テラーノベル
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一日遅れのハロウィン読切!
間に合いませんでした🙇🏻♀️
わちゃわちゃ多めですが、ご覧いただけると嬉しいです_ _))
注意
🩷💛
コメディ(かけ合い)多め
ファンのコメント出てきます
ご本人様には関係❌
誤字脱字あったら🙇🏻♀️
晒し行為ご遠慮ください
🩷side
❤️「はい、ということで!」
舜太の声とともに、配信が始まった。
M!LK「皆さん、こんばんはー!」
【こんばんは!】
【配信ありがとう!!】
5人揃って挨拶をすると、さっそく画面からコメントが流れ始める。
❤️「今日は何の日でしょうか!」
舜太がカメラに向かってそう問いかけた。
💙「はい!ハロウィン!」
🤍「大正解ー!」
❤️「言うん早いよ!笑」
💛「はいはい、ハロウィンですねー」
そんなやり取りに笑いながら、俺は改めてカメラに目を向けた。
今日はハロウィン。
せっかくのイベントということで、俺たちもそれぞれ仮装をして配信に臨んでいる。
💛「そういうことで、今回は普段とはだいぶ違った服装になってますけど」
いつも通り話を回すように仁人がそう切り出すと、自然と話題はそれぞれの着ている衣装へと移っていった。
💙「みんな、衣装すごいね」
❤️「ちょっと気合入ってるよな、今年」
🤍「俺これ、結構お気に入りなんだけど」
メンバーが自分の衣装について話す中、ふと隣に目を向ける。
黒い猫耳に、長めのしっぽ。
今日の仁人は、黒猫の仮装をしている。
本人も相当気に入っているらしい。
さっきから猫耳に触れてみたり、しっぽを揺らしてみたり。
一見、普段通り落ち着いたように見えるが、楽しいですオーラが明らかに滲み出ている。
💛「これ、可愛くない?」
そんな彼を観察していると、いきなりこっちを向いて、そう言いながら猫耳に手を添える仁人。
…いや。
楽しそうなのはいいことだし、ぶっちゃけめちゃくちゃ似合ってるとは思う。
思うけど。
🩷「…うん、笑」
💛「なんで半笑いなの?酷くない?」
🩷「いやいや、マジで似合ってるよ」
💛「じゃあ笑うなよ!」
そりゃ、似合ってるけどさぁ…
色々と言いたいことはあったが、今ここで口にするのも違う気がした。
いや、だって。
こいつ、自分がどんな顔してるか分かってんのかな。
…分かってないんだろうな。
💛「何その顔」
俺がまじまじと彼を見ていると、仁人が眉間にしわを寄せ、怪訝そうな顔を浮かべた。
🩷「顔って?」
💛「え?自覚ないの?お前ニヤついてるよ」
🩷「…」
マジか。
思わず、上がっているであろう口角を隠すように手で口を覆う。
誤魔化すように手元の画面へと目を向けると、コメントが次々と流れていた。
【なんか勇斗くんニヤついてない?w】
【さのじん、何話してるのか気になる!】
【2人だけの世界になってる人たちいるww】
…いや、うるさいな。
別にそんなつもりはなかったんだけど。
すると、
❤️「…なあ、さっきからなに2人で話してんの?」
やはり3人が盛り上がっている中、年上組がぼそぼそと会話していたからか、最年少が呆れと興味を交えたように口を開いた。
🩷「いや、仁人がさ…」
💛「え何を言おうとしてる??どっちかって言うと変なのお前だよ?」
こいつの罪を告げ口しようとすると、すかさず止められてしまった。
てか、”変”ってなんだよ!
変にさせてんのお前だからな!!
💛「不満げな顔すんなよ!」
🩷「だって、仁人が…」
💛「俺なんもしてないって!?」
❤️「…あー、はいはい」
💙「また始まったよ…」
🤍「ほんとよく飽きないね」
何故か生配信で言い合いをしていると、3人から呆れた声が聞こえてきた。
いや、待て。
なんで俺も呆れられないといけないの?
そもそも、こいつがッ…
❤️「あ、それで言うとさぁ」
と、何かを思い出したのか、不意に舜太が声を上げた。
…それってどれ?
❤️「勇ちゃん、配信始まる前から仁ちゃんのことかわいいかわいい言うとったんよ!」
…なんで今それを思い出すんだよ。
確かに言ったけど!!
