい！」

お風呂を上がり、ベットに入る

「やっぱり家の布団が1番ですね〜！」

「ほんとにね！」

「おやすみなさい！」

え、？今日は昨日みたいに甘えてこないの、？

「今日は、しないの、？」

「え、？」

「昨日みたいに甘えてこないの、？」

「おかめさんってば！w」

ハグ

「大好きですよ〜♡」

その後沢山甘えられ、昨日の我慢も含め、爆発したおかめは、狐を気が済むまで抱き潰した

「おかめさんのばか、もう甘えません、絶ッ対に、」

「本当にごめん、だから、甘えないのだけはやめてください、」

「分かりました、では1週間お触り厳禁と、寝る場所も別々です」

「ねぇ、やだ、ほんとにやだ、俺死んじゃうよ、？」

「嘘ですよ〜笑1日お触り厳禁なだけですから！」

「え”、」

これを気に抱き潰すのは辞めようと思ったおかめなのでした。

～𝐄𝐍𝐃～