ガチャッ……
「!、ジンヒョン、写真撮りましょう!」
「え?さっき撮って「撮りましょう!」…はいはい、撮りたいのね」
控え室で何枚か自撮りを撮り、さてアップするかというところで自販機に行ってたナムジュナが戻ってきた。…チャンス!すぐさまソファで伸びてるジンヒョンの首に両腕を絡めて写真を撮りたいとねだり、余計な事を言いかけていた口を言葉で制する。
「どんなポーズで?」
「このまま…いや、もっとヒョンにくっつきたいです!」
ぎゅうっ……
「やぁー…ホバ、それは……いや、何でもない。じゃあ撮るよー?3、2、1……」
カシャッ……
「うん、いい感じなんじゃない?…これ、載せるの?」
「うーん……それは、どっちでも良いですよ」
「……これ載せたら、ナムジュナとどうこうが難しくなるんじゃない?(小声)」
「?、何でですか」
「やぁー、ヒョンとこんなにベッタリなんだよ?僕は嬉しいけど、ジンホビの嵐でクサズが霞んじゃったらお前の目論見はパーじゃん(小声)」
「…あー…なるほど……じゃあ、後で僕に送って下さい。載せるのはやめます」
「うん、綺麗に撮れたしね。…何だよ〜ナムジュナ〜?ヒョンに嫉妬?」
「え?いや……」
「じーっとこっち見てたじゃん」
「あぁ……メンバーが付き合うとこんな肩身が狭くなるものなのかと考えてただけですよ」
「………は?いや、僕がジンヒョンなんかと付き合ってるわけないじゃん!嫌だよ、こんなギャグマシーン!」
「ちょっと、年長なんだけど」
ナムジュナがちょっとでも嫌な感情を持って、こっちに来てくれたら万々歳…と思っていたが、そんな事はなかったようで、むしろジンヒョンと僕が付き合っているだとか抜かしやがった。……ここは、ガツンと言っておかないと。
「ねぇ、ナムジュナ」
「ん?」
「僕が本当に好きでジンヒョンにくっついてると思うの?」
「おい、それは返答によってヒョンが傷つくぞ」
「…そう思ったから言ったんだが……」
「そんなわけないでしょ!嫌だよ、三日も頭洗ってないような人とくっつきたい人が何処にいるのさ!」
「おい!昨日入ったぞ!」
「ヒョン、黙ってて!僕はもっとくっつきたい人がいるの!毎日ちゃんとお風呂に入ってて、ダジャレも寒くない人!」
「ヒョン泣いちゃうよ?」
「…なら、くっつけば良いだろ…?お前が来て嫌がる人なんていないだろ」
「……それは、ナムジュナも?」
「?、おう」
…何さらっと格好良い事言ってんだよ好きなんですけど!!さっきまでヤキモチ妬かせようと必死になってた僕が馬鹿みたいじゃん。何故か両手で顔を覆ってしまったジンヒョンを横目に、ソファから降りると、ナムジュナの腰にぎゅっと抱きつく。ナムジュナの匂いだ…好きっ!
「…ジンヒョン、これに懲りてちゃんと毎日入りましょうよ」
「入る…絶対入る……」
コメント
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ホソクさん、可愛すぎる( ´,,•ω•,,`)♡ ナムさん、鈍感やなぁ( ̄▽ ̄;) ホソクさん、こりゃあ苦労するわよ( -`ω-)b ジンさん…ドンマイです笑 次回も楽しみにしております! ご自分のペースで頑張ってください(๑•̀ㅂ•́)و✧