🤍「ああ、言ってたね。ガチのトーンで」
💙「え、あれ本気で言ってるん?」
ほかの2人も分かったようで、続けて口を開いた。
コメント欄でも、
【なにその話?!】
【説明求む】
【撮影外で言ったんですか???】
と盛り上がっている様子。
当の本人である仁人も、何食わぬ顔で俺を見つめている。
🩷「…本気じゃなかったら言わないでしょ」
皆から視線を向けられるので、ため息交じりにそう返した。
❤️「…いや、そこはちょっと否定するとかあるやん」
🩷「なんで?」
❤️「なんで、って…」
💙「舜太、佐野さんはこういうやつや」
🩷「いや、別に隠すことじゃないし」
🤍「ほら。開き直ったよこの人」
❤️「さのじんのイチャつき暴露したら落ち着くと思ったのに…」
なんだその理由。
ごめんだけど、俺としてはやっと仁人が可愛いって話できるから有難いよ。
ありがと、舜太。
🩷「でもさ、実際可愛くない?」
心の中で謝罪と感謝を述べながら、仁人の肩にぽんと手を置き、皆に同意を求めた。
【めちゃくちゃかわいいです!!】
【佐野さんがファンと同じで有難い】
【てか、今日の仁人くんご機嫌で助かる】
手元の画面に流れているコメントも、仁人を褒めるものばかりだ。
🩷「ほら」
🤍「なんで勇ちゃんが得意気なの?」
仁人の可愛さは俺が一番分かってんだもん。
❤️「仁ちゃんも何も言わんのはなんで?」
…それは確かに。
ずっと無言な仁人にフォーカスがあたり、一斉に彼へ視線を向ける。
💛「いや、まぁ笑」
そんな彼は、いつもなら嫌そうな顔をしたりするのに、今日は本当に気分がいいのか満更でもなさそうな表情を見せた。かわいい。
💛「…てか、太智が興味無さそうにしてるからこの話終わった方がいいよ笑」
そう聞いて太智を見ると、彼は衣装についている装飾品をいじいじしていた。
💙「んぇ?ああ、一応聞いとるよ」
💛「絶対聞いてなかったでしょ笑」
💙「聞いとったって!」
そんな、最近だとよくあるやり取りをひとしきり笑ってから、仁人がふと思い出したように口を開いた。
💛「あ、そうだ」
💛「ハロウィンということで、今回はお菓子も用意してもらってるんだよね」
❤️「そうそう!いっぱいあるよ」
仁人と舜太の言う通り、今日は配信用のスマホの奥にたくさんのお菓子が用意されている。
みんなで自由に食べられるほどの量があるので、各自取っていって良いと事前に言われていた。
💛「各々好きに食べていいんだよね?」
そう確認しながら、仁人がどれにしようかとお菓子を見比べた後、画面奥へ足を運ぶ…
のを、太智が腕で制した。
💙「ちょっと待って、まだ大事なこと言ってないやろ」
💛「え?なに?」
💙「”トリックオアトリート”やん!」
💛「あー笑」
💙「はい、じゃあお菓子食べんならカメラに言ってからな」
そう言いながら太智が画面へと手を向ける。
💛「え、強制?」
💙「そらそやろ」
❤️「頑張れ仁ちゃん!」
🤍「いけ、よっしー」
🩷「可愛くお願いねー」
💛「やだやだ、この流れ!!」
困惑している仁人が可愛いので、俺も流れに便乗しておいた。
すると、嫌々と駄々をこねる黒猫。
素であざといことしてくるくせに、こういうのは苦手なのはズルいと思う。
💙「じゃあ、勇斗!お手本見せたれや!」
…と、渋っている仁人を見かねてか、急に俺へキラーパスが飛んできた。
なんで俺??
まぁいいか、とカメラの前へ近づき、「Trick or Treat♡」と両手を顔に持っていき全力で高い声を出した。
後ろから間髪入れずに”うぇッ…”という声が聞こえてくる。
❤️「28歳男性のそれはきっついなぁ…」
🤍「吐きそう吐きそう」
💙「ちょっとキモイけど良かったよ」
お前ら、酷すぎな?
🩷「ほら、次太智」
💙「え、俺?」
🩷「そうだよ。太智のお手本見せてよ」
💙「いや、さっきの佐野さんのでええやん笑」
そう言いながらも、特に抵抗することなくカメラの前へ出る。
💙「トリックオアトリート!」
🩷「普通だなぁ」
💙「普通でええやろ!!」
❤️「はいはい、次俺ね!」
続いて舜太もカメラの前へ出ると、少し大げさなくらいの身振りをつけて言葉を口にした。
❤️「Trick or Treat!お菓子くれんといたずらするよー!」
🤍「何その付け足し笑」
❤️「ええやん、ハロウィンやし!」
軽く言葉を添えながら、順番にお菓子を手に取っていく。
そして、残るは仁人と柔太朗だけ。
🤍「じゃあ次、俺?」
💛「うん、どうぞ笑」
🤍「Trick or Treat」
💙「淡白すぎん?笑」
🤍「いや、これでいいでしょ笑」
そんなやり取りをしながら、柔太朗もお菓子を手に取る。
…さて。
🩷「はい、ということで。トリは仁人くんですねー」
💛「いや、やっぱり恥ずかしいんだけど笑」
❤️「えー、あと仁ちゃんだけやで!」
💙「ここまで全員やったんやから、もうええやろ笑」
💛「分かったってば!」
そう言いながらも、なかなかカメラの前に出ようとしない仁人。
さっきまであんなに笑っていたくせに、やっぱりこういうのは意外と照れるらしい。
…いや、まあ。
これはこれで、かなりかわいいんだけど。
🤍「…じゃあ、メンバーに向けてならできる?」
と、ずっと様子を見ていた柔太朗がいきなり提案を持ちかける。
メンバーに向けて、ってそれ意味あんの?
❤️「…あ、なるほどな」
💙「よっしゃ、吉田さん。勇斗に言いな」
🩷💛「え?」
なんで俺?
予想外の発言で戸惑いの色が隠しきれない俺と仁人。
しかし、仁人は少し考える素振りを見せた後、
💛「…それなら、まあ」
と、渋々ながらも頷いた。
いや、待て待て。
なんで俺なんだよ。
💙「ほら、佐野さん。言ったらちゃんとお菓子あげんのよ」
🩷「いや、俺よりファンの人達の方が良くない?笑」
❤️「ええやん、せっかくやし!」
そんな周りの声を聞きながら、仁人がこちらへと向き直る。
💛「…Trick or Treat!」
精一杯の元気な声を出して、ほんのりと染まった顔を少しだけ傾ける。
奥のしっぽが微かに揺れた。
…
…
🩷「…うん」
❤️「うん、て笑」
🤍「反応ないのダメだろ笑」
いや、ちょっとあれは…
固まっている俺の手元では
【待って無理かわいい】
【勇斗くん完全にやられてるww】
【佐野さん、自分で”可愛くお願いして”って言ったんじゃんw】
【供給過多ですありがとうございます】
とファンが暴れに暴れまくっていた。
当の本人は周りのことは気にせず、反応がない俺の顔を覗き込んでくる。
きょとんとした顔をしながら、
💛「お菓子ちょうだい…?」
なんて言葉を添えて。
🩷「…っ、お前さぁ」
🩷「そういうのどこで覚えてくんの?」
💛「いや、普通に言っただけなんだけど?!」
🩷「はぁ…」
ため息をつきながら、テーブルに置かれたお菓子の中からいくつか手に取る。
🩷「はい」
💛「え、ありがとう」
差し出したお菓子を素直に受け取る仁人。
…が、もらったお菓子を見下ろした彼は、ふっと笑いを零す。
💛「多くない?笑」
🩷「いいじゃん、食べなよ」
💛「そんなに食べないって笑」
そんな俺たちのやり取りに、とうとう3人が白い目を向けてくる。
❤️「めっちゃ甘やかすやん」
🤍「さっきからよっしーに甘いよ」
💙「そろそろこの流れ終わってええか?」
…仕掛けてきたくせに、呆れんなよ。
そんなこんなで、ハロウィン配信は無事に終了した。
…のだが。
後日、SNSにはあの日の配信を切り抜いた動画がいくつも投稿されていた。
特に話題になっていたのは、仁人に向かってかわいいと言い切った場面と、仁人に「Trick or Treat」と言われたときの俺の反応。
どうやら、思っていた以上にわかりやすかったらしい。
…まあ、別に隠すつもりもないんだけど。
終わりです!
付き合ってるか否かが曖昧になったので、好きに解釈していただければと思います。
遅れてしまった上に、甘々要素少なめで申し訳ないです(. .`)
YJゲーミングの冒頭にて💛さんがハロウィンに対して無関心(冷笑?)気味ということが判明し、投稿しようか迷ったんですけど、どうしても投稿したいという欲が勝ったので載せます(˙˙;)
【体育祭は秘密厳守】も、長らくお待たせしてしまっていて申し訳ないです🙇🏻♀️
少しずつでも執筆を進めて、はやく続きを投稿できるよう頑張ります。
気長にお待ちいただけると幸いです(_ _*))
では
👋
